- マーケティング
- デザイン
おしゃれな建設業のホームページ|参考にしたいWebサイト12選!
建設業界のホームページは、企業の信頼性や実績を伝える重要な役割を担っています。
近年では、ただの情報提供にとどまらず、デザイン性や使いやすさを重視した「おしゃれな」ホームページが増え、他社との差別化やブランディングに繋げる企業も増加しています。
今回は、見やすく使いやすいデザインでユーザーに親しみやすく、さらに会社の魅力や独自性を引き立てる工夫がなされている「おしゃれな建設業のホームページ」をご紹介します。
また、ホームページ制作において押さえるべきポイントも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
参考にしたい建設業のWebサイト12選
鹿島建設 [東京都 港区]
トップページのメインビジュアルは、中央に「100年をつくる会社」という鹿島建設のコーポレートスローガンが浮かび上がった後、同社がこれまで手掛けてきた建築物の画像スライドショーが背景に表示されます。これにより、会社の実績をユーザーに強く印象付けることができます。
下層ページでは、浮かび上がる演出やズーム効果などのトランジションを用いた洗練されたなデザインが採用されています。
採用情報ページでは、スクロールに応じてコンテンツが上下左右からワイプ表示される動きが特徴です。
サイト全体の配色は、白い背景に黒い文字、赤いヘッダーとボタンで統一されており、視認性やユーザビリティが高められています。
小中学生向けの仕事内容紹介ページには、多くのイラストやふりがな付きの漢字、ひらがなが用いられ、対象ユーザーに配慮した親しみやすいデザインとなっています。
株式会社長友仮設 [千葉県 柏市]
URL:https://www.nagatomo-kasetsu.com/
トップページのメインビジュアルには、従業員が実際に働いている様子の映像が表示され、トランジション効果を活用した躍動感のある構成となっています。
下層ページのコンテンツには、カーソルを合わせると画像がズームする効果や、スクロールに応じて画像が見え隠れする演出が施されています。
サイトの背景は濃紺色で統一されており、文字のフォントの統一感と相まって、スタイリッシュで閲覧しやすいデザインです。
また、従業員の顔を多く掲載しているため、ユーザーに信頼度や親近感を与えています。
竹内組株式会社 [愛知県 安城市]
URL:https://www.takeuchigumi.co.jp/
トップページのメインビジュアルは、従業員の働く様子やインタビュー動画が表示され、「必ずなんとかします!」というコンセプトを伝える、インパクトのある内容になっています。
基礎工事やRC工事の施工事例はスライドショー形式で表示され、省スペースで多くの事例を紹介しています。
ハンバーガーメニューをクリックすると、ナビゲーションが大きく表示され、ユーザーを求めている情報に案内しやすくなっています。
サイト全体の配色は黒・白・オレンジで統一され、文字のフォントもダイナミックでセンスを感じさせるデザインです。
みらい建設工業株式会社 [東京都 港区]
URL:https://www.mirai-const.co.jp/
トップページのメインビジュアルには、過去の施工事例(工事中や完成後の画像)がスライドショー形式でゆっくりと浮かび上がる演出があり、中央には「人と、社会と、地球のみらいをカタチに」というスローガンが表示されます。
グローバルナビゲーションを備えており、必要な情報に迅速にアクセスできる高いユーザビリティを実現しています。
「施工実績」と「技術紹介」の項目では、カテゴリ別や地域別で事例を絞り込むことができ、各事例を写真・工事名・カテゴリで分かりやすく整理しています。
他のページ構成は、最上部にページタイトル、中央に本文、右側に関連ページが表示されるサイドバー形式で、白背景と黒文字を基調としたシンプルで分かりやすいデザインです。
平野クレーン工業株式会社 [大阪府 大阪市]
トップページでは、白背景にコーポレートスローガン「~a bright future, with you~」が表示された後、メインビジュアルへと自然に遷移する美しい演出が施されています。
サイト全体は、白い背景に黒い文字、高画質な画像を活用したメインビジュアルで統一され、洗練された印象を与えます。
各コンテンツには画像を多用し、視覚的なデザインになっています。
