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海外向けホームページ制作|参考にしたいホームページ10選

海外向けホームページの制作・リニューアルを検討している方は、制作会社に依頼する前に「どんなホームページにしたいか」をイメージしておくことが大切です。

こちらの記事では、これまでに1,600社以上のホームページ制作・コンサルティングを手掛けてきた「ドコドア」のノウハウをもとに、ユーザー視点で魅力を感じる海外向けホームページを厳選。お手本にしたくなる10サイトをピックアップしました。

記事の後半では、効果的なホームページを作るために重要なポイントも解説しているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

海外向けホームページ参考事例10選

海外向けホームページで参考にしたい事例は以下の10つです。

  • キーエンス
  • 三菱ケミカルグループ
  • 阪急うめだ本店
  • 味の素
  • 明治
  • 資生堂
  • 日本製鉄
  • 手取川(吉田酒造店)
  • エーエスジェイ株式会社
  • 太陽刷子株式会社

キーエンス

keyence引用元:キーエンス

キーエンスはセンサー、測定器、画像処理機器などの企画・設計・開発・生産を行う企業です。その高い営業力は度々注目を浴びています。

キーエンスのホームページはアメリカ地域、ヨーロッパ地域、アジア地域の計36言語に対応しています。

keyence2多くの企業の外国語対応が数ヶ国語のみにとどまる中、36言語対応は圧倒的と言えるでしょう。その対応言語の多さから、プルダウンメニューで言語を選択するのではなく、専用の言語選択ページまで用意されており利用したい言語を簡単に探すことができます。

三菱ケミカルグループ

mitsubishichemical引用元:三菱ケミカルグループ

三菱ケミカルグループは日本国内最大級の大手総合化学工業系メーカーである三菱ケミカルをはじめとした全539社によって構成されている化学企業グループです。

ホームページの言語対応は日本語、英語、中国語(簡体字)の3言語。

日本語、英語はそれぞれの言語でほとんどのページに対応しています。

中国語ページでは「イノベーション」「ニュース」のページは英語のページが開かれるようになっており、多言語対応にありがちな「言語を増やせば増やすだけ翻訳コストも増えていく」という問題に上手に対応しています。

阪急うめだ本店

hankyu引用元:阪急うめだ本店

阪急百貨店の本店である、阪急うめだ本店。関西および西日本で最大級の売上を誇る百貨店です。

ホームページの言語対応は日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)の計5言語。

日本語と日本語以外の言語では表示されるホームページが異なっています。日本語ページがニュースや催事のおしらせ、新着アイテムなど百貨店内に焦点が当てられているコンテンツが中心であるのに対し、外国語ページは「百貨店について」「営業時間」「ストアガイド」など観光客をターゲットとしたコンテンツが中心です。

このように日本語ページをそのまま外国語訳するのではなく、外国人観光客向けなどターゲット層に合わせたホームページデザインで再構築する例も珍しくありません。

味の素

ajinomoto引用元:味の素

うま味調味料である「味の素」をはじめ、調味料、加工食品、冷凍食品、化粧品、医薬品などさまざまな商品を世界中に提供している株式会社味の素。

ホームページは英語やポルトガル語をはじめとした計10ヶ国語に対応しています。

ホームページの基本的なレイアウトはそのままに、右から左に文章が記述されるアラビア語のみ最適なレイアウトに再構築されています。

言語選択のプルダウンメニューは、ENPTFRのようにスペースを取らない形で表示。一部ページのみ英語という対応ではなく、全ページが各言語で構成されています。

明治

meiji引用元:明治

株式会社明治は乳製品や菓子をはじめとした食品製造、一般医薬品の製造販売を行う企業です。

ホームページは日本語、英語、中国語(簡体字)の3ヶ国語に対応。

これまで紹介したホームページと比較して対応言語数は少なめですが、それぞれが独自のデザインで構成されている点が特徴です。

掲載されているコンテンツは基本的には同じではあるもののレイアウトやデザインがそれぞれ調整されており、地域に合わせたホームページになっていると言えるでしょう。

資生堂

shiseidou引用元:資生堂

世界中の約120の国と地域で事業を展開する資生堂。化粧品の販売製造をはじめ、美容健康に関連する事業を幅広く展開しています。

ホームページは日本語、英語、中国語(簡体字)の3ヶ国語対応。

ブランド紹介のコンテンツでは、日本語ページと英語ページでトップを飾るブランドが異なっています。国内と海外でより訴求力のあるブランドが優先して掲載されています。

中国語ページではテキストを中心としたデザインで日本語・英語ページとは異なった雰囲気を演出。中国語話者の方が特別感を感じることができるようになっています。

日本製鉄

nipponseitetu引用元:日本製鉄

日本最大手、世界で見てもトップクラスの鉄鋼メーカーであり、世界15カ国以上に製造拠点を有する日本製鉄。同社グループは製鉄事業を中核にエンジニアリング事業、ケミカル&マテリアル事業、システムソリューション事業の4つの分野を推進しています。

ホームページは日本語、英語、中国語(簡体字)の3ヶ国語に対応。

3つのページはそれぞれの地域にマッチしたホームページデザインで各地域の顧客に響く構成になっています。

企業からのお知らせにあたる「ニュースリリース」は各国に合わせた内容でそれぞれリリース。外国語のニュースは更新頻度が落ちてしまいがちですが、高い頻度での更新がされています。

手取川(吉田酒造店)

tedorigawa引用元:手取川(吉田酒造店)

