- SEO
SEOに不可欠!重要視されている4つの検索意図(インテント)と必要な対応
SEOにも様々な対策がある中、ユーザーの検索意図(インテント)について考えたことはありますか。
検索意図とは「ユーザーが何を求めて検索したのか」を示す言葉で、現在は大きく4つに分類されています。
4種の検索意図に合わせ、Webサイトのコンテンツを工夫することがSEOの1つとして注目されているのです。
またユーザーの検索意図(インテント)は、Googleも検索アルゴリズムで分析対象としており、重要度が高まっています。今回ご紹介する4つのユーザーの検索意図を理解し、より効果的なWebサイト運営を目指しましょう。
検索意図、つまり「ユーザーが何を求めて検索したのか」が重要視されている
インテントとは検索意図のこと
前述の通り、インテントとは「検索意図」を指す言葉です。
ユーザーインテントと言った際には「ユーザーが何を求めて検索したのか」を示します。
簡単な例えですが「SEO とは」と検索した人は「SEOとはどんな意味なのか、なにをするものなのか知りたい」という意図を持っていると推測できます。「ホームラン 打つには」と検索した人は、「ホームランを打つ方法やコツを知りたい」がその人の検索意図と言えるでしょう。
検索意図は、検索エンジンに重要視されている
そして、ユーザーインテントはGoogle検索で分析の対象となっています。
下記はGoogleが発表している「検索アルゴリズムの仕組み」からの引用です。
Google では、ユーザーがどのような種類の情報を探しているのかについても理解しようとします。特定のことに関する検索か、幅広い検索か。「口コミ」、「画像」、「開店時間」など、具体的な情報が必要なことを示す検索キーワードはあるか。その日に公開されたコンテンツを探していることを示す、急上昇ワードの検索をしているか。付近のお店や現在地の情報を検索しているか。こうしたことも、アルゴリズムで分析します。
ユーザーインテントという言葉自体は出てきませんが、Googleユーザーによって入力された用語の検索意図が分析対象とされていることがわかります。
日本においてGoogleのアルゴリズムを利用している検索エンジンは、約95%(※1)というデータがあります。そのためユーザーインテントについて理解を深め、適切に対応することがSEOに繋がるのです。
※1 statcounterより Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを利用
4種類の検索意図(インテント)と、それぞれに必要な対応
編集前画像元 : 4 new moments every marketer should know
次は検索意図(インテント)の分類と対応について掘り下げていきます。
現在のインテント分類としては「Knowクエリ」「Goクエリ」「Doクエリ」「Buyクエリ」の4つ。各インテントごとにどんな意図を持つのか、どう対応すればよいのかを理解しましょう。
「知りたい」という意図の「Knowクエリ」
「知りたい」という意図を持つ「Konwクエリ」は、ユーザーが知りたいことについての意味や定義、仕組み、事実、歴史などを的確に説明するコンテンツが求められます。
そのため間違った情報を与えないようにコンテンツの内容をよく見直し、ユーザーが求めている情報は何か、しっかり説明できているかに注意を払う必要があります。
「行きたい」という意図の「Goクエリ」
続いて「Goクエリ」には「行きたい」という意図があります。
店舗名や施設名で検索された際に、マップ上にその住所が正しく表示されることが重要。
なぜならユーザーは目的の場所がどこにあるのか、どのルートで行けるのかといった情報を得ることができるからです。
対応としては、Googleのローカル検索に特化したローカルSEOや、Googleマイビジネス登録を中心に行いましょう。
「やってみたい」という意図の「Doクエリ」
「Doクエリ」の検索意図は「やってみたい」というもの。
やりたいことや方法についての説明、必要な道具や材料はなにか、またコツや注意事項を提示することでユーザーの検索意図は満たされます。
「買いたい」という意図の「Buyクエリ」
最後に「Buyクエリ」ですが、これは「買いたい」という意図を示しています。
BuyクエリにおけるSEOは実際に多くの人が購入しており、良好な評判の結果として付いてくるものであることに注意が必要です。
また多く売れていても評判が良くなければ、ユーザーを第一に考えるGoogleは上位に表示しません。リスティング広告やLPO(ランディングページ最適化)、クチコミキャンペーンで対応しましょう。
SEOとしてユーザーインテントの理解と適切な対応が求められている
最後に、ここまでご紹介したことをまとめます。
まず「ユーザーインテント」とは「ユーザーの検索意図」を指す言葉です。
そしてインテントの理解と対応がSEOで重要視されている理由は、国内約95%の利用率のGoogle検索アルゴリズムにて、検索意図を分析・評価の一要因としているからでした。
またインテントは現在Know、Go、Do、Buyの4分類。それぞれ最適な対応が必要です。
WebサイトのSEOに求められていることは、キーワードを入れ、モバイルユーザーにとっても見やすくすることだけではありません。今回ご紹介した検索意図(インテント)でも、まずはユーザーが何を求めて訪問してくれているのかなど、現状を分析して1つずつ対応を行っていきましょう。
#検索意図#インテント#SEO
ドコドア 編集部
EditTeam