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ロゴを統一するだけじゃない! 選ばれる企業になるための「見た目の戦略」VI徹底解剖

ロゴを統一するだけじゃない! 選ばれる企業になるための「見た目の戦略」VI徹底解剖

貴社のブランドが持つ「本当の魅力」は、お客様に伝わっていますか?

どんなに素晴らしい商品やサービスがあっても、お客様の心に響かなければ、競争の激しい市場ではすぐに埋もれてしまいます。

現代において、企業の成功は「見た目の戦略」にかかっています。本記事では、単なる「デザイン」の枠を超え、企業の信頼と価値を築くVI(ビジュアル・アイデンティティ)がなぜ今、戦略的投資として不可欠なのかを解説します。

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは|企業が持つ「無言のメッセージ」

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは|企業が持つ「無言のメッセージ」お化粧直しで終わらない! 競争優位性を築く「ブランドの土台」

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは、企業やブランドの「見た目の個性」を形づくる仕組みのことです。これは、貴社の「想い」や「価値観」を、ロゴマーク、ブランドカラー、フォント、写真のトーンなど、目に見えるデザインのすべてで統一して伝えるための戦略です。

VIは、単なるお化粧直しではありません。言葉で説明しなくても、Webサイトや名刺、広告、製品パッケージを見た瞬間に、「この会社、なんかいいな」「この会社らしい」と瞬時に感じてもらうための「無言のメッセージ」なのです。VIを適切に運用することで、市場における競争優位性を確立し、顧客の記憶に残るブランドを築くことが可能となります。

VIとCIの関係や重要性|なぜ「見た目」が信頼を左右するのか?

CIとVIの関係や重要性|なぜ「見た目」が信頼を左右するのか?CI戦略の核! 見た目が「信頼」を創るメカニズム

企業が社会で成功し、長く愛されるための戦略をCI(コーポレート・アイデンティティ)と呼びます。VIは、このCIを構成する要素のうち、企業の核となる理念や価値観(MI:マインド・アイデンティティ)を、視覚的に具現化する役割を持っています。

衝撃的な事実:人は「見た目」で判断する

VIが戦略的に重要である理由は、人間の情報処理の仕組みにあります。

人間の五感で得る情報のうち、視覚が87%を占めると分析されています。これは極めて示唆的なデータです。つまり、どんなに素晴らしい理念を掲げても、見た目(VI)がバラバラだと、そのメッセージはほとんど伝わらないということです。

VIは、顧客が貴社を見た瞬間に「信頼できるか」「自分好みか」を判断する、最速かつ最強の決定打なのです。一貫性のあるデザインを定めたVIは、社会にむけて自社がどういう企業であるかという視覚的なメッセージを送り続け、顧客の信頼や安心感を獲得する上で不可欠なのです。

VIの構成要素|ブランドの「視覚的な共通言語」

VIの構成要素|ブランドの「視覚的な共通言語」

VIというとロゴをイメージする人も多いと思います。もちろんロゴもその一つですが、VIは貴社の「視覚的な共通言語」を構成する、一つ一つ意味を持つ要素の集合体なのです。具体的にどのような要素があるかご紹介します。

ロゴ(シンボルマーク/ロゴタイプ)

企業の「顔」であり、理念や世界観を一目で伝える象徴です。ロゴには、企業理念や創業ストーリーから紡がれた秘められた物語が込められています。

ブランドカラー

色には感情に直接働きかける力があり、ブランドの個性やトーンを一瞬で決定づける「色の魔法」です。青は信頼性、赤は情熱、緑は自然や安心感など、色彩の持つ心理的効果を戦略的に活用します。

フォント(書体)

フォントはブランドのトーンや性格を表し、メッセージの品位や信頼性を伝える「声のトーン」です。フォントの印象はメッセージの受け取り方に大きく影響します。

グラフィック/イメージ

イラスト、写真、パターンなど、ブランドの雰囲気やストーリーを直感的に伝えるビジュアル要素です。写真のトーンやタッチを定義し、あらゆる発信でブランドの一貫性を保ちます。

目的と与える効果|VIがもたらす「選ばれる理由」

目的と与える効果|VIがもたらす「選ばれる理由」

VIを戦略的に導入し運用することは、「見た目を整える」以上の、経営戦略上のメリットをもたらします。

「あの会社だ!」とパッと認識される認知力アップ

ロゴやカラーなどの視覚的特徴が記憶に残り、繰り返し接触することで想起率が上がります。VIは、広告よりも長期的・自然な形でブランドの存在を浸透させるための重要な手段です。

