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ブランディングとは?マーケティングとの違いは?|5つのブランディングの種類を徹底解説!

blanding marketing

企業が成功するためには、優れた製品やサービスを提供するだけでなく、それを効果的に消費者に伝えることが必要不可欠です。

そのために重要なのが「ブランディング」と「マーケティング」です。この記事をご覧になっている方も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、実際にその意味や違いを理解している人は少数です。

そこで本記事ではブランディングとマーケティングの違い、ブランディングの種類について詳しく解説しています。

ブランディング・マーケティングについて理解を深めるとともに、皆様のお役に立てれば幸いです。

ブランディングとは?

ブランディングとは、一般に「企業や製品が持つ価値を明確にし、その価値を消費者に強く印象付けるための企業活動」、「生活者・消費者を中心に考えて行う販促戦略」のことです。

具体的には、企業のミッション、ビジョン、価値観を消費者に伝え、企業の価値、言い換えれば「消費者がその企業を選ぶ理由」を示すことで他の企業や製品との差別化を図ることです。

ブランディングは消費者に対して企業や製品の独自性を認識させ、長期にわたって信頼を築くことを目的としています。

マーケティングとは?

マーケティングとは、一般に「企業が提供する商品やサービスを大量かつ効果的に売れるように行う企業活動」、「企業側が商品を中心に考え、商品を売るために行う戦略」のことです。

具体的には、市場調査、製品開発、プロモーション、販売促進、顧客関係管理など、消費者のニーズを満たし、売上を伸ばすための戦略と手法のことです。

マーケティングの目的は消費者の購買意欲を喚起し、売上を最大化することです。

マーケティングの手法としてはSNS広告やSEO対策、MEO対策、MAツール、オウンドメディアの運営などがあります。

ブランディングとマーケティングの違い

ブランディングとマーケティングは密接に関連していますが、その目的とアプローチには明確な違いがあります。

目的の違い: ブランディングは企業やサービスの中にある 潜在的な価値やアイデンティティを構築し、長期的な信頼関係を築くことを目的としています。一方、マーケティングは商品やサービスの売上を伸ばし、短期的・中長期的な成果を追求します。

アプローチの違い: ブランディングは感情的なつながりや認識を重視し、企業の哲学や文化を消費者に伝えることに重点を置きます。マーケティングはターゲット市場のニーズを分析し、講じた施策を通して消費者に実際に購入してもらうことに焦点を当てます。

ブランディングの種類

ブランディングにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる目的と手法があります。以下では、5つの各ブランディング項目に分けて解説していきます

  • コーポレートブランディング

  • プロダクトブランディング

  • インナーブランディング

  • アウターブランディング

  • 採用ブランディング

1. コーポレートブランディング

コーポレートブランディングは、企業全体のブランドイメージを確立し、ステークホルダー(顧客、社員、株主、社会)に対して一貫したメッセージを発信することを目的としています。

目的:企業の信頼性や企業イメージを高め、他社と差別化すること。

手法:ミッション、ビジョン、価値観を明確にし、企業の文化や哲学を強調する。社内外で一貫したコミュニケーションを行う。

2. プロダクトブランディング

プロダクトブランディングは、特定の製品やサービスに対して独自のブランドイメージを構築し、その価値を消費者にアピールすることを目的としています。

目的:製品やサービスの認知度を高め、差別化を図り、消費者の購買意欲を喚起すること。

手法:製品の特徴、利点、品質を強調し、消費者に対するプロモーション活動を行う。広告、パッケージデザイン、販売促進キャンペーンなどを活用する。

3. インナーブランディング

インナーブランディングは、企業内部においてブランド価値や企業理念を従業員に浸透させることを目的としています。

目的:従業員のモチベーション向上、企業文化の強化、ブランドロイヤルティの向上。

手法:経営陣からのメッセージ伝達、従業員参加型ワークショップ、社内コミュニケーションの強化、教育・研修プログラム、成功事例の共有など。

4. アウターブランディング

アウターブランディングは、企業の外部に対してブランド価値を伝え、消費者や社会全体に企業や製品の魅力をアピールすることを目的としています。

目的:ブランド認知度の向上、顧客ロイヤルティの強化、市場シェアの拡大。

手法:広告キャンペーン、PR活動、SNSを活用したコミュニケーション、イベントやキャンペーンの実施、メディア露出など。

5. 採用ブランディング

採用ブランディングは、企業の魅力を求職者にアピールし、優秀な人材を採用するための活動を指します。

目的:求職者に対して企業の魅力を伝え、採用活動を成功させる。企業文化や働きがいを強調し、適切な人材を引き付ける。

手法:採用専用ホームページの構築、SNSでの情報発信、インターンシッププログラム、採用イベントやセミナー、従業員の声や成功事例の共有など。

ブランディングの成功例5選

ここでは実際のブランディングの成功例を具体的な企業を通じてご紹介します。ここでは、無印良品、Nike、スターバックス、星野リゾート、サイバーエージェントの5社を例に挙げ、それぞれの成功要因を分析します。

