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7月22日全体会議「効率よく良質なものを作るために」

今週の全体会議の模様です。全体会議は個人やチームで抱えている情報や学んだことを共有します。

小話「プレゼン資料をデザインしよう」

今週の小話です。

『プレゼン資料のデザイン図鑑』(前田鎌利、2019)

デザイナーの芳賀が紹介した書籍は『プレゼン資料のデザイン図鑑』(前田鎌利、2019)。プレゼン資料を制作する機会が多く、よりわかりやすいものを制作するために読んだ本です。
書籍の特徴として取り上げられたのが、見開きによるBeforeとAfterでの掲載です。プレゼン資料を作成する上で、どのようなものがわかりやすいのか、比較解説がひと目で理解できるため、実際の作成時に活かしやすくなっています。その他ポイントとして下記3点を挙げていました。

  1. WEBや紙ではあまり参考例のない、様々なグラフの見せ方を学べる
  2. WEBや紙デザインとは異なるデザインの作り方について確証を得られる
  3. 横長サイズの本なので、ページを開いたままPC操作ができる

『SNSでシェアされるコンテンツの作り方』(清水将之、2018)

続いてコーダーの原田が発表した書籍は『SNSでシェアされるコンテンツの作り方』(清水将之、2018)。最近ブログを書く機会が増え、SNSでシェアされるためにはどうすれば良いのかと思い手にとった一冊です。
書籍内容からは「コンテンツに客観性をもたせる」ことについて説明がありました。ターゲットに向けた記事になっているのか、ターゲットとの温度差はないか、ターゲットが知りたい情報を載せているか、これらを検討しなければシェアされないと説明。まとめとして自分本位のコンテンツにしないために、下記3つの注意点をあげました。

  1. ターゲットを精査する
  2. ユーザーに目線を合わせる
  3. 客観的なチェックを経ること

『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー』(山本琢磨、2017)

デザイナーの三浦が発表した書籍は『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー』(山本琢磨、2017)。より少ない文章で効果的なコピーを作れないかと思い手にとった一冊です。
マイクロコピーとは、ボタンやフォーム、確認メッセージ、ログイン画面などにある一文のこと。コピーライティングとUI、UXに半分ずつ関連があるもので、「コストをかけず最短で成果を出せる」のがウリだと説明しました。その他、紹介した書籍のおすすめポイントは下記の3つ。

  1. 長期的に使えるノウハウが多く掲載されている
  2. 優れたマイクロコピーの事例を抜粋&解説されている
  3. 事例を見て、すぐに実践することができる

講話「0から1を生み出すのではなく、効率を考えながら良いものを作ろう」

今週の講話で本間は、先日富山で行われた「第一回みらいまちLABO」の講演について話しました。

革新者(イノベーター)とは

「第一回みらいまちLabo」では齊藤 義明さんをゲストスピーカーとして迎え、「100人の革新者プロジェクト」から見る、革新者に共通するイノベーションのキラースキルについて講演がありました。その内容に触れつつ、まずは革新者とはどんな人なのかについて話しました。

「新潟県の革新者として挙げられるのはスノーピークの山井社長。スノーピークはキャンプ用品の会社だけど、キャンプ用品に付加価値をつけることによって、グランピングという新しいキャンプの楽しみ方を作った会社です。室内でキャンプ用のテントを張り、キャンプ用の椅子やテーブルで仕事を行う文化を作った会社でもあります。」

「なぜこの話をしたのかというと、何もないところから新しいものを作ることはとても難しいことだと理解してもらうためです。スノーピークでも、極端に言えばキャンプ用品に高級品というブランド価値を与えたりという発想をしただけ。要するに、革新者と呼ばれる方々も0から1を創造したわけではありません。既にあるものを発想を変えて、もしくは組み合わせて新しいものを生み出した人、それが革新者です。

0から1を創造することは、これまでの文明でも数少ないこと

「文化と文明の話をします。昔は手で水をすくって飲んでいましたが、コップを開発した人がいました。その人は文明を生み出した人、コップに模様を描き始めた人は文化を作った人と言えます。これは千年に一回あるかないかの出来事です。」

「最近では活版印刷がそれにあたります。手で書いていたものをコピーできるようになった。これは大きな文明の1つ。スマートフォンは文明や文化を創ったようにも思えるけど、スティーブ・ジョブズがガラケーと電子辞書を掛け合わせてつくったものです。とても素晴らしいし、我々の生活を大きく変えたけど、これでさえ0→1ではないことを理解してほしい。」

0から1を創り出すのではなく、効率よく良いものを作ろう

「最近、社内ではデザインや物事の進め方を0→1でやろうとする人が非常に多く感じます。スティーブ・ジョブズですらやっていないのに、なぜかみんな0→1で進めようとする。それこそ、文明や文化を生み出すレベルではないと無駄です。先人が何かに気づいて残してくれているものがあるのに、それを使わず0→1でやるのは無謀、それがやりたかったら芸術家になってください。我々はビジネスマンです。ビジネスマンは効率を重視します。少ない工程の中でいかに良いものを作るかを考えて業務に励んでください。」この様に述べて今週の講話を終えました。

所感「ビジネスマンとして」

講話で話されれた「最近、デザインや物事の進め方を0→1でやろうとする人が非常に多い。」自分も0→1でやろうとして時間をかけてしまうことがありました。自分で考えるだけでなく、先輩や先人が残してくれたものを駆使して、効率よく、良質なものを作成できるよう心がけていきたいです。
今週も1週間よろしくおねがいします!

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