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アプリマーケティングとは?成功するための戦略5選をご紹介!!

スマートフォンの普及が著しい現代では、スマートフォンを2台持つ人も珍しくありません。それだけ、私たちの日常生活においてモバイルデバイスは欠かせない存在となっているのです。このような環境の中で、アプリ市場の競争も年々激化しており、ただアプリを開発するだけでは多くのユーザーに利用してもらうのは難しい時代になりました。

そこで注目されるのが、アプリマーケティングです。ユーザーがアプリを見つけ、ダウンロードするだけでなく、さらに継続的に利用してもらう仕組みを構築することが、アプリの成功には欠かせません。本記事では、アプリのプロモーションにおけるSNS運用やショート動画制作、KPIの分析、オンライン広告の活用など、具体的な戦略を徹底解説していきます。

これからアプリを世に広めたい方、あるいは既存アプリの成果をさらに高めたい方にとって、本記事が参考になれば幸いです。それでは、アプリマーケティングの全体像を一緒に紐解いていきましょう!

アプリマーケティングとは

アプリマーケティングとは、スマートフォンやタブレット向けのモバイルアプリの新規ユーザーを獲得し、さらに継続的な利用を促進するマーケティング手法です。

アプリの認知度を高め、ダウンロード数や利用率を向上させることで、ビジネスの成果や収益を最大化に繋げます。

アプリマーケティング戦略その1:ASO(アプリストア最適化)

ASO(アプリストア最適化)とは?

ASO(App Store Optimization)とは、「アプリストアで自社アプリを上位表示させ、ユーザーの認知度を高め、ダウンロード数を増やすためのマーケティング手法」です。アプリ版のSEO(検索エンジン最適化)とCRO(コンバージョン率最適化)を組み合わせたものと考えると理解しやすいでしょう。

アプリのダウンロードはほとんどが「アプリストア」で行われています。そのため、ASOを正しく行わなければ、広告やプロモーションをどれだけ頑張っても最大の効果は得られません。ASOは、アプリをユーザーへ届けるための必須事項です。

ASOで取り組むべきこと

ASO対策は、主に「SEO」と「CRO」の2つを軸に進めていきます。

1.SEO(検索エンジン最適化)

アプリストアの検索順位を向上させ、認知度やアプリページへの流入数を高めます。

  • アプリ名や説明文に適切なキーワードを含める
  • 評価の高いレビューを得る
  • コンテンツをローカライズ(多言語対応)する

 

2.CRO(コンバージョン率最適化)
アプリページでアプリの魅力を訴え、ダウンロード率を向上させます。

  • 訴求力のあるアイコンやスクリーンショットを用意する
  • ユーザーに便利さが伝わるアプリ説明文を作成する
  • 高評価レビューを増やす

ASOを成功させるポイント

アプリストアのアルゴリズムは、App Store(iOS)とGoogle Play(Android)で異なります。そのため、それぞれに合わせた対策が必要です。また、ユーザーのニーズや市場環境が変化するため、ASOの対応は定期的に見直し、改善を続けましょう。さらに、ASOツールを活用すれば、キーワード検討や意見分析を効率化、自動化することが可能です。

アプリマーケティング戦略その2:WEBサイト・ブログ・LPの活用

アプリのWebサイト

アプリのWebサイトは、ユーザーが調べて最初に見つけるものです。このWebサイトを強化することで、アプリマーケティング戦略の柱となり、アプリのダウンロード数増加が期待できます。

ランディングページは、ただの紹介ページではありません。検索エンジン最適化(SEO)で新規ユーザーを獲得するだけでなく、有料広告戦略とも連携して、効率よくユーザーを獲得することもできます。

ブログの活用

Webサイト内ブログは、アプリの魅力を伝え、SEO効果を高める強力な武器です。ここでは、キーワードを正しく使い、検索エンジンの評価を向上させます。

注意すべきは、「キーワードスタッフィング」を行わないこと。本文の内容と関係なくキーワードを詰め込みすぎると、Googleのアルゴリズムによりランキングが下がるリスクがあります。適切にキーワードを使用し、ユーザーにとって質の高いコンテンツを作成しましょう。