安心感から生まれる「信頼貯金」

デザインが統一され、どの接点でも同じ印象(世界観)が保たれると、「このブランドはしっかりしている」という安心感を顧客に与えます。この一貫性が、ブランドに対する信頼や愛着という「ブランド資産」を築く土台になります。

競合に負けない「独自のオーラ」

VIは企業の価値観を視覚化したものなので、他社とまったく同じになることはありません。この独自性が、商品やサービスの特徴を引き立て、価格競争から脱却し、「価値で選ばれる」ブランドへと貴社を導きます。

社内が一枚岩になる「共通言語」

デザインガイドラインを共有することで、社員やパートナーが迷わず「ブランドらしい」行動や発信ができ、制作物のクオリティが均一化し、組織全体の統一感が生まれます。

Webデザインで意識すべきデザインの工夫

Webデザインで意識すべきデザインの工夫

企業のWebサイトは、VI戦略が最も試される「主戦場」です。ここではWebデザイナーの視点から、策定したVIをデジタル環境で最大限に活かし、ブランドの一貫性を保つための具体的な工夫をご紹介します。

モバイル・ファーストでの設計徹底

ユーザーがモバイルデバイスからアクセスするため、VIはモバイル体験に適合するよう調整する必要があります。ロゴやブランド名などの視覚要素が小さな画面でも見栄えが良く、画像が読み込み時間を遅くしないか、フォントが読みやすいかを確認することが必須です。レスポンシブでないWebサイトや低解像度の画像は、ブランド体験を低下させます。

直感的UXとグラフィック要素の統一

Webデザインは直感的で操作しやすいよう設計されるべきです。Webサイトに使用する「アイコン」「イラスト」「アニメーション」「ボタン」などのグラフィック要素は、UX(ユーザーエクスペリエンス)にも影響を与えるため、統一されたルールのもとで展開し、一貫性を保ちます。

タイポグラフィの「可読性」と「トーン」の両立

Webサイトで使用するフォントを選定する際は、ブランドイメージとの一致だけでなく、読みやすさ(可読性)を吟味します。選定したフォントは「Webサイト」「パンフレット」「スマートフォンアプリ」など、企業が使用するすべてのチャネルに適用します。

動的要素(モーション)の戦略的活用

動きやアニメーションは、視覚的注目度を高める効果的な要素です。Webサイトや広告媒体において、戦略的に動的要素を組み込むことで、より印象的なメッセージ伝達を実現できます。

デジタルガイドラインの徹底

VIに必要な一貫性を保つため、Webサイトなど社外に向けたツールだけでなく、会議資料のような社内向けのツールに関してもVIを適用しなくてはいけません。デザインのレギュレーションを作成し、誰が使っても同じ品質を保てる状態をつくります。

成功事例|VIで世界を魅了するブランド

VIを戦略的に運用し、市場での認知と信頼を獲得したブランドと成功の鍵についてご紹介します。

Apple

製品、広告、店舗、専用フォント(San Francisco)すべてに無駄のないミニマルなデザインを貫き、洗練された世界観と信頼性を世界中に確立しました。物理的な接触点だけでなく、顧客体験全体をシンプルさに統一することで、「イノベーション」と「使いやすさ」を体現しています。

【Webサイトへの適応】
Webサイトでは極限まで情報量を絞り、製品写真とホワイトスペース(余白)を大胆に使用しています。製品の美しさを際立たせ、ユーザーに直感的な操作感と高いブランド品質を感じさせます。クリーンで一貫したタイポグラフィ(San Francisco)も、メッセージの明確さを高めています。

AppleのWebサイト

Coca-Cola

鮮烈な赤と白のコントラストは強い視覚的インパクトを生み出し、瞬時に「コカ・コーラ」だと認識させます。独自の筆記体ロゴ、手で触るだけでわかるコンツアーボトル(くびれのある形状)が、世代を超えた普遍的な楽しさと記憶を築いています。VIの要素が製品そのものと一体化している点が成功の鍵です。

