- アプリ開発
宗教法人のアプリ制作|参考にしたい宗教法人のアプリ10選

法要の予約受付や檀家へのお知らせ配信、オンラインでのお布施受付——
時代の変化とともに、宗教法人においても「アプリ活用」は避けて通れないものになりつつあります。
特に、若年層や遠方在住の檀家との接点を保つ手段として、スマートフォンアプリの導入は有効です。
とはいえ、
「どんなアプリが宗教法人に向いているのか分からない」
「他のお寺や教会では、どのようなアプリを導入しているのか気になる」
といった声も多く聞かれます。
そこで本記事では、実際に導入されている宗教法人のアプリの中から、参考にしたい10の事例をピックアップします。
さらに後半では、宗教法人がアプリを制作する際に押さえておくべき重要ポイントや、開発会社の選び方についても解説します。
アプリ制作を検討中の宗教法人の方は、ぜひ最後までご覧ください!
参考にしたい宗教法人のアプリ10選
1,Suwa Taisha NAVI|信濃國⼀之宮諏訪⼤社
「Suwa Taisha NAVI」は、長野県を代表する諏訪大社の参拝ガイドアプリです。
四社巡りをサポートするナビゲーション機能や、御朱印の情報、観光案内、多言語対応など、初めての参拝者にもやさしい設計になっています。
地元と観光客の双方にとって有益な情報が詰まった一歩進んだ神社アプリです。
2,御朱印+AR 2025|宮地嶽神社(制作:株式会社デジデリック)
「御朱印+AR 2025」は、AR(拡張現実)技術を活用し、御朱印にエンタメ性を加えた先進的なアプリです。
カメラをかざすとCGが浮かび上がる演出など、伝統とテクノロジーの融合を感じさせる試みが特徴です。
神社の新しい魅力発信における好事例であるといえます。
参考:https://www.miyajidake.or.jp/,https://digidelic.jp/miyajidake_ar/about.html
3,築地本願寺アプリ|宗教法人 築地本願寺
「築地本願寺アプリ」は、築地本願寺が提供する公式アプリです。
参拝案内や法要スケジュール、イベント情報の配信に加え、写経やお経の読み上げといった機能も充実しています。
アプリを通じて、寺院との距離を縮め、日常の中でも仏教に親しめる仕組みが整っています。
参考:https://tsukijihongwanji.jp/news/5882/
4,OTERAplus|インターネット寺院・彼岸寺
「OTERAplus」は、全国の若手僧侶が中心となって運営する「彼岸寺」によるアプリです。
法話の配信や仏教コラム、お坊さんとのチャット機能など、日常のなかで仏教を“プラス”するコンセプトが魅力です。
寺院の在り方に多様性をもたらす革新的な試みをしています。
参考:https://higan.net/now/2021/08/oteraplus-release/
5,AR永福寺|鎌倉市(制作:鎌倉市、湘南工科大学長澤・井上研究室)
「AR永福寺」は、かつて鎌倉にあった幻の寺「永福寺」をARで再現する体験型アプリです。
鎌倉市と湘南工科大学の連携で制作され、観光と歴史学習が融合されています。
宗教遺産のデジタル復元という新しいアプローチで、地域の文化資産を現代に伝えています。
参考:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/treasury/yohukuji_cg.html#ar-youhukuji
6,日蓮宗公式スマートフォンアプリ 合掌の証|日蓮宗
「日蓮宗公式スマートフォンアプリ 合掌の証」は、日蓮宗が提供する公式アプリで、寺院検索やオンライン写経、日蓮聖人の教えに関するコンテンツが充実しています。
スマホを通じて信仰を深める「証」となる体験を提供しており、信者のための実用性と精神性の両立を図った設計です。
参考:https://gasshonoakashi.nichiren.or.jp/,https://koutan800.nichiren.or.jp/605/
7,曹洞宗〜心の鏡〜|曹洞宗近畿管区教化センター
「曹洞宗〜心の鏡〜」は、坐禅・法話・仏教語録など、心を整えるためのコンテンツが豊富に揃った曹洞宗の公式アプリです。
特に“心の健康”にフォーカスしており、瞑想アプリのように誰でも気軽に取り組める点が特徴です。
仏教の実践をデジタルで支援する好例です。
参考:https://soto-kinki.net/wpsk/images/rin_013.pdf,https://soto-kinki.net/