ブログ活用のコツ

1.定期的な更新:定期的に新しい記事を投稿することで、検索エンジンの結果に表示されやすくなります。

2.ソーシャルメディアで拡散:ブログ記事をSNSで共有し、多くの人に発信。

さらに、アナリティクスを活用して、どんな記事がよく読まれているか、コンバージョンにつながっているか分析しましょう。データに基づいて改善を重ねれば、ブログはユーザー獲得に効果的なコンテンツになります。

アプリマーケティング戦略その3:各種広告を活用したアプリプロモーション

オンライン広告

Apple Search Ads(ASA)

「Apple Search Ads(ASA)」は、iOSデバイス(iPhone、iPad)ユーザーを対象としたアプリストア広告です。App Store内の検索結果や「Today」タブの上部に広告を表示することがきます。ユーザーの目に多く触れるため、よりダウンロードされやすくなります。

Googleアプリキャンペーン

同様にGoogleが提供する「Googleアプリキャンペーン」は、配信できるプラットフォームが豊富なことが特徴です。Google検索、Google Play、YouTube、Googleディスプレイネットワークなど、ユーザーが日常的に触れるさまざまなプラットフォームで広告を配信できます。 画像や動画、広告文などを用意すると、アプリキャンペーンが自動的に最適化した広告を配信します。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、主にSNSなどのソーシャルメディアで影響力を持つインフルエンサーに商品やサービスを取り上げてもらい、それによって認知度を高めたり購買を促進したりする手法です。一般ユーザー目線でレビューを行うため、ユーザーにとって信頼性の高い情報を発信することができます。

ただし、インフルエンサーマーケティングには注意点もあります。商品の特性に合わせて適切なインフルエンサーに依頼しなければ、商品に関心を持ちそうなユーザー層に情報が届かない可能性があります。また、インフルエンサーの大衆イメージが悪くなった場合、商品のイメージも下がってしまう恐れがあります。

オフライン広告

マス広告の効果的な活用

オフライン広告とは、インターネットを用いない広告手法です。テレビCM・雑誌・新聞などのマス広告を活用すれば、一度で大人数に発信できるため、認知獲得からダウンロードまでの流れがよりスムーズになります。 ただし、オンライン広告と比較して広告単価が高くなる傾向があるため、自社商品やターゲットに合わせて、広告手法を選択する必要があります。

アプリマーケティング戦略その4:SNS運用とショート動画による拡散

アプリマーケティングを加速させるなら、SNS運用とショート動画も効果的です。Facebook、X(旧Twitter)やTikTok、YouTubeショート、Instagramリールのようなプラットフォームは、アプリを利用するユーザー層と重なるからです。

・SNS公式アカウントの運用でファンを増加

公式アカウントは、うまく運用することでブランドの「顔」となる存在になりえます。 機能追加やアップデート、イベント、キャンペーン情報を積極的に発信すれば、アプリの認知度を一気に上げることができます。 「いいね」やコメントへの返信、ストーリーや投稿でのユーザー参加型企画など、運営とユーザー双方向での交流を活発にできます。

・動画ショートでユーザーの心をキャッチ

ショート動画コンテンツは、現在マーケティングにおいて重要視されています。TikTokやInstagramリール、YouTubeショートといったプラットフォームで、アプリの魅力を数秒で伝える「映える」動画を発信しましょう。

動画ショートで押さえておきたいポイント

1.最初の3秒で心を掴む

視聴者を引き込むためのインパクトのある映像やメッセージで動画へ引き込み、スクロールさせない表現を心がけましょう。

2.ストーリー性を持たせる

短時間でも感情に伝わる構成を。思わず最後まで見続けてしまう動画を目指しましょう。

3.行動喚起(CTA)

