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ホームページで使える心理効果11選

気づかないうちに心理効果を体験したことがありますか?

たとえば、ウェブサイトを訪れた瞬間に、鮮やかな色使いや目を引くデザインに心を奪われたことがあるでしょう。その背後には、ユーザーの注意を引くための巧妙な心理効果が隠されています。

この記事では、ホームページにおける心理効果の具体的な例とその効果について詳しく解説し、注意点もご紹介します。効果的なホームページを作りたい方や、制作に苦戦している方にとって、役立つ情報が満載です。

ぜひ最後までお読みください。

ホームページにおける心理効果

ホームページにおける心理効果とは、サイトの画像、レイアウト、カラーリング、コンテンツにおいて人間の行動心理を活用することです。

「マーケティングは心理学である」と言うようにホームページと心理学も密接に関係しています。

実際にホームページに心理効果を活用することで、ユーザーがつい見てしまう、読んでしまうホームページを制作でき、効率的に集客に繋げることもできます。

 

ホームページ制作で使える心理効果11選

ここでは実際に心理効果がどのように使われているのか、生活の中から実例を混ぜながら見ていきます。

01 フォン・レストルフ効果

フォン・レストルフ効果とは、他の情報と異なる特徴を持つ要素が記憶に残りやすくなる心理効果です。ホームページでは、重要なメッセージや行動喚起(以降CTAとします)を際立たせるために使用されます。

例えば、ボタンの色を他の要素と異なる色にしたり、特定の情報を枠で囲むなどのデザインを取り入れることで、ユーザーの注目を集めやすくなります。

勉強の時、「大事な用語に蛍光ペンで線を引く」ことをイメージするとわかりやすいと思います。

これにより、ホームページではユーザーが重要な情報を見逃すことを防ぐことができます。

引用:https://www.souzoku-tobira.com/

 

02 マジカルナンバー4±1の法則

マジカルナンバー4±1の法則は、人間が短期記憶で保持できる情報の量が4±1個であることを示しています。ホームページのデザインでは、一度に表示する情報を5つ以下にすることで、ユーザーの理解と記憶を助けることができます。

ナビゲーションメニューやコンテンツブロックをこの範囲内に収めることで、ユーザーが情報を整理しやすく、サイトの使い勝手が向上します。

ここでYouTubeを見てみましょう

コンテンツブロックは「ホーム・ショート・登録チャンネル・マイページ」の4つに分かれています。

03 ヒックの法則

ヒックの法則は選択肢の数が多いほど、意思決定にかかる時間が長くなるという法則です。ホームページの設計では、ユーザーが迅速に行動できるように選択肢を絞ることが重要です。

飲食店に行くと、多くのメニューがあり、決めるのに時間がかかってしまうといった経験ありますよね。

これをこれを防ぐためにホームページでは主要なCTAを1つか2つに絞り、シンプルで直感的なナビゲーションを提供することで、ユーザーのストレスを減らし、目的の行動を促進します。

引用:https://www.hoken.niigata-mn.co.jp/

04 社会的証明の原理

社会的証明の原理とは、人々が他者の行動を参考にして自分の行動を決定する傾向のことです。ホームページにおいては、顧客のレビュー、第三者機関の証言、などがこの原理に基づいて効果を発揮します。

これにより、訪問者が他の人々のポジティブな経験を見て信頼感を持ち、商品やサービスの購入を促進する効果があります。

この原理の例として「オリコン満足度ナンバーワン」と書いているホームページの方が信用できるような気がするといったものがあります。

05ストループ効果

ストループ効果は、文字の色とその意味が異なる場合に、認知が遅れる現象です。ホームページでは、テキストの色やフォントが適切に使用されていないと、ユーザーが情報を迅速に理解するのを妨げる可能性があります。

    熱い寒い

と書いてあったら違和感を感じますよね。

色とテキストが一致するようにデザインし、視覚的な混乱を避けることで、ユーザーの認知負荷を減らし、情報を効率的に伝えることができます。

 