無印良品:コーポレートブランディング

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シンプルで機能的な製品を提供し、国内外で広く愛されるブランドを確立している無印良品。

成功の要因は以下の点が考えられます。

  • シンプルで統一感のあるデザイン:製品から店舗デザイン、広告に至るまで、シンプルで統一感のあるデザインを徹底。
  • 環境への配慮:エコフレンドリーな素材や製品設計を重視し、サステナビリティを強調。
  • 一貫したブランドメッセージ:「これでいい」ではなく「これがいい」を追求する姿勢を貫く。

コーポレートブランディングの結果、無印良品はシンプルで高品質なライフスタイルを提案し、多くの消費者に支持されています。

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Nike:プロダクトブランディング

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Nikeはスポーツ用品業界で圧倒的なブランド力を誇り、アスリート精神を象徴するブランドとして知られています。

成功の要因は以下の点が考えられます。

  • 「Just Do It」キャンペーン:Nikeのスローガンは、挑戦と達成の精神を喚起し、広く共感を得ました。
  • アスリートとの協力:有名アスリートとのスポンサー契約により、ブランドの信頼性と認知度を向上。
  • 革新とテクノロジー:常に新しい技術を取り入れた製品開発が、顧客にとっての魅力を維持しています。

プロダクトブランディングの結果、Nikeはグローバルな市場で圧倒的なシェアを持ち、スポーツウェアとシューズの分野でのリーダーシップを確立しました。

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スターバックス:インナーブランディング

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スターバックスは、コーヒーショップ業界で従業員を「パートナー」として扱い、彼らのエンゲージメントを高めることで成功を収めました。

成功の要因は以下の点が考えられます。

  • 従業員の教育と研修:すべての従業員に対して徹底したトレーニングを実施し、ブランド価値の理解を深めます。
  • 企業文化の共有:スターバックスのミッションや価値観を従業員と共有し、一体感を醸成。
  • 従業員のモチベーション向上:健康保険やストックオプションなど、充実した福利厚生を提供。

インナーブランディングの結果、スターバックスは従業員がブランドアンバサダーとして活躍し、顧客に対するサービスの質を高めることに成功しました。

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星野リゾート:アウターブランディング

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星野リゾートは、日本国内外で高級リゾート施設を展開し、独自のブランド価値を確立しています。

成功の要因は以下の点が考えられます。

  • 地域特性を活かした施設運営:各施設の立地や地域文化を反映したデザインとサービスを提供。
  • 高いサービス品質:ホスピタリティの高さを追求し、顧客満足度を常に向上。
  • 効果的なプロモーション:メディア露出やSNSを活用したブランディング活動。

アウターブランディングの結果、星野リゾートは高品質なリゾート体験を提供し、国内外の旅行者から高い評価を受けています。

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サイバーエージェント:採用ブランディング

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サイバーエージェントは、若手の人材を積極的に採用し、急成長を遂げているIT企業です。

成功の要因は以下の点を発信したことと考えられます。

  • 若手重視の企業文化の発信:若手社員が早い段階から責任あるポジションに就ける仕組み。
  • 充実した研修プログラムの発信:新入社員向けの徹底した研修とキャリアサポート。
  • 積極的な採用活動:大学との連携やインターンシッププログラムの充実。

採用ブランディングの結果、サイバーエージェントは優秀な若手人材を多数採用し、革新的なサービスを次々と展開する企業として成長を続けています。

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これらの成功例から分かるように、ブランディングは企業の成長と成功において極めて重要な要素です。企業のミッションや価値観を明確にし、内外に対して一貫したメッセージを発信することで、強力なブランドを築くことができます。

まとめ|ブランディング・マーケティング支援はドコドアへ

いかがでしたか?本記事でブランディングとマーケティングについて・ブランディングの種類について解説しました。

企業の価値を高める上で欠かすことのできないブランディング。効果的なブランディングを行うためには、ブランディングに精通したパートナーの協力が必要不可欠です。

私たちドコドアは、これまでに1,600社以上のホームページ制作やコンサルティングを請け負ってきた総合デジタルマーケティングカンパニーです。SEO対策やアプリ開発をはじめ、MEO対策、Web広告の運用代行まで幅広いマーケティングの知識と経験を生かして、数多くのお客様の課題を解決してきました。

ぜひお気軽にご相談ください。お客様の課題に合ったプランを提案させていただきます。

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