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越境ECサイト制作|参考にしたい越境ECサイト10選

越境ECとは国外の海外消費者に向けて運営されているECサイトのことを指します。さまざまな企業が越境ECを構築し、海外に商圏を拡大する中、越境ECの展開を検討している企業も多いはず。

こちらの記事では、越境ECの参考にしたいお手本のようなECサイトを厳選。取り入れたいポイントも同時にご紹介しています。

ぜひお役立てください。

参考にしたい越境ECサイト10選

さっそく参考にしたい越境ECサイトをご紹介します。本記事で紹介している越境ECサイトは以下の通りです。

  • 多慶屋
  • Fake Food Japan
  • kakimori
  • ユニクロ
  • BENTO&CO
  • Tokyo Otaku Mode
  • 北海道お土産探検隊
  • CD Japan
  • ヤーマン
  • L&Co. JEWELS JAPAN

多慶屋

takeya

引用元:多慶屋

多慶屋は食品や日用雑貨、化粧品などの生活必需品をはじめ、家電製品やペット用品など幅広い商品を扱う総合ディスカウントストアです。リフォームなども手がけており、多慶屋の取り扱い領域は常に拡大中です。

越境ECサイトは、日本の店舗に来店した海外顧客からリピート購入してもらえるようにスタート。この際、一から自社構築するのではなく、代理購入サービスのBuyeeと連携して越境向けECサイトを構築し、初期費用を抑えています。

また、越境ECサイト運用の大きなハードルである決済についてもBuyeeと連携することで解決。PayPalや独自のクレジットカードでの決済が可能になっており、より多くの海外顧客が利用可能です。

Fake Food Japan

fakefood

引用元:Fake Food Japan

日本以外ではあまり見られない食品サンプル。伝統的な産業でもある食品サンプルを海外にも普及させるためにFake Food Japanはスタートしました。

手作りにこだわった高品質な食品サンプルは来日した観光客の方々の定番のお土産となりつつあります。ホームページからはオーダーメイドの注文が可能であり、世界の多種多様な食文化に対応しています。元々の事業を世界仕様にチューニングし、オリジナル商品を作ることができる点が海外ユーザーに人気です。

Kakimori

kakimori

引用元:kakimori

文具ファンの間ではとても有名なkakimori。EC展開を始める前から海外ファンも多く、より多くの海外ファンの声に応えるためにECサイトが開設されました。実店舗1店とECサイトのみの運営体制と雰囲気あるホームページが相まってブランド価値を高めています。

kakimoriはInstagramを利用したSNSマーケティングに力を入れており、海外に向けてのPR活動も積極的に行っています。また、定期的に更新されるコラム記事もすべて英訳され日本だけでなく海外ファンにも届くように掲載されています。

ホームページに訪れるユーザーをファン化させるために有効なコラム更新を日本語と英語両方で行っている点もkakimoriファンの多さにつながっています。

ユニクロ

UNIQLO

引用元:ユニクロ

日本の代表的なアパレルブランドであるユニクロは越境EC事業にも力を入れています。

ホームページの多言語対応はもちろん、世界のさまざまなコンテンツとコラボレーションしているUTシリーズも海外で人気があります。中でも日本で人気のアニメ・マンガ作品とコラボレーションしたUTも外国語版を販売。海外からの「推し活」需要に答えています。

越境ECサイトは現地に合わせた価格表記でユーザーにわかりやすくなるよう工夫されています。また、自社でECサイトを構築している点を生かし、独自のチャットサポートを導入するなど、自社サイトの強みを最大限活かした運用を行っています。

BENTO&CO

BENTO

引用元:BENTO&CO

BENTO&COは弁当箱や「お弁当」に関連する商品を販売している越境ECサイトです。リーマンショック後の世界的に不景気な時期にECサイトをスタートさせ事業を成功させています。

フランス人オーナー視点から魅力的な商品がピックアップされ海外人気の高い商品の数々。商品の魅力だけではなく、BENTO&COがこれまでに行ってきた活動も人気につながっています。その1つは今でも更新され続けているブログの数々。数年間の間高頻度でブログが更新され続けています。

もう1つは国際Bentoコンテストの存在です。国内外からお弁当写真を募集し、コンテストを開催。ページを訪れたユーザーも投票可能なシステムで、ユーザーを巻き込んでお弁当文化を海外に発信し続けている活動もECサイトの成功につながっています。

Tokyo Otaku Mode

TOM

引用元:Tokyo Otaku Mode

日本国内のポップカルチャーを海外に発信し「世界を1ミリ変える」をミッションに掲げるTokyo Otaku Mode。日本アニメ・マンガのフィギュアやグッズなどを海外ファン向けに販売しています。

越境ECサイトのみではなく、facebookでの情報発信も活発に行っています。ECサイトでもアニメ・マンガ原作の舞台情報など「推し活」をサポートする情報を発信。海外の方にとってECサイトだけでなく、情報サイトとしての働きも持つECサイトを運営しています。

海外ユーザーの「グッズを買う場所がない」というニーズをいち早く発見し環境を整えたTokyo Otaku Mode。その後のECサイト運営の方法もお手本にしたい取り組みと言えるでしょう。