採用ページでは、項目やボタンに平野クレーン工業のロゴに用いられている青色や赤色も使用されており、ユーザーに企業イメージを視覚的に訴求する効果があります。
株式会社田村建設 [長野県 茅野市]
URL:https://www.tamurakensetsu.co.jp/
トップページの最初の演出では、田村建設のロゴが中央に浮かび上がり、その後メインビジュアルへと自動で遷移します。この上品な演出が、好印象を与えます。
サイト全体では、明朝体を多用することで、高級感や信頼感を演出しています。
全てのページは浮かび上がるように表示され、ユーザーに企業独自の世界観やこだわりを感じさせます。
「施工実績」のページでは、様々な施工実績がジャンルごとに紹介されており、鮮明で彩度の高い画像が付属しており、内容が視覚的にも訴求力を持っています。
株式会社OPEN [東京都 大田区]
トップページのメインビジュアルは、中央に「土木って最高にカッコイイじゃん」というメッセージがあり、従業員が実際に機械を動かしたり手元を動かす様子や従業員同士の対話の様子の映像が表示されます。
メインビジュアルの下には、同社が発信しているYouTubeの動画やブログが複数掲載されており、SNSにも力を入れていることが伝わります。
下層ページはグローバルナビゲーションを備えつつも、ナビゲーションが設けるリンクと同様のリンクに繋がるコンテンツもあり、ユーザーを様々な箇所から知りたいページのリンクに案内することができます。
社員紹介の項目もあり、キャッチフレーズや社員の方からのメッセージなどが載せられています。顔写真もあるため、信頼感を高める工夫が感じられます。
サイト全体は、ダークグレーの背景と白い文字で統一された視認性の高いデザインであり、コンテンツごとの英語のロゴは手書き風で、シックで洗練されたおしゃれなデザインになっています。
戸田建設株式会社 [東京都 中央区]
URL:https://www.toda.co.jp/company/library/buildtheculture/
トップページのメインビジュアルは、左側に画像、右側にブランドスローガンのロゴがズーム効果で表示され、ユーザーをページに引き込むように感じられます。画像は少し動いている演出もあります。
下層ページはコンテンツや文字に動きのあるアニメーションが用いられており、細部までこだわりを感じさせます。
ナビゲーションは下部に表示され、全体的なデザインは白い背景と黒い文字、文字フォントの統一感があり、シンプルでありつつ、写真やコンテンツにフォーカスするミニマルなデザインです。
ヘッダーには施工事例のボタンがあり、スクロールすることで、メインビジュアルがページタイトルから高画質な写真に切り替わる工夫が施されており、視覚的な印象や没入感をユーザーに与えます。
株式会社山崎組 [千葉県茂原市]
URL:https://g-yamazaki.co.jp/index.html
トップページのメインビジュアルには、かっこいいオリジナルの会社プロモーション動画が流れ、企業ブランディングに力を入れていることが感じられます。
施工した建築物や建築中の建物の鮮明な画像が、会社の理念や美意識を視覚的に伝えています。
社員インタビューのコンテンツもあり、写真・資格・名前・キャリアが掲載されています。「インタビューを見る」をクリックすると、トップページのメインビジュアルにある動画のように、ダイナミックなカメラワークや鮮やかな色彩、モーションエフェクトが特徴的な、こだわりの感じられる映像を視聴することができます
ホームページのデザインは、フォントの統一感や白の背景、緑のコンテンツでスタイリッシュな印象を感じさせます。
株式会社野谷組 [東京都 大田区]
URL:https://www.notanigumi.co.jp/
トップページでは、最初に野谷組のロゴが中央に浮かび上がり、その後写真のスライドショーに自然に切り替わるという洗練された演出がなされています。
下層ページはスクロールに応じてコンテンツが様々な方向から表示されます。トップページはフッターの最下部までアニメーションが施されています。
メンバー紹介のページでは、名前と役職、「コミュニケーション」や「技術」などの要素でのレーダーチャート、入社理由などが掲載され、親近感も感じられます。
サイト全体は、黒い背景に白い文字、明朝体のフォントや金色のアクセントで、高級感や和の雰囲気を感じさせる、かっこいいデザインです。
ユーシン建設株式会社 [富山県 砺波市]
