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8月19日全体会議「業界の現状を理解する」

今週の全体会議の模様です。全体会議は個人やチームで抱えている情報や学んだことを共有します。

小話「従来のWebサイトと現在のWebサイトから基本を学ぼう」

今週の小話です。

『Webデザイン・スタンダード 伝わるビジュアルづくりとクリエイティブの最新技法』(境 祐司,小浜 愛香,森本 友理,野田 一輝,北村 篤志,有吉 学、2018)

デザイナーの五十嵐が紹介した書籍は、『Webデザイン・スタンダード 伝わるビジュアルづくりとクリエイティブの最新技法』(境 祐司,小浜 愛香,森本 友理,野田 一輝,北村 篤志,有吉 学、2018)
この本は、従来のWebサイトと、変化している現在のWebデザインの全体像がわかる一冊です。新卒教育やガイドライン作成のため、改めてWebデザインの基本を振り返るべく読んだそうです。参考になったポイントは以下の3つです。

  1. 従来のWebデザインと、現在のWebデザインの違い
  2. 導入書にはあまり載っていないUI / UXデザインの解説
  3. 今の時代に必要な視点とトレンドを参考サイトと共に掲載

『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』(三上ナナエ、2014)

プロデューサーの石井が紹介した書籍は、『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』(三上ナナエ、2014)この本では、元ANAのCAである著者がフライトの中で身につけた気遣いの秘訣がまとめられています。読んだきっかけは、お客様とやりとりをする中で、気遣いはどういったものなのかを振り返るためだそうです。本書で石井が参考になったことは以下の3つです。

  1. 「すみません」を不用意に使わない
  2. 相手を名前で呼ぶ
  3. 仕事だけでなく、プライベートでもスムーズにコミュニケーションができるコツを学べる

『3行しか書けない人のための文章教室』(前田 安正、2017)

コーダーの大矢が紹介した書籍は、『3行しか書けない人のための文章教室』(前田 安正、2017)
この本では、実例を交えながら、文章を膨らませる過程が丁寧に解説されています。SNSの投稿も少し工夫するだけで大きく変わる、実際の例も書かれています。スタッフブログを書く際にどうすればきれいな文章が書けるか悩み、手に取りました。以下、本書の3つのポイントです。

  1. 5W1Hを武器にする
  2. 「えっ?」「なんで?」をなくす
  3. 「データ」「数字」を取り入れる

講話「業界の現状を理解し、どう仕事をすすめていくか」


代表の本間による講話では、Web業界の現状と、それを踏まえドコドアがどういう仕事の進め方をしていくかについての話がありました。

「今日は、ドコドアが新潟県内や東京で評価されてきたという実績に安心していてはいけないということを皆さんにお伝えしようと思います。」

まず、本間が作成した『Web業界のターゲット層の割合』のピラミッド図が提示されました。

「三角の一番上の部分が、webサイト制作に300万以上かけられる一部の上場企業。大半を占めるのが30~300万かけられる企業、Webサイトにお金をあまりかけられない層の3層の構造になっていました。我々はこの中央の層をターゲットとしていました。我々の競合は、東京の制作会社大多数や、新潟県内の制作会社の一部。しかし、これも過去の話です。」

続いて、「新潟県内におけるWeb制作会社の分布図」が提示されました。

「ドコドアは、高品質なサイトをそこそこの費用で制作していました。高価格帯だった老舗の制作会社は、現在価格を下げてきており、新規参入やフリーランスは低価格のまま品質を上げています。東京においても、ドコドアは価格で勝負してきましたが、近頃は単価が上がっているため、競争ができなくなっています。さらに、新規参入しやすく、優秀なフリーランスも多く起業しています。」


ここで、改めて『現状のターゲット層』の図が提示されました。

「最も多かった中価格帯が減り、低価格帯がほとんどを占めています。我々のターゲットは、ほとんどが低価格でWebサイトを作りたい方々。老舗の制作会社もすでに価格を下げてきていて、今後は一部の儲かっている会社もこの価格競争に入ってくるでしょう。Web業界は年々、制作単価が下がってきています。ドコドアもこのまま価格を下げたら、残業ばかりの働きにくい会社になります。そこで今求められているのは、効率よく制作することです。」

「そこで、今回の資料を見てください。これは今回の講話のために短時間で作成しました。シンプルで、色も一色のみ。フォントも一種類です。今回の講話では、ドコドアの立ち位置を理解してもらうことが目的であり、デザイン性や装飾は必要ありません。」

「これからのドコドアは低価格帯をターゲットとしていきますが、それだけでは価格でしか戦うことができなくなっていしまします。高価格帯でも戦っていくためには、意味のあるデザインを提出しなくては、勝つことができません。今までのデザイン・コーディングの強みはそのまま、低価格なスタートプランのサイトを提供していきましょう。」

「アプリの代理店が増えれば、スタートプランも同時に売ることができます。そのために何をするかを目標として考えてもらいたいと思います。我々は、戦える武器をもっています。今の『現状を満足している状態』から、業界の現状を理解して、自分の業務と向き合ってもらいたいと思います。

以上のように社員に伝え、講話は終了しました。

所感「変化する業界に対応し続けること」

業界の変化とドコドアの立ち位置の話を聞いて、Web業界は移り変わりが非常に激しいことを改めて理解しました。Webのデザイントレンドは日々変化し、デザイナーとしてトレンドをしっかり抑えなければならないと感じていました。しかし、それ以前に業界・市場が刻々と変化しています。その上で、ドコドアの立ち位置も常に考えて業務に当たらなければならないと感じました。

また、ターゲットとなるクライアントが何を求めているのか。日々の業務の中でも根拠ある仕事の進め方を指導されていますが、デザイナーとして、クライアントの問題を解決するための「根拠あるデザインの提示」ができるよう努力していきます。

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