パンダアップデートとは簡単に言うと、検索順位の質を高めるために行われている更新です。ユーザーにとって質の高い情報が得られるように、検索エンジンが常に賢くなり続けていくシステムのことです。パンダアップデートの特徴は以下の通りです。

• 他のサイトをコピーしただけ、価値の低いホームページの順位を下げる
• 調査、研究、レポートなどの分析がある独自性の高いホームページの順位を上げる
• パンダアップデートの仕組み自体も変動する

パンダアップデート自体は2011年頃から開始されていますが、2012年から日本語検索エンジンでも影響が出始めています。パンダアップデートの影響を受けて順位が下がる傾向にあるのは以下のようなサイトです。

• 情報量が少ないホームページ
• 他のサイトから情報をコピーしただけのホームページ
• 自動生成ソフトなどを使って作成したホームページ
• 情報の出所が疑わしいホームページ

ホームページを制作する際には、必ずオリジナリティのある情報が必要です。なお、2013年3月にアメリカの権威ある大会で、GoogleのMatt Cutts氏（ウェブスパムチーム責任者）から「今後パンダアップデートは他の更新と同じように当たり前に行われる」という発言がありました。今後パンダアップデートは普段から行われている更新作業の一部となりますので、パンダアップデートの実施アナウンスは徐々になくなっていくことでしょう。