URL:https://www.yushin-kensetsu.co.jp/
トップページのメインビジュアルは、「街も、人も、元気にする!」というスローガンと右側の街のポップなイラストがポップアップのアニメーションで表示され、ユーザーに明るくポジティブな印象を与えます。
下層ページのコンテンツには、カーソルを重ねると色が変化したり、写真がズームアップするなどの演出が施されています。
採用ページでは、「先輩のメッセージ」として、社員の名前と顔写真が掲載され、求職者に信頼感を与えます。
サイトは白い背景と黒い文字、緑色のコンテンツであり、視認性がしっかりと感じられます。
株式会社東輝建設 [東京都 世田谷区]
トップページでは、青色の背景に東輝建設のロゴとコーポレートスローガンが中央に浮かび上がり、その後メインビジュアルへと自然に遷移する演出が施されており、上品で高級感のある印象を与えます。
メインビジュアルは最初に用いられたコーポレートスローガンが中央に表示され、背景は従業員が実際に働いている様子を映した、ダイナミックな映像が流れています。
下層ページはスクロールするにつれてコンテンツが様々な方向から表示され、アニメーションや配色など細部まで工夫が凝らされています。
青と白の色使いがブランドイメージを統一しており、高級感や信頼感を感じさせます。
採用ページでは、従業員にフォーカスした画像が多用されており、、デザインは白い背景で青い文字で統一されており、清潔感が感じられます。
建設業のホームページ制作で押さえるべき5つのポイント
ここまで参考にしたい、建設業のおしゃれなホームページの事例を紹介してきました。
ここからは実際に建設業のホームページを作る上で、大切にしたいポイントを説明します。
押さえるべきポイントは下記の5つです。
・記載すべき項目
・ターゲット層を明確にしたデザインとターゲティング
・分かりやすさ重視の情報設計と視覚的な工夫
・運用しやすさを考慮したホームページ作り
・企業イメージに合わせたデザインの工夫
記載すべき項目
企業概要・会社紹介
企業の信頼性を高めるため、最低限の会社情報は必須です。
会社名、資本金、社員数、主要取引先、設立年月日、代表者名、所在地、連絡先(電話・メール)、業務内容などを掲載しましょう。
情報が多い場合は表にまとめると見やすくなります。
また、最近は会社紹介動画を載せる企業も増えており、施工現場の様子を動画で紹介すれば、文章のみよりも雰囲気が伝わりやすくなります。
施工事例の紹介
過去の施工事例は、会社の実力をアピールする大切なコンテンツです。
施工事例を紹介する際は、完成後の写真だけでなく、ビフォーアフター写真を並べて掲載しましょう。
工程ごとの写真や注釈をつけると、工事内容がより分かりやすくなります。
撮影の際は同じ角度からの写真を意識し、工事の変化をわかりやすく伝える工夫が効果的です。
企業理念や自社の強み・こだわり
複数社から自社を選んでもらうためには、他社との差別化となる自社の特長や強みを明確に示すことが重要です。
企業理念や施工へのこだわり、充実したアフターサポートなど、依頼することで得られるメリットを伝えましょう。
また、技術力や信頼性だけではなく、独自性もアピールできるようなホームページにして顧客の関心を獲得しましょう。
必須ではないですが、事業の社会的責任(CSR)活動を紹介することで、企業イメージを高めることに成功している会社も多いです。
代表者の挨拶、スタッフの紹介
代表者の挨拶文を載せることで、経営者がどのような理念で事業に取り組んでいるのかを伝えることができます。
依頼先を選ぶ際に、代表のビジョンや想いに共感できることを重視する人も多いため、代表者やスタッフを紹介するページを、人格的な信頼をアピールする機会として活用しましょう。
また、昨今では「顔」が見れるWebサイトの方が、より信頼度が高い傾向にあるので、紹介する際には顔写真を使うようにしましょう。スタッフの顔が写っている作業風景などの画像は好感度が高く、親近感も伝わりやすくなります。
サービス内容の紹介
どのようなサービスを提供しているかを閲覧者に紹介するページも必要です。
調査・診断から提案、工事、アフターサポートまでの一連の流れをわかりやすく説明すると、お客様に安心してもらうことができます。
特にアフターサービスの内容や保証期間など、依頼者にとって重要な情報は詳細に記載しましょう。
施工単価・料金に関する情報
工事の料金は使用する材料や規模によって異なりますが、参考料金表を提示することで、お客様に概算が伝わりやすくなります。