06 3Bの法則

3Bの法則とは、Baby(赤ちゃん)、Beauty(美人、美しい物)、Beast(動物)という3つの要素が人々の注目を集めやすいという法則です。

ホームページにこれらの要素を取り入れることで、視覚的に魅力的なコンテンツを作成できます。例えば、美しい風景写真や可愛い動物の画像を使用することで、訪問者の注意を引きつけ、サイトの滞在時間を延ばすことができます。

 

07 視線追従

視線追従は、人々が他者の視線の方向に注意を向ける傾向です。人間は人の目線の先を見てしまうという傾向があります。

そこでホームページのデザインでは、モデルの視線を特定の情報やCTAに向けることで、訪問者の注意を誘導することができます。これにより、重要な要素が見逃されにくくなり、ユーザーの行動を効果的に誘導することができます。

引用:https://www.ht-hms.co.jp/lp-support/

 

08トンネル効果

トンネル効果は、中心の明るい場所に自然に視線が向いてしまうという心理効果です。これにより、ユーザーの視線を特定の方向に誘導します。

引用:https://e-eizen.com/
ホームページでは、線や矢印、視覚的なガイドラインを使用して、ユーザーの注意を重要なコンテンツやCTAに導くことができます。これにより、ユーザーが目的の情報にスムーズに到達しやすくなります。

 

 

09 矢印効果

矢印効果は、矢印や指示を使用することで、ユーザーの視線や行動を特定の方向に誘導する手法です。

ホームページのデザインでは、矢印を使って重要な情報やCTAに目を向けさせることで、ユーザーの注意を効果的に引きつけることができます。これにより、ユーザーが迷うことなく目的の行動を取ることができます。

引用:https://lp.minnano-consulting.jp/

 

10 道路効果

道路効果は、道路のような連続したビジュアルがユーザーの視線を特定の方向に誘導する手法です。長い道路やエスカレーターの先などに視線がいってしまう効果です。

ホームページでは、連続したデザイン要素やグラフィックを使って、ユーザーの目を導き、情報の流れを自然に感じさせることができます。これにより、ユーザーがスムーズにコンテンツを理解しやすくなります。

 

 

11アンカリング効果

アンカリング効果は、最初に提示された情報が意思決定に強く影響する現象です。ホームページでは、「値引き前の価格を表示」してから「割引価格を提示」することで、訪問者に「お得感」を感じさせることができます。

これにより、商品の魅力が高まり、購入意欲を引き出すことができます。

この効果はテレビショッピングでも使用されています。

引用:https://www.teesmusicschool.com/
これらの心理効果を適切に利用することで、ホームページのデザインやコンテンツがより効果的になり、ユーザーの行動を促進することができます。

心理効果の認知による注意点

近年、インターネット利用者のリテラシーが向上し、社会的証明の原理やアンカリング効果などの従来の心理効果を使ったホームページのデザインだけでは、期待される効果を十分に得られなくなっています

ユーザーの目が肥え、これらの手法に対する認識が高まる中で、新しいアプローチや複合的な手法が求められていることに注意しないといけません。

まとめ|ホームページ制作に迷ったらドコドアへ

今回の記事では、ホームページにおける心理効果について解説しました。

多くの人がインターネットを利用する時代。集客やイメージ戦略において、ユーザーの印象に残りやすく、質の良いホームページを運用することは非常に重要です。

しかし、ウェブサイトの制作や運用のノウハウがなく、何から取り組めば良いのか分からない方も多いでしょう。

弊社・ドコドアは会社設立以来、1,600社以上のホームページを制作してきました。その経験から得たWebマーケティングの知識やSEO対策のノウハウを活用して、貴社のWeb戦略をトータルサポートいたします。

見た目が美しいのはもちろん、閲覧者が正しく情報を受け取れるデザイン・導線をご提案。貴社の伝えたい情報が伝わる、効果的なホームページを制作します。せっかく作ったのに「ターゲットに響かないサイト」にしないためにも、ぜひ一度ドコドアにご相談ください。

 

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