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2018年|新年の抱負
2018年の抱負
あけましておめでとうございます。ドコドア株式会社の代表取締役を務めております本間隆之でございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
スローガン
今年のスローガンは「ありがとう>売上>利益」です。そのまま、「ありがとう、うりあげ、りえき」と読みます。今までは「利益>売上」だったものを、まずはクライアントのありがとうを集めることに注力し、その結果が売上と利益に繋がるという意味で用いています。我々のクライアントとは既存のWebサイトの受託開発ではホームページの効果を上げたい方々であり、Web受託開発のフランチャイズであるドコドアライセンスにおいてはライセンシーの皆様です。また、プロデューサーは100%クライアントのありがとうを集めるべきですが、経営企画室は社内のメンバーに対して、デザイナーであればクライアント以外にもプロデューサーやディレクターに対してありがとうを集める必要があります。
ゴールの見えるマラソン
そして、2018年はドコドアにとって飛躍の年とするための一環として、権限移譲を進め、目標設定を明確にすることで「ゴールの見えるマラソン」を走ります。ゴールとなる山の山頂だけは私が示しますが、その道のりは10kmあるのでジョギングするのか、それとも100mしかないのでダッシュするのか。ツールとしては自転車を使うのか、それとも飛行機を使うのか。それぞれの所要時間や使うための労力・コストはどの程度なのか。昨年までは取締役が1名だったため、歩く選択肢しかありませんでしたが、今年から4名に増えたことによって、自転車や車、飛行機を使えるようになり、ゴール達成までの工数を大幅に減らすことができるようになります。
山の山頂
また、今までは私が1人で作成していた事業計画書についても、各チームのリーダーがメインとなって構築しました。そのチームの目標に対して一人ひとりが目標を設定します。もちろん全員が同じ山の山頂を目指しますので、ゴールがブレることもありません。
結果としての売上増
さらに、昨年まではWebサイトの受託開発をメインに行っておりましたので、毎年150-200%の売上増で推移しておりましたが、今年はその新潟と東京で培ったノウハウを全国のパートナーに提供することにより、500-900%増を目指します。もちろんこれは売上目標ありきで、それを達成するための戦略のみではなく、クライアントからありがとうを集めることによって、結果的に売上に繋がるように取り組みます。
docodoor Way
権限移譲に伴い、私が全員を直接指導することも減ってきますので、2018年からはdocodoor Way(ドコドアウェイ)という行動指針を示しました。これは新たに作成したものではなく、毎日のように私が発していた言葉を体系化したものです。今年からはこのdocodoor Wayを全員が同じように理解するまで、インプットとアウトプットを徹底してやり続けます。
docodoor Way(行動指針)
- Simple。
「仕組みは一目で理解できるように、シンプルであれ。」
「仕組みは継続できるように、シンプルであれ。そしてPDCAを回し続ける」 - Background。
「あらゆるものに背景・目的・ゴールがある。」
「あらゆるものに先にペルソナが存在する。」 - 100Best(ヒャクベス)。
「提案・解決はスカウターを使って100通りの方法から瞬時にベストを選ぶ。」
「問題があれば解決すればいいだけ。解決できない問題などない。」
- 丸く(ふわっと)話さない。
「コミュニケーションは四角くぶれないように。」
「提案は相手の心に刺さる三角で。」 - 5W1H→8W4H。
「Whyが最初でWhat、Who、When、最後にWhereとHow。Whyは5回繰り返す。」
「5W1Hができるようになったらwhich、whom、to whomとHow long、How much、How toを加える」 - 矢印は自分に。
「依頼して終わりではなく、依頼内容が完了して初めて終わり。」
「完了しない相手が悪いのではなく、完了されられない自分が悪い。」
- 人は忘れる生き物。
「20分後に42%、1日後には74%忘れるので、頼まれたらすぐに3分でやるかTodoを設定する。」
「全ての業務はスタートダッシュが最も重要。」 - 無駄を省く。
「問題の97%は単純なミスであることを疑う。」
「クライアントの97%は間違えている可能性がある。」 - ゴール設定を明確に。
「依頼された内容が100点を目指すのか、60点を目指すのかで内容が大きく変わる。」
「ドコドアでは100点満点で最低の合格点は60点。40点を目指す依頼もある。Best・Better・Worstを設定した上で、Bestを目指しBetterを落とし所とする。」
- 脱体育会系。
「昨日の成功は今日の失敗に繋がるので、根拠のない経験に甘んじない。」
「チャレンジした失敗はOK。失敗を賞賛できる文化を作ろう。ミスは問題ではない、繰り返すことが問題である。」
「自分のされた嫌なことは後輩に要求しない。」 - 脱お役所。
「It’s not my businessではなく、人に優しく、人を信頼して任せる。」
「give & giveの精神で。」 - 脱個人。
「チームのために参加ではなく積極的に参画しよう。」
「個人の力はたかが知れている。3+3ではなく3×3。」
個人的な目標
私は毎年「家庭」「仕事」「個人」の3つの目標をそれぞれ3つずつ設定し、名刺サイズに印刷&パウチしたものを財布に入れたり、鏡に貼ったりしています。3という数字は私が好きで使っているのですが、何かを支えるにしても1-2本では安定しませんが、3本あって初めて安定します。4本あった方がさらに安定しますが、そうであれば5本でも10本でも際限なく増やす必要があります。そこで最も少数で安定する3という数字をマイナンバーとしています。
そして、今年は「家庭」「仕事」「個人」以外に「リーダー」と「JC」の目標も設定しました。「リーダー」では権限移譲をする中でリーダーとして気をつけなければならない点を明確にしました。「JC」では一般社団法人燕三条青年会議所の理事長という大役を全うするために、どのような組織になるべきかを考えました。全て当たり前のようなことが書かれていますが、どれも私にとっては高い目標です。これを常に意識できるようにシンプルな仕組みづくりを行い、「できる、できる、必ずできる」の精神で必達いたします。
個人的目標
- 怒らない、極力叱らない、褒めるのみ。毎週日曜は悠太・千咲と学習タイム、慧大・寛奈には毎日読み聞かせ。
- 夫婦喧嘩をしない、全て受け入れる。週に1日は21時前に帰って慧大・寛奈を寝かしつける。
- 春にディズニー、暮れに沖縄か海外旅行。
- リーダーがいなくなっても成長し続ける企業になる。
- 新潟で最もありがとうを集める企業になる。
- 売上9.7億円、営業利益2.6億円、経常利益0.1億円。
(FC:売上7.6億円、営業利益1.1億円。45都道府県にパートナー。)
(直営:売上1.7億円、営業利益1.3億円。代理店営業のシステム化。)
- 1月に体重79kg、3月で75kg、6月で70kg。1人外食禁止、1人の場合は1食スルーする。
- 毎朝4:30起床でストレッチ。月曜にプールで1時間。
- 休日に悠太と空手、千咲とテニス、慧大・寛奈とお散歩。
- リーダーは孤独であることを認識し、嫌われることを恐れない。
- 任せたら口を出さない。失敗しても叱らない。できるのに100点を目指さない場合のみ叱る。
- 指導は個別に行い、ミスの報告は人前で大いに褒める。ただし上司をスルーしない。
- 全メンバーが誇りに思える組織にする。
- 地域から必要とされる組織にする。
- 入会したいと憧れる組織にする。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。