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【2025年】Webデザイン最新トレンド・タイポグラフィ編!参考事例と注目ポイントを解説

デジタルコミュニケーションがさらに洗練される2025年、Webデザインにおけるタイポグラフィの役割は単なる文字表現を超え、ブランドアイデンティティの中核要素として進化しています。
この記事では、2025年に注目すべき最新のWebデザイントレンドからタイポグラフィに着目し、それぞれの特徴と参考サイトをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
トレンド①印象的なタイポグラフィのデザイン
文字そのものをデザイン要素として強調し、視覚的なインパクトを生み出すデザインの手法です。大胆なフォントサイズ、独特の書体、工夫されたレイアウトや配置により、テキストが単なる情報伝達手段を超えて、サイトの個性やブランドイメージを表現する主役となります。
ツルハドラッグ(医療・福祉)
引用:ツルハドラッグ
ツルハドラッグのリクルートサイトです。写真や日本語と組み合わせた「Be NO.1」のコピーが印象的です。ほかにも、「日本一のドラッグストアを目指す」などの見出しに大胆なサイズと独特のフォントを採用し、白と赤のコントラストによって視覚的なインパクトを高めています。応募者に対するメッセージの伝達力と記憶への残存性を高め、採用ブランディングを効果的に強化しています。
一般社団法人nosson(地域)
引用:一般社団法人nosson
一般社団法人nossonが運営する、高知県日高村「いきいきプロジェクト」のホームページです。ロゴやメインビジュアルに特徴的なフォントと大胆なサイズを採用し、「いきいき」という価値観を視覚的に表現しています。訪問者の目を引きつけ、メッセージをより強く印象づける効果を生み出しています。
トレンド②巨大なタイポグラフィ
巨大なタイポグラフィは、画面スペースの大部分を占める大きなサイズの文字を使用するデザイン手法です。視覚的なインパクトを最大化し、訪問者の目を即座に引きつける効果があります。文字自体がグラフィック要素として機能することで、強い印象を与えることができます。
UZUZホールディングス(IT)
引用元:UZUZホールディングス
就業サポートやITスクールの運営などを行うUZUZホールディングスのホームページです。メインビジュアルでは企業メッセージが大きく表示され、スクロールするとさらに大きく画面いっぱいに広がります。巨大なタイポグラフィとアニメーションの組み合わせにより、企業の革新性を視覚的に表現しながら、ユーザーの記憶に強く残る体験を創出しています。
Flourish Plant(生活用品・雑貨)
引用元:Flourish Plant
植物用肥料を販売するアメリカの会社、Flourish Plantのホームページです。トップページに「Flourish」という文字が大きく表示され、植物の力強さと成長をタイポグラフィで表現しています。このタイポグラフィにより、観葉植物ブランドとしての存在感を際立たせながら、シンプルながらも記憶に残る視覚体験を提供しています。
トレンド③様々なフォントの組み合わせ
異なる特性やスタイルを持つ複数の書体を組み合わせる手法です。セリフとサンセリフ、装飾的なフォントとミニマルなフォントなど、対照的な特徴を持つ書体を組み合わせることで、視覚的な変化とリズムを生み出します。ブランドの個性や複雑な世界観を表現でき、視覚的な魅力を高めます。
HIKKY(VR)
引用:HIKKY
メタバース参入コンサルティング、メタバースイベントの企画・運営を行うHIKKYのホームページです。筆記体とサンセリフ体が組み合わさっているメインコピーが印象的です。また、スクロールするとさらに複数の書体を用いたメッセージが表示され、テクノロジーとクリエイティブが融合したメタバース企業としての特性を視覚的に表現しています。
MKTLM(制作)
引用:MKTLM
アメリカのデザイン会社Obysのホームページです。幾何学的な筆記体とサンセリフ体、さらには縁取り文字の組み合わせにより、先進的でありながらも芸術性の高いデザインアプローチを表現しています。意図的なフォントの対比により、クリエイティブエージェンシーとしての革新性と専門性を同時に伝え、ユーザーに印象的な体験を提供しています。
トレンド④動的なタイポグラフィ
動的なタイポグラフィは、文字がアニメーションやインタラクションによって変化することで、視覚的なリズムを生み出し、ユーザーの注意を惹きつけます。静的な文字よりも印象に残りやすく、ブランドやメッセージの個性をより強く伝えることができます。
E-agent(IT)
引用:E-agent
エンジニアプラットフォーム運営を行うE-agentのホームページです。メインビジュアルの文字が流れるような動きが特徴的です。文字が動きや変化を見せる演出により、企業メッセージがよりダイナミックに伝わります。ユーザーに強い印象を与え、没入感のある体験を提供しています。
Color Monkey(乗り物・モビリティ)
引用:Color Monkey
自転車のカスタムペイントとカーボン修理を専門とする、ベルギーの会社Color Monkeyです。メインビジュアルの「Color」の文字はカラフルな色遣いを採用しており、色の配置が変わるアニメーションがついています。自然とユーザーの目を引き付け、ブランドの革新性と個性を強調することができています。
まとめ | 最新トレンドを抑えたWebサイト制作はドコドアへ
2025年のWebデザイントレンド・タイポグラフィ編、気になるものはありましたか?
今回ご紹介したトレンドはどれも企業の個性やメッセージ性などを強め、ブランディングに貢献しているものだと感じました。
Webデザインの世界は常に変化し続けていますが、根底にある「ユーザーにとっての価値を最大化する」という原則は変わりません。トレンドを適切に活用しながら、長期的に愛されるWebサイト作りを目指しましょう。
私たちドコドアは、これまでに1,600社以上のホームページ制作・コンサルティングを手掛けてきたWebマーケティングカンパニーです。これまでに培ってきたWebサイト制作の知識やデジタルマーケティングのノウハウを活用し、ユーザーに正しく伝わるデザインを提案いたします。
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