【webサイトへの適応】
ブランドの核となる「赤」を基調色とし、ロゴの筆記体から派生した流動的で楽しい雰囲気を保っています。製品イメージは、常に生き生きとした、ポジティブな感情や「ハピネス」と結びついて表示され、ブランドの世界観をデジタル環境でも一貫して伝えています。

Coca-ColaのWebサイト

FedEx

ロゴの「E」と「X」の間に隠された矢印は、「速さ」「正確性」「前進」という企業の価値を象徴的に表現しています。紫を基調としたデザインと合わせ、サービスの品質と信頼性を一目で保証しています。この巧妙なデザインは、知的な遊び心とともに、企業の核となるメッセージを潜在意識下に届けます。

【webサイトへの適応】
サービスの本質である「迅速なロジスティクス」を反映し、機能的で迷いのないデザインが特徴です。ブランドカラーの紫とオレンジ(または国ごとのサービスカラー)を効果的に使用し、利用者が追跡や出荷手続きを直感的に行えるUXを重視しています。一貫したカラーパレットが、サイト全体の信頼感を高めています。

FedExのWebサイト

スターバックス

深い緑色と人魚(セイレン)のシンボルだけでブランドを認識させます。この緑は、店舗の雰囲気や空間が提供する「リラックスできる、居心地の良い場所」というブランド体験と一貫しており、どの国、どの店舗でも変わらない安心感と品質を提供します。ロゴから「STARBUCKS COFFEE」という文字を外し、シンボルだけで通用する強力なVIを確立しました。

【webサイトへの適応】
緑色をキーカラーとして使用し、温かみのある写真のトーンや丸みを帯びたフォントを採用することで、店舗で感じる「くつろぎ」や「特別感」といったブランド体験をデジタル空間に再現しています。季節のプロモーションや商品情報も、VIに基づいた統一されたデザインで展開されています。

STARBUCKSのWebサイト

トヨタ(TOYOTA)

VIシステム(VIS)を通じて、グローバルブランドとその製品のコミュニケーションを統一された一貫した方法で導いています。特に専用フォント「トヨタ・タイプ」は、高い可読性とモバイルデバイスへの対応を考慮しカスタムデザインされており、デジタル時代におけるVIの役割を明確に示しています。エンブレムの3つの楕円の形は、顧客の心、製品と技術、そして未来への無限の可能性を表す、深遠な理念の象徴です。

【webサイトへの適応】
ブランドカラーの赤とエンブレムのメタリックな光沢感をデジタル上で表現しつつ、Webサイト全体の堅牢性と信頼感を担保しています。カスタムフォント「トヨタ・タイプ」や一貫したアイコンセットの使用により、技術情報やコーポレートメッセージがどこでも明確に、かつ統一感をもって伝達されるよう設計されています。

トヨタのWebサイト

世界的な成功事例から学べること

これらの世界的な成功事例から、VI戦略には共通して4つの重要な核があることが分かります。

第一に、VIは単なるデザインではなく、企業の「理念」や「価値」を視覚的に翻訳し、ロゴや色、形といった要素一つひとつに魂を凝縮させていること。第二に、Webサイト、製品、店舗といったすべての顧客接点で、その「見た目」に一貫性が徹底されていることです。

そして、この一貫性こそが、言葉を超えて瞬時にブランドを認識させる「記憶に残る力」を生み出し、デジタル時代にも迷いなく運用できる「適応力」の高いブランドシステムを築いています。

VIは、一過性の流行でなく、「企業の魂」を「信頼」という鎧で包み込み、市場で戦い続けるための、最も賢明な戦略的システムなのです。

まとめ|VIは未来の信頼を買う「賢明な投資」

VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、貴社の「想い」という魂を、ロゴやカラーという「信頼」という鎧で包み込み、市場で「一貫して戦う」ための戦略的デザインシステムです。

視覚情報が87%を支配する現代において、VIを整えることは、単なる見た目の美しさではなく、未来の顧客の信頼を買うための最も賢明な投資なのです。統一されたデザインは、一貫性や誠実さを感じさせ、ブランド全体の印象を高め、「安さで選ばれる」存在から「信頼で選ばれる」存在へと導きます。

もし貴社が「Webサイトのデザインがバラバラで統一感がない」「競合に埋もれている」と感じているなら、ぜひお気軽にドコドアにご相談ください。長く愛されるブランドを一緒に作っていきましょう。

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