動画の最後に「ダウンロードはこちら!」や「詳細はプロフのリンクから!」など、次のアクションへ誘導しましょう。

アプリマーケティング戦略その5:KIPの分析

アプリの成功を目指すなら、KPI(Key Performance Indicator)を基軸に据えた戦略が必須です。
KPIは目標達成への「中間指標」として、プロセスの達成状況を把握する指標のことです。進捗や効果を数値で把握することで、、アプリプロモーションの現状の効果を踏まえた改善や最適化を行うことができます。

KPIとKGIの違いを押さえよう

まず、KPIとセットで語られるKGI(Key Goal Indicator)を理解しましょう。KGIは最終的なビジネスゴールを数値化したもので、売上や利益といった「結果」に重点を置きます。 KPIはそのゴールを達成するための「プロセス」を測定する指標、つまり、KGIは目的地、KPIはそこに行くための道しるべなのです。

アプリビジネスのKPIとKGIの例

アプリマーケティングでは、KGIはアプリを通した売上などの成果指標が考えられます。一方、KPIとしては以下のようなプロセス指標が考えられます。

  • インストール数:ユーザー獲得の初期段階を示す基本指標
  • 継続率:獲得したユーザーがどれだけアプリを続けたかを示す指標
  • アプリ内購入(課金額):アプリの収益化状況を測定
  • ストア評価(レビュー平均値):アプリの品質や満足度の指標

これらを設定しておけば、プロモーションの効果を把握・分析できます。

KPIを活用したアプリプロモーション戦略

アプリプロモーションを成功させるためには、まず明確なKPIを設定し、定期的に実績をモニタリングすることが重要です。その実績が目標値に達していない場合は、以下のプロセスを繰り返して戦略を改善しましょう。

  1. ギャップの特定:KPIと実績の差を分析し、課題を洗い出す
  2. 対策の見通し:課題解決のための具体的な対策を考える
  3. 実行:計画した対策アプローチを実行する
  4. 再評価と改善:対策により得られた新たなデータをもとに効果を再評価する

アプリのKPIとして注目すべき具体例

アプリマーケティングで特に重視されるKPIを挙げてみましょう。

日次・月次アクティブユーザー数(DAU/MAU):ユーザーの利用頻度を示す指標

課金ユーザーあたりの平均化金額(ARPPU):課金ユーザーの課金行動を把握する指標

リテンション率:アプリの継続率・定着率を数値化したもの

これらの指標をうまく活用することで、効果的なマーケティングが実現できるようになります!

まとめ|Webマーケティングのご相談はドコドアへ

今回は、アプリマーケティングについてご紹介してきました。

企業がマーケティングに取り組む際に最も重要なのは、ターゲット理解と適切な手法の選定です。ターゲットを明確にした上で、自社の強みを訴求できる方法を考えましょう。

ただし、効果的なマーケティングを実践するためには、マーケティングに関する知識や、データを適切に読み取る分析力が欠かせません。自社でも取り組める施策はありますが、勝手がわからず不発に終わってしまうケースも珍しくありません。そのため、信頼できるパートナーと一緒に取り組むことをおすすめします。

私たちドコドアは、これまでに1,600社以上のホームページ制作やコンサルティングを請け負ってきた総合デジタルマーケティング会社です。SEO対策やアプリ開発をはじめ、MEO対策、Web広告の運用代行まで幅広いマーケティングの知識と経験を生かして、数多くのお客様の課題を解決してきました。

「アプリをリリースしたけど、いまいちダウンロード数が伸びない…」
「アプリと実店舗を組み合わせた集客がうまくできておらず、せっかくのアプリを活用しきれていない」
「アプリを作りたい。開発から運用までお任せできないか?」

そんなお悩み・疑問を抱えている方は、お気軽にご相談ください。お客様の課題に合ったプランを提案させていただきます。

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ホームページ制作・マーケティング経験者を中心に構成されたドコドアの編集部です。ホームページ制作、運用・マーケティング・SEOについて、数多くの制作実績から得た知識・知見をわかりやすくご紹介します。

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