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10月28日全体会議「問題がないと認識していることが問題」

今週の全体会議の模様です。全体会議は個人やチームで抱えている情報や学んだことを共有します。

小話「経済学を理解して説得力のある提案へ」

今週の小話です。

『新しい経済学』(三谷宏治、2019)

プロデューサーの春日が紹介した書籍は『新しい経営学』(三谷宏治、2019)。春日はプロデューサーとして、クライアントにターゲッティングやポジショニングといった部分を提案しています。

そのために経営学の理解を深め、よりクライアントに納得してもらえる提案をするために読みました。学んだ点として下記を挙げています。

  1. 難解になりがちな経営学をビジネスモデルで理解できる
  2. 経営史や企業実例を元に、体系立てて、経営学を学べる
  3. 実際の企業を題材にした演習を通してビジネスモデルのフレームワークを見つけられる

『小さな会社の経理・人事・総務がぜんぶ自分でできる本』(北川知明、2016)

経営企画室の佐藤希が紹介した書籍は『小さな会社の経理・人事・総務がぜんぶ自分でできる本』(北川知明、2016)。年末調整についてなんとなく事務処理を行っていましたが、自分が提出しない書類について曖昧に対応していた問題意識からこの本を読んだそうです。ポイントは下記の3つです。

  1. なにのための書類なのか、ポイントが解説されている
  2. その作業の重要性を理解できる
  3. 社会人としての経理を理解できる

『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』(Mana、2019)

コーダーの佐藤元が紹介した書籍は『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』(Mana、2019)。以前クライアントとのやり取りで思うようにできず、何度も戻しの作業を行ってしまったので、コーディングの知識の補強をし、正しく身につけるためにこの本手にとったそうです。おすすめする点として下記3つを挙げています。

  1. ケーススタディが充実しているので、「こういう時にこれを使ったらいいんだ!」と理解できる
  2. FlexboxやCSSグリッドなど、新しく登場した便利なプロパティも紹介されている
  3. イラストと写真で説明がされており、わかりやすい

講話「問題がないと認識していることが問題」

代表の本間による講話では、無駄を省くことについて話がありました。

97%の単純なミスを疑おう

「問題が起きた時、どう解決するか。消去法を利用しましょう。問題を全部分けて一つひとつ消していくことで、本当の原因がわかるからです。日々の業務では、皆さんが問題と認識していないだけで1時間に数回問題が起こっているず。その問題について、原因を1つずつ挙げてつぶしていけば問題の解決につながります。」

「この問題の解決にあたって、まずは問題の97%は単純なミスであることを認識してください。3%の複雑なミスを疑い決めつけ、無駄なコストをかけないようにしましょう。」

同じ問題が続く場合、原因と解決策は変わる

「テレビが映らないという問題があるとします。多くの原因が考えられると思いますが、原因としてコンセントが抜けていたとすると、解決策はコンセントを確認すること。確認せずに修理に出したり、新品を買ったりすると無駄なコストがかかっていると言えます。」

「次に同じ問題が発生したとしましょう。前回と同じくコンセントが抜けていたとすると、確認すれば解決できたのに繰り返してしまっているよね。この場合は解決策が変わり、コンセントを確認する仕組みを作る必要が出てきます。」

「さらに同じ問題が続くようなら、コンセントを確認する習慣を作る意識改革や、個人のスキルアップが必要になってきます。要するに同じ問題でも、繰り返す場合は解決策が変わってくるということです。

目の前の問題を、問題と認識して業務を行う

「なぜこんなことを言うのか。皆さんの業務報告を見ているとほぼ問題はないと報告しているが、納品フィードバック会議では問題点が挙がっているよね。さらに問題と認識できていない問題もある。まずは問題がなにか、そして繰り返す場合は原因と解決策が変わることを認識しましょう。」

「人間は一日前のことを約7割忘れます。日々問題を認識しまとめることで、納品した案件の問題点を思い出すことにコストがかかることもなくなります。そして原因をどう解決できるか、PDCAを回す習慣をつける必要があります。」

「まずは目の前の問題を正しく認識し、原因と解決策を提示する。そして何回繰り返しているのかを理解し、問題の報告をしてください。問題がないと認識していることが問題だということを念頭に、業務を行いましょう。
以上のように伝え、講話を終えました。

所感「問題を自覚すること」

日々の業務の中で、問題と認識できていないものが多くあり、業務報告でも問題なしとの報告をしていました。本日の講話を受けて、改めて自分の業務を振り返り、こういうところが問題だと認識をして、正しく原因と解決策を提示できるようになっていきたいです。そして、問題を少しづつ減らしていき、無駄のない業務ができるように励んでいきたいと思います。

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