料金を具体例とともに分かりやすく記載することで、問い合わせの心理的なハードルを下げる効果もあります。
見積の相談フォーム
見積もり専用の相談ページを設けると、問い合わせフォームのみの場合よりも気軽に相談できる印象を与えます。
依頼から見積もり発行までの流れや期間、見積書の有効期間なども明記しておくと、依頼のハードルをより下げることができます。
問い合わせフォーム
お客様が直接連絡を取りやすいように、問い合わせフォームを必ず設置しましょう。
電話やメールでの対応も可能ですが、フォームがあると自社のサービスを気軽に利用してもらいやすくなります。
フォームは各ページの下部など、アクセスしやすい場所に設置すると便利です。
採用情報
建設業界での仕事を探す求職者もホームページをチェックすることが多いです。
採用にも力を入れたい場合は、採用情報を載せることで自社に共感する人材にアプローチできます。
社員インタビューや仕事内容の紹介を通じて、会社の雰囲気を具体的に伝えれば、より多くの求職者の関心を引くことができます。
ターゲット層を明確にしたデザインとターゲティング
ホームページを作成する際には、まずその目的を明確にし、それに沿ってデザインやコンテンツの構成を考えることが最も重要です。
建設業向けのホームページであっても、目的によって求められる内容は異なります。
まず、ホームページの役割を再確認し、ターゲット層と具体的な人物モデル(ペルソナ)を設定しましょう。
性別や年齢に加えて職業や家族構成なども想定することで、制作担当者の意識を合わせやすくなります。
わかりやすさ重視の情報設計と視覚的な工夫
建設業のホームページを作る際には、ユーザーが見やすく利用しやすいレイアウトが大切です。
ユーザーが必要な情報にたどり着きやすいデザイン(ユーザーインターフェース)と、サイト全体の使いやすさ(ユーザーエクスペリエンス)を意識することで、ホームページの満足度が向上します。
強調したい情報はわかりやすいフォントや配色で示し、写真や動画、イラストも適宜取り入れて、伝えたい内容を視覚的にアピールしましょう。
運用しやすさを考慮したホームページ作り
ホームページの製作方法は、プログラミングによる制作、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を使った制作、外部制作会社への依頼といった選択肢があります。
日々の情報発信や更新のしやすさを求める場合は、CMSを利用した製作がおすすめです。
専門知識がなくても更新が簡単で、情報の追加や変更がスムーズに行えます。
また、外部の制作会社に依頼する場合は、SEO対策や運用面でのサポートを受けることで、長期的に集客効果を上げやすくなります。
定期的なメンテナンスやブログ更新などを通じてファンを増やし、長く活用できるサイトに育てましょう。
企業イメージに合わせたデザインの工夫
ホームページのデザインは、自社のイメージやブランドカラーに合ったものを選ぶことが大切です。
特にカラーやフォントの選定は、信頼性や専門性を伝えるために重要な要素です。
インパクトも大切ですが、基本は使いやすさと見やすさを軸に、シンプルでスタイリッシュかつ清潔感のあるデザインを心がけましょう。
まとめ|建設業ホームページの制作会社選びに迷ったら
今回の記事では、おしゃれな建設業のホームページ事例をご紹介しました。
建設業界のホームページは、顧客に信頼感を与え、企業の強みや実績をわかりやすく伝える重要なツールです。
魅力的なホームページを構築するためには、ターゲット層を意識したデザインと、分かりやすく整理された情報設計が欠かせません。
建設業の強みを最大限に引き出し、顧客との接点を効果的に作ることで、他社との差別化が図れるでしょう。
そのため、建設業のホームページ制作を依頼する際には、業界理解とデザイン力に優れたパートナーを選ぶことが重要です。
私たちドコドアでは、多くの建設業関連のホームページ制作実績と、SEO対策やコンテンツ戦略のノウハウを活かして、お客様のビジネス目標を実現するご提案を行っています。
おしゃれで実用的なデザインで、貴社の魅力を最大限に伝えるお手伝いをいたします。
建設業のホームページ制作をお考えの方は、ぜひ一度ドコドアまでご相談ください。
◎お問い合わせ・ご相談はこちらから
▼ドコドアの制作事例一覧
https://docodoor.co.jp/design/
ドコドア デザイン部
DesignTeam