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4月8日全体会議「社内や社外の”歴史”から学び、成長を」
4月8日(月)に今週の全体会議が開催されました。セールスプロモーションや経営企画室からの連絡、小話のコーナー、代表の本間による講話という内容でした。
今週の小話「知識共有とプレゼン練習の場」
今週の小話では担当の3人によって読んだ書籍の紹介が行われました。3人それぞれの立場で書籍を読んで学んだことや、業務に活かせることがわかりやすく説明され、他の社員は興味を持って聞いていました。今週紹介された書籍は下記の3冊です。
- 『口ベタでも、人を動かす うまい質問』(神岡真司、2017)
- 『EQ こころの鍛え方 〜行動を変え、成果を生み出す66の法則〜』(高山直、2003)
- 『やってはいけないデザイン』(平本久美子、2016)
「口ベタな人ほど、質問型の会話が武器になる」
経営企画室の塩手が今回紹介した本は『口ベタでも、人を動かす うまい質問』(神岡真司、2017)。口ベタで相手とのコミュニケーションがうまくできない悩みを質問を上手に活用して解決する、そのための方法が発表されました。
ポイントは質問する時に下記の3つのメソッドを使うこと。
- 誰にどんな質問をするのか、目的を明確にする
- 相手が答えやすい質問をする
- 適切なタイミングを見計らって質問する
「仕事においてはIQよりEQが重要」
続いては『EQ こころの鍛え方 〜行動を変え、成果を生み出す66の法則〜』(高山直、2003)で学んだ知識が発表されました。「EQ」とは「こころの知能指数」とも呼ばれ、「自分や他者の感情を把握し、その感情に応じて適切な行動を行う能力」です。
印象に残った点として、以下の2つが説明されました。
- 仕事においてはIQよりEQが重要
- IQは先天的なものである程度決まっているが、EQは鍛えられる
「やってはいけないデザイン」を知って、脱デザイン初心者を目指す
デザイナーの芳賀からは『やってはいけないデザイン』(平本久美子、2016)が紹介されました。新入社員の指導でより具体的に改善点を伝えられるようになる狙いがあったそうです。
内容としては原稿やレイアウトなど、対象別にやってはいけないデザインと改善例が掲載されていて、おすすめのポイントとして下記の5点を挙げ説明がされました。
- 写真が多く、良いデザイン、悪いデザインの差が、一目で分かるので参考になる
- 「この部分を直したらぐっとよくなる」というものを目に見えるようにしてくれているので肚に落ちる
- 「かっこよく作れない」「素人くさい」という悩みを解決してくれる
- テキストの処理や効果的なキャッチコピーの書き方なども紹介されている
- デザイナーが日頃守っているルールやテクニックが一つひとつ載っている
"愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ"
代表の本間による講話では、4月5日に開催された入社式の企画運営についての話がありました。通常は新卒社員がディレクションを行うのですが、今年は本間自らが幹事を務めました。さらに1時間以内という時間制限をかけて企画を立てるという、時間が少ない中でどのように準備を終えたのかが説明されました。
また講話では初代ドイツ帝国宰相オットー・フォン・ビスマルクの言葉を引用し、社内だけでなく、社外のあらゆる「歴史」からも学んで成長しようと社員に伝えました。
愚か者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ
また「失敗から学ぶことは一見正しいようだけど、その失敗すらする必要はない。成功から学ぶことも一見正しいが、根拠のない成功に甘んじてはいけない。」とも社員に伝えられ、今週の全体会議は終了しました。
小さな積み重ねで社員全員のレベルアップを図る
「愚か者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉が講話にて引用されました。人間は何度も過ちを繰り返しますが、既に他人が同じような失敗をしているのに自分も同じ失敗をする必要はありません。
今回のデザイナーの芳賀による小話ではまさに「歴史」として、デザインでやってはいけないことが社員に伝えられました。ドコドアではこうした小さな積み重ねによって社員全体のレベルアップを図っています。
全社員が成長を続けながら、今週も業務に取り組んで参ります!