1870(明治3)年に創業し、創業150周年を迎えた吉田酒造店。石川県の手取川の清水で造る「手取川」で有名です。

ホームページは日本語と英語の2ヶ国語に対応。

日本語ページでは多くの商品を紹介しているのに対し、英語ページでは”Tedorigawa” “Yoshidagura” 2つの商品に絞って掲載。また、外国人に向けた専用コンテンツ”The Birth of Sake”も掲載しています。

エーエスジェイ株式会社

asjapan引用元:エーエスジェイ株式会社

もともと日本国内で行っていた水処理事業を海外展開させ、インドネシアをはじめとしたアジア地域で「安心して飲める水」を届けるエーエスジェイ株式会社。

これまで紹介したホームページとは異なり、外国語専用ページは一部にしかありませんが、ページ全体をGoogleの機械翻訳で翻訳することができます。こちらのGoogle翻訳埋め込み機能は2018年にサービス終了していますが、現在でも同じような代替機能を利用可能です。

日本語のテキストを自動検知して翻訳するため、①画像内のテキストは翻訳されない②海外検索エンジンにはヒットしないため海外SEOは弱い などのデメリットもあるものの、外国語ページを構築する際に必要なコストを抑えて簡易的に多言語対応することができます。

太陽刷子株式会社

taiyobrush引用元:太陽刷子株式会社

創業以来蓄積し続けているノウハウを活かしてベトナムを中心としたASEAN市場に進出、高品質なオーラルケア製品が注目を集める太陽刷子株式会社です。

ホームページは日本語と英語の2ヶ国語対応になっています。

多くの企業が言語切替ボタンを画面端に設置する中、太陽刷子はページトップの中心に配置。多言語対応しているアピールになると同時に、言語切替をスムーズに行うことができユーザビリティにも配慮したデザインと言えるでしょう。

ホームページの「お問い合わせ」ボタンのデザインを日本語と英語のページで大きく変えることで、どちらのページを開いているのか、テキストに目を通さなくてもひと目で分かるデザインです。

海外向けホームページ制作で抑えるべき5つポイント

ここまで参考にしたい海外向けホームページを紹介してきました。
ここからは実際にホームページを制作・リニューアルする上で、大切にしたいポイントを説明します。
押さえるべきポイントは下記5つです。

  • ターゲット設定・分析をしっかり行う
  • 対応する言語を検討する
  • 多言語対応するコンテンツを検討する
  • ユーザーの利便性・体験を大切に
  • コツコツ運用してファンを作る

ターゲット設定・分析をしっかり行う

ホームページを制作する時には、ターゲットの設定が重要ですなぜなら、ターゲットによって、デザインのテイストやコンテンツ構成が大きく変わるからです。

貴社が提供する製品・サービスを利用するユーザーを、出身地域・日常で使用している言語・年齢層・性別などといった要素から分析し、ターゲットに寄り添ったホームページ制作を行いましょう。

対応する言語を検討する

海外向けホームページを制作する際には、対応する言語について熟考することが大切です。対応している言語が多ければ多いほど、さまざまな国や地域の方が快適に閲覧できる可能性は高まります。しかし、対応する言語が増えると、ホームページ制作やその後の更新に対するコストも増えてしまいます

また、対応する言語ベースで考える他にも、場所をベースで考えることも有効です。例えば中国語ですが、台湾を中心とする繁体字と中国本土を中心とする簡体字の2種類に大別されます。台湾からの顧客が多い場合には繁体字に、中国本土からの顧客が多い場合には簡体字でホームページを制作するといった具合に場所ベースでの検討も有効です。

多言語対応するコンテンツを検討する

特にもともと日本語のホームページを持っていた企業が外国語にも対応する場合には、外国語に対応するコンテンツを検討する必要があります。企業によりますが、日本国内のみで採用活動を行っている場合、外国語ページに採用情報を掲載しても意味がありません。日本国内のみで展開している商品やサービスのページも同様です。

日本語ホームページをそのまますべて多言語対応するのではなく、対応しようとしているコンテンツが本当に必要なものかどうかについて検討してから制作に移ることが大切です。

ユーザーの利便性・体験を大切に

海外向けホームページを訪れる人は、慣れない日本語を見ることに疲れている可能性が考えられます。日本語に不慣れな人が簡単に外国語対応のページを見ることができる工夫が大切です。

また、情報の探しやすさ、スムーズな動きといったユーザー体験(=UX /ユーザーエクスペリエンス)への配慮も重要です。

コツコツ運用・改善してユーザーとの距離を縮める

ホームページは制作してからの運用・改善が不可欠です。ユーザーへのコンテンツを頻繁に更新することやユーザーのホームページ上での動線を分析し、最適化し続けることが必要です。

まとめ|海外向けホームページ制作会社選びに迷ったら

今回は、海外向けホームページ制作に関する情報をまとめてお届けしてきました。

海外ユーザーの悩みやニーズにマッチしたホームページを作ることで、SEOで上位に表示されるようになり、貴社の魅力がユーザーに伝わりやすくなります。

しかし、成果を上げられるホームページを作るためには、ユーザーを理解した設計と正しい分析・運用が不可欠です。そのため、ホームページの制作を依頼する場合は、Webマーケティングに精通している会社をパートナーに選びましょう。

当社・ドコドアでは、これまでに全国1,600社以上のホームページを制作してきました。その経験から得たWebマーケティングの知識やSEO対策のノウハウを活用して、課題解決に向けた提案をいたします。まずは、お気軽にご相談ください。

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