8,教会生活|セブンスデーアドベンチスト盛岡キリスト教会
「教会生活」は、礼拝やイベントスケジュールの通知、説教音声の配信など、教会活動を日常的に支えるアプリです。
地域密着型の教会が自ら運営している点が特徴で、信徒同士のつながりを深め、教会をより身近に感じられる工夫が随所に見られます。
参考:https://sda-morioka.com/support/#link
9,福音ライブラリー|末日聖徒イエス・キリスト教会
「福音ライブラリー」は、世界規模で展開する宗派による公式アプリで、聖典や説教、ビデオ教材など数千点におよぶ学習コンテンツを提供しています。
日本語を含む多言語に対応しており、オンラインでの信仰教育や個人の学びに最適です。
宗教教育のDX事例としても注目されています。
参考:https://jp.churchofjesuschrist.org/gospel-library/mobileapps?lang=jpn#
10,Wix Spaces|カトリック玉造教会
「Wix Spaces」は、ホームページ作成ツール「Wix」のアプリプラットフォームを利用し、教会行事や説教、ニュースの配信などを展開しているアプリです。
シンプルながら情報発信・コミュニケーション機能が充実しており、小規模教会でも手軽に導入できる点が魅力です。
参考:https://tamatsukuri.ostk.catholic.jp/%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE
宗教法人のアプリ制作で押さえるべき4つのポイント
宗教法人向けのアプリを成功させるには、「何を目的としてアプリを作るのか」を明確にしたうえで、適切なパートナーを選ぶことが欠かせません。
ここでは、制作前に押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
1. 宗教法人向けの開発実績があるか
宗教法人のアプリは、法要スケジュール管理や檀家名簿との連携、寄付受付など、一般的なアプリにはない機能が求められます。
そのため、過去に宗教法人向けの開発実績があるかどうかは、大きな判断基準になります。
2. 管理がしやすい設計になっているか
住職や寺務員など、ITに詳しくない方が日常的に操作することも考慮し、直感的に操作できる管理画面設計かどうかを確認しましょう。
難解な操作が必要になると、継続的な活用が難しくなります。
3. 檀家や信徒の年齢層を意識したUI設計になっているか
アプリの利用者が中高年層である場合、文字サイズやボタンの大きさ、操作のわかりやすさなどに配慮した設計が必要です。
ユーザー目線に立ったUI/UXデザインかどうかをチェックしましょう。
4. 保守・運用まで対応してくれるか
アプリはリリースして終わりではありません。
トラブル対応や機能追加、OSアップデート対応など、継続的な運用が求められます。
そのため、制作後の保守や運用まで対応してくれる会社を選ぶのが安心です。
アプリはあくまで“手段”です。宗教活動の目的を叶えるために、上記のポイントを押さえて、信頼できるパートナーを選びましょう。
まとめ|宗教法人アプリの制作会社選びに迷ったら
今回は、宗教法人にとって参考になるアプリの事例と、制作時に押さえておきたいポイントをご紹介しました。
「オンラインで檀家とつながりたい」「若い世代にもお寺に興味を持ってもらいたい」
そんな想いを形にするためには、宗教法人の特性を理解したアプリ開発パートナーの存在が不可欠です。
弊社ドコドアでは、自治体や教育機関、宗教法人など、公共性の高い団体向けのアプリ開発実績が豊富です。
企画・要件定義からデザイン、開発、保守運用までワンストップで対応することができ、Flutterによるクロスプラットフォーム開発を活用して、iOS・Android対応アプリを短納期・高品質で提供しています。
宗教法人アプリの導入を検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
ニーズに寄り添い、想いをカタチにするご提案をさせていただきます。
▼まずはホームページをご覧ください
https://docodoor.co.jp/lp_fullscratch/
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ドコドア 編集部
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