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魅力を引き出す!お酒のホームページ成功事例10選

クラフトビールや焼酎、ワインなど、個性豊かなお酒が次々に登場するなかで、
消費者に選ばれるブランドになるためには「商品の魅力をどう伝えるか」が重要です。
特に、商品へのこだわりや造り手の想いが強いお酒ほど、ホームページはその世界観を伝えるための大切なツールになります。ただし、見栄えの良さだけでなく、ユーザーが「買いたくなる」「知りたくなる」導線設計や情報設計も欠かせません。
この記事では、商品の魅力を引き出し、ブランド価値を高めることに成功している優れたお酒のホームページ10選をご紹介します。これからホームページ制作やリニューアルを検討されている方に向けて、成功事例をもとに、成果につながるサイトづくりのヒントもあわせて解説しています。
なぜ「お酒のホームページ」は重要なのか?
お酒は“味わってもらわなければ伝わらない”商品です。しかし、ECサイトでの販売など、試飲してもらう機会が限られている現代においては、「買う前にどれだけ惹きつけられるか」が購入判断における重要な鍵となっています。
▼ ホームページの役割は、3つあります。
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ブランドの世界観を伝える場
→ ストーリーやこだわりを丁寧に発信し、ファンを育てる -
販売・問い合わせへと導く導線設計
→ ECサイト、店舗案内、資料請求、BtoB取引など、ゴールへつなぐ -
信頼感を醸成する“顔”としての機能
→ 取引先やメディア、海外顧客に向けての印象付け
つまり、ホームページは「会社案内」や「商品一覧」だけでは不十分です。
ブランディング × UX(ユーザー体験)を掛け合わせることで、商品やブランド価値を向上させ、消費者へ購入を促すことが可能になります。
お酒のホームページを成功に導くための3つのポイント
それでは実際にお酒の魅力を引き出し、ブランド価値を高めるホームページを作成するにはどうしたらよいのでしょうか?ここではお酒のホームページを成功させるために、気を付けたい3つのポイントをご紹介します。
1. 【視覚 × 情報設計】ビジュアルだけで満足させない
お酒のホームページにおいて写真やデザインの美しさはもちろん大切ですが、それだけでは購入につなげることはできません。
ブランドの背景、商品特徴、職人の声、こだわりの製法など、「読むコンテンツ」を充実させることでユーザーの興味を深め、商品の魅力を余すことなく伝えることができます。
→ 写真+コピーライティング+構成で“伝わる”サイトに
2. 【スマホ対応・SNS導線】ユーザーの行動を想定する
現代においてホームページへの訪問の大半を占めるのはスマートフォン等のモバイル端末からのアクセスです。また、SNSからの流入も増えているため、SNS導線やスマホでの見やすさを意識したUI/UXが必須です。
→Instagram連携、LINE登録、YouTube動画埋め込みなども効果的
3. 【目的を明確に】販路とゴールを設計する
誰に何を伝え、どこへ導くか?を明確にして設計することが、成果を出すサイトに不可欠です。
例えば、以下のような導線設計が求められます:
・BtoC → オンラインストアや購入ページへ
・BtoB → 問い合わせフォーム、資料請求へ
・観光 → 蔵見学予約、アクセス案内へ →「おしゃれだけど何もできないサイト」にならないように気を付けましょう
お酒のホームページ成功事例10選
1.しまなみブルワリー
引用元:しまなみブルワリー
しまなみブルワリーは、広島県尾道市に位置するクラフトビール醸造所です。サイトでは、地元産の原材料を使用したビールの紹介や、醸造過程、さらには地域とのつながりを強調しています。瀬戸内海を思わせる爽やかかつ、シンプルで親しみやすいデザインが特徴で、訪問者が地域の魅力とともにビールの情報を得られる構成になっています。
2.よなよなエール(ヤッホーブルーイング)
引用元:よなよなの里
軽井沢のクラフトビール醸造所ヤッホーブルーイングによる、クラフトビール「よなよなエール」のブランドサイトは、クラフトビールの魅力を伝えるために、ポップで明るいデザインを採用しています。ビールの特徴や製造背景、楽しみ方などを豊富なコンテンツで紹介し、ビール愛好家だけでなく初心者にも親しみやすい構成となっています。
3.ビオマニア(ぐるなび)
