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7月1日全体会議「変化には柔軟な対応を」
今週の全体会議の模様です。全体会議は個人やチームで抱えている情報や学んだことを共有します。
小話「前提を広げるラテラルシンキング」
今週の小話です。
『3分でわかるラテラル・シンキングの基本』(山下貴史、2008)
ディレクターの落合が紹介した書籍は、『3分でわかるラテラル・シンキングの基本』(山下貴史、2008)です。
先週のCCCで本間が話していた「ラテラルシンキング」について、より理解を深めるためこの本を手に取りました。「ロジカルシンキング」は垂直方向に思考を深めていくのに対し、「ラテラルシンキング」は水平方向に思考を広げていきます。このようにラテラルシンキングの基本事項や活用法が学べる一冊と紹介しました。その他、落合が共有したポイントは以下3つ。
- ラテラルシンキングは可能性の「前提」を広げていくもの
- ラテラルで広げ、ロジカルで深める
- この2つの考え方を組み合わせることで思考の幅が広がる
『入門SEOに効くWebライティング サイトの価値を高める正しいコンテンツの作り方』(宮嵜幸志・中島健治・石村浩延、2015)
エディターの勝山が紹介した書籍は、『入門SEOに効くWebライティング サイトの価値を高める正しいコンテンツの作り方』(宮嵜幸志、中島健治、石村浩延、2015)です。
この本では、SEOの基礎知識やそれを活かした文章の作成方法などが紹介されています。お客様はテキストを読んでから問い合わせなどのアクションを起こすので、「AIDMAの法則」を意識するとお客様に沿った文章作成できとのこと。この本のポイントとして下記3つを紹介しました。
- SEOの基礎知識からそれを活かしたコンテンツ作成方法までこの1冊で学べる
- 1つ1つのトピックで参考になる情報が多い
- 内容が細かく区切られており、テンポよく読み進めることができる
『HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本』(服部雄樹、2017)
デザイナーの川田が紹介した書籍は、『HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本』(服部雄樹、2017)です。
この本は、各種WebサービスのテンプレートデザインやUI設計、セミナー登壇など多岐に渡って活躍されている著者によって書かれています。1〜4章では制作の基礎を学ぶことができ、5〜10章では実際に手を動かしながら読み進めることで、インプットが可能であるとのこと。プロデューサーやディレクターなど普段は直接デザインに関わらない人でも参考になる一冊。この本のポイントは以下の3つです。
- 基礎を学びながら実際に手を動かすことできインプットできる
- トレンドをおさえたデザインを学ぶことができる
- 初心者や知識が全くない方でもわかるようまとまっている
諸連絡「春日さんの入社について」
7月1日よりプロデュースチームに春日が加わりました。全体会議の場で皆さんに自己紹介と意気込みを述べてもらいました。
「本日よりお世話になります、春日と申します。前職では営業を担当していました。今後はドコドアで地方から全国に向けて色々携わっていきたいと思うので、よろしくお願いします!」
新たな仲間としてドコドアに入社してきていただきとても嬉しく思います。これからどんどん社内の交流も深めていってほしいです。スタッフ紹介ページは近日公開いたしますのでお楽しみに。
CCC「Salesforceの操作方法について」
先週に引き続き今週も、CCC(コンパクト・コンパス・カンファレンス)が講話前に行われました。これは、四半期に一度開催するCC(Compass Conference)の縮小版で、社内勉強会や、社内のルールが変わった際に共有するために開催されます。
今回はプロデューサーの齋藤から、Salesforceの操作方法についての説明がありました。これまではプロデューサーがメインに使っていましたが、ディレクターも使えるようにということで基本的な操作方法を全体で学びました。
内容は管理画面からの案件登録の仕方や、案件の進捗状況をどのように更新していくのかなど基礎的なもの。口頭ベースではわかりにくいところもあるので、実際に操作して慣れてほしいと社員に伝えました。
講話「時代によるWebの変化」
今週の講話で本間は、新しく入社した春日への歓迎の言葉、Webとホームページ制作の歴史について話しました。
春日への歓迎の言葉
代表の本間から、まず春日への歓迎の言葉がありました。
「春日さん、ドコドアへようこそ。前職の仕事で身につけてきたセールスのやり方などは、春日さんから学ぶことも多いです。また、9月にお子さんが産まれるとのことで、男性初の育休も取っていただこうと考えています。大きな組織へと成長していけるよう一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします。」
Webとホームページ制作の歴史
本日の講話はWebとホームページ製作の歴史について。
「約30年前くらいからインターネットが始まり、10年前にSEOも発達してきました。ネット黎明期、ホームページはあれば良い時代でした。その次は見た目がキレイなホームページ。そこからホームページに効果が求められるようになりました。」
「GoogleがWeb検索の領域で力を付けてからは、各種アップデートが加わり、正しく構成・運用されたサイトでないと上位表示できない時代がスタート。その時にドコドアは創業して地道に成長。近年では綺麗でかつ効果があるホームページ製作が求められているため、ここにもドコドアは注力しました。今後はクライアントが抱えている課題を解決できないと、サイトの価値は下がってしまいます。」
「ホームページ制作の価格についても振り返ります。Webが普及し始めた頃のホームページ制作は1000万ほど。当時軌道に乗ってた会社は、弊社が今100万円でやっている仕事を1000万円でしていました。この1000万もらえていた時代に、これは儲かるぞと次々に会社が参入してきたことで、価格帯が下がったのです。」
「業界全体が成長していくことで、今100万円の仕事もいずれは50万円で受けることになるかもしれません。単価が下がるリスクがあるということは覚えておいてください。また、赤字でも仕事をとって回している状況が新潟の他社でも見受けられます。納品後などに行っているフィードバック会議等、しっかりと問題や原因の追求などをしていきましょう。」
「Webだけでは稼げなくなる時代が目の前まで来ているため、アプリにも力を入れていきましょう。ホームページが1000万円で作られていた時代があったように、アプリも制作に高い費用がかかります。それを今我々が同じようなものを33万円からで作ろうとしている。新しいビジネスを始める感覚で取り組んでください。今週もよろしくお願いします。」
以上のように社員に伝え、講話は終了しました。
所感「まずは深掘りする力」
ロジカルシンキング、ラテラルシンキングの話について、私はまず基本的な「ロジカルでの深掘り」ができるよう身につけていきたいと感じました。深掘りができるようになった上で、ラテラルの前提を広げるスキルを身につけ、お客さまや社内の問題解決に活かしていきたいです。
また、今週から新たな仲間が加わったことで、ドコドアとしてはとても良い刺激を得ることができると思います。新たな学びをプラス材料とし、時代の変化にも対応しながら日々大きく成長していけるよう、今週も頑張っていきたいと思います!