北海道お土産探検隊

Hokkaido

引用元:北海道お土産探検隊

山ト小笠原商店が運営する越境ECサイトである北海道お土産探検隊。白い恋人や六花亭、ロイズなど定番のお土産品を販売し、海外での人気を獲得しています。

当サイトの運営にあたり、当初は外国語担当者がいない状況であったという点は注目すべきポイントです。翻訳機能を上手に利用し、海外ユーザーとの取引を継続的に行いました。

楽天市場で越境ECを展開するだけではなく、中国大手ECサイトである天猫国際とも提携し、幅広い海外のユーザーにアプローチ。売り上げを伸ばしつづけています。

CD Japan

CDjapan

引用元:CD Japan

2003年から20年以上EC事業を展開しているCD Japan。J-popCDやフィギュア、おもちゃ、ゲームなどポップカルチャー関連の商品を取り扱っています。

CD Japan内でお買い物をするとポイントが付与され次の購入時に利用できるほか、お誕生日特典やポスター、写真、マウスパッドなどCD Japanで購入した時限定の特典が充実しています。

「特典がいいからCD Japanで買おう」というように消費者に自社ECサイトでの購入を動機づけすることができ、自社の売上や更なるファン獲得につながります。

ヤーマン

YAMAN

引用元:ヤーマン

フェイスケアやヘアケアをはじめとした美容家電を販売しているヤーマン。

中国のECモールである天猫国際が開催する「独身の日」セールにおいて5年連続で美容家電販売シェア1位を獲得。1日で1億元以上、日本円にして約20億円以上(2024年6月の為替レートで計算)を売り上げた実績を持ちます。

また、中国内の美容に興味のあるユーザーに向けてライブコマースを配信。商品の魅力をリアルタイムで伝え、購買意欲を沸かせました。

越境ECサイトの成功にはPR活動の他にも、海外の現地ならではの商機を見出し上手に利用することが大切ということがわかる事例です。

L&Co. JEWELS JAPAN

L&co

引用元:L&Co. JEWELS JAPAN

L&Co. JEWELS JAPANは、戦国武将をモチーフにしたアクセサリーを販売する越境ECサイトです。「風林火山」や家紋、旗印などにインスパイアされたアクセサリーは身につけるだけで日本を感じられると海外ユーザーに人気です。

越境ECサイトを利用する際にやはり気になるのは価格表示。L&Co. JEWELS JAPANのECサイトでは、100種近くの通貨から価格表示をユーザーが選ぶことができます。

また、外国人観光客の観光需要も見越して、ECサイトに工房見学情報も掲載。ECサイトのオンライン上だけではなく、ECサイトを通して工房というオフライン環境への導線も完備。O2Oマーケティングも意識されたECサイトです。

越境ECを成功させるための3つのポイント

事例をご紹介したところで、越境ECを成功させるために必要なポイントについてもご紹介します。

多言語に対応し、ユーザビリティを高める

当然ですが、海外ユーザー向けにECサイトを制作したところで日本語表記であれば、そのECサイトを利用する外国人の方はほぼゼロと言っても過言ではないでしょう。

国や地域それぞれで広く使われている言語にECサイトも対応することが必要です。この際、可能な限り現地のパートナーや外国語に精通している人材と連携することが大切になります。

というのも、Google翻訳やDeepL翻訳など高精度な翻訳ツールが登場してきている今日においても、現地の細かいニュアンスに完璧に対応している翻訳ツールは存在しないためです。思わぬニュアンスの違いでトラブルが発生しうるため、外国語に精通している人材の協力を得ることが重要になります。

海外のニーズ・インサイトを調査する

越境ECで外国に向けて商品を販売する際には事前に海外のニーズを調査することが大切です。日本製の商品や、日本文化を取り入れた商品が海外で人気があることは間違いありませんが、日本の商品だからといって手放しで売れるほど越境ECは甘いものではありません。

商品情報を翻訳する場合でも、多くのニーズがあると見込める地域の言語に翻訳する、広告戦略を練る場合でも売れる見込みのある地域で刺さる広告を出稿するなど、事前の調査が重要になります。

ユーザーが使いやすい決済方法を導入する

日本に向けて出品している越境ECサイトの決済方法が日本と馴染みのないものだった場合に果たして消費者は購買に至るでしょうか。ユーザーが普段利用している決済方法で商品を購入できることは取引に対する安心感につながります。

クレジットカードのみの対応では不十分な場合も多く、銀行振込や代引きなど越境ECを展開しようと検討している地域に合わせた決済方法の導入が必要不可欠です。

▼下の記事でも越境ECの基礎知識についてご紹介していますのでお役立てください。▼

越境ECについて解説!|基礎知識からメリット・デメリットまでご紹介

まとめ

今回は、越境ECサイトの参考にしたい事例を10個ご紹介しました。

越境ECサイトを制作・運用する場合には、海外ユーザーのニーズを精査し、ニーズに合わせたデザイン・コンテンツを掲載することが重要です。

しかし、成果を上げられるをECサイトを作るためには、ユーザーを理解した設計と正しい分析・運用が不可欠です。そのため、ECサイトの制作を依頼する場合は、Webマーケティングに精通している会社をパートナーに選びましょう。

ドコドアでは、これまでに全国1,600社以上のホームページを制作してきました。その経験から得たWebマーケティングの知識やSEO対策のノウハウを活用して、課題解決に向けた提案をいたします。まずは、お気軽にご相談ください。

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