引用元:ビオマニア
ぐるなびが提供する輸入オーガニックワイン特化した「ビオマニア」の情報サイトです。健康志向のユーザーに向けて、ビオ(オーガニック)に関する知識や店舗情報を提供しています。ワイン関係のホームページは高級感を重視した重厚なデザインのものが多いですが、こちらのホームページはオーガニックという自然派なイメージを活かし、親しみやすい印象になっています。
4.MARTINI
引用元:MARTINI
マルティーニの日本公式サイトは、イタリアのスパークリングワインやベルモットのブランドを紹介しています。エレガントでスタイリッシュなデザインが特徴で、製品情報や商品に合うレシピの紹介など、お酒と合わせて楽しめるコンテンツも充実しています。
5.BOMBAY SAPPHIRE
引用元:BOMBAY SAPPHIRE
ボンベイ・サファイアの公式サイトは、特徴的な青いボトルが目を惹く商品画像をサイトトップに用い、プレミアムジンのブランドイメージを反映した洗練されたデザインとなっています。製品の特徴やカクテルレシピ、ブランドストーリーなどをアニメーションなどを有効活用することで視覚的に魅力的に紹介し、ユーザーエンゲージメントを高めています。
6.ROYAL BRACKLA
引用元:ROYAL BRACKLA
ロイヤルブラックラの日本公式サイトは、落ち着いた色使いや小さめの明朝体が用いられており、スコッチウイスキーの伝統と格式を前面に押し出したデザインです。ブランドの歴史や製品ラインナップ、テイスティングノートなどを詳細に紹介しすることで、ブランドの価値が存分にアピールされています。
7.NIKKA FRONTIER
引用元:NIKKA FRONTIER
ニッカウイスキーのフロンティアシリーズを紹介するサイトで、革新的なブレンドや新しい試みを強調しています。ボトルネック部分の美しいロゴが強調されつつ、ダイナミックさを感じさせる商品画像が目を惹きます。シンプルでモダンなデザインが特徴で、製品の特徴や開発背景を分かりやすく伝えています。
8.隠し蔵(浜田酒造)
引用元:隠し蔵
隠し蔵ブランドのサイトは、伝統的な焼酎造りの技術やこだわりを紹介しています。サイトトップにムービーが用いられている点や和風で落ち着いたデザインが特徴で、製品情報や蔵元の歴史、焼酎の楽しみ方などが丁寧に解説されており、ブランド価値や商品へのこだわりが強くアピールされています。
9.果実仕立ての梅酒カクテル(サッポロビール)
引用元:果実仕立ての梅酒カクテル
サッポロビールが提供する梅酒カクテル「ウメカク」の公式サイトです。カラフルで親しみやすいイラストを多用したデザインが特徴で、製品ラインナップやアレンジレシピ、楽しみ方などを提案しています。また、オススメの飲み方診断など、ターゲット層の若年女性層に寄り添ったコンテンツも用意されています。
10.サントリー梅酒
引用元:サントリー梅酒
サントリーの梅酒ブランドサイトで、山崎蒸溜所で貯蔵された梅酒の特徴や製法を紹介しています。高品質で上品なデザインが特徴で、製品情報やブランドムービー、楽しみ方などを提供し、プレミアム感を演出しています。サイトトップにCTAボタンが設けられていることでオンラインショップへの導線もきちんと確保されています。
まとめ|お酒のホームページ制作ならドコドアへ!
お酒は、味だけでなく背景・ストーリー・想いを含めた“体験型の商品”です。
だからこそ、ホームページは単なる販促ツールではなく、「ブランドを語るメディア」であり「体験の入り口」なのです。今回ご紹介したポイントや成功事例を参考にすることで、商品の魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。
しかし、お酒のホームページ制作に大切なことは分かったものの、実際にホームページを作るにはまだまだ不安という方も多いのではないでしょうか?
そんな際には、ぜひ我々ドコドアにお任せください!当社ドコドアは会社設立以来、不動産業界を含む1,600社以上のホームページを制作してきました。その経験から得たWebマーケティングの知識やSEO対策のノウハウを活用して、お客様の目的に合わせた提案をいたします。
見た目が美しいのはもちろん、ユーザーに正しく伝わるデザイン・導線で魅力的なホームページを作りましょう。不動産業界のホームページ制作を検討されている方は、ぜひドコドアまでご相談ください。
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