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保育園・幼稚園・認定こども園のホームページ制作|参考事例10選&成功のポイントも解説

保育園のホームページは、園の魅力を伝えるだけでなく、保護者や求職者に「安心」と「信頼」を届ける大切なツールです。
特に入園を検討している保護者にとっては、ホームページの印象がそのまま「この園に預けたいかどうか」の判断材料になることも少なくありません。
近年では、基本的な情報提供に加え、保育方針や日常の様子を写真や動画で伝えたり、採用情報を発信したりと、ホームページに求められる役割がますます広がっています。
そこで今回は、デザイン性・使いやすさ・情報発信力に優れた保育園のホームページを厳選してご紹介します。
また、ホームページが果たすべき役割や制作時に押さえるべきポイントについても解説していますので、これから保育園のサイト制作やリニューアルを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!
保育園のホームページに求められる役割とは
保育園のホームページは、単なる情報提供の場ではありません。
保護者にとっては「園の雰囲気が伝わる入り口」であり、運営側にとっては「信頼を獲得するための重要なツール」となります。
保護者の“安心”を支える情報発信
入園を検討している保護者が最も重視するのは、「この園なら安心して預けられるかどうか」です。その判断材料として、以下のような情報は非常に重要です。
- 保育方針・教育理念
- 1日の流れや年間行事
- 給食やアレルギー対応について
- 園児たちの日常の様子(写真やブログなど)
- 保育士や職員の紹介
これらがわかりやすく掲載されているかどうかで、保護者の印象は大きく変わります。
採用活動にもつながる“園の顔”
また、昨今では保育士の採用難が続いており、ホームページは求職者に向けた重要なPRツールにもなっています。
園の雰囲気やスタッフの働きやすさ、福利厚生などをきちんと伝えることで、採用活動の成果にもつながります。
地域とのつながりを見せる役割も
地域に根ざした保育園として、地元の行事への参加や地域との連携もアピールポイントです。
お知らせやブログ機能を活用して、地域とのつながりを発信することで、園の信頼性を高めることができます。
参考になる保育園のホームページ10選
ここからは、デザイン性・情報の分かりやすさ・園の魅力の伝え方など、さまざまな観点から参考になる保育園のホームページを10個ご紹介します。
保育園の雰囲気や保育方針を伝えるデザイン、保護者にとって使いやすい構成、採用にもつながる魅力的な情報発信など、思わず真似したくなる工夫が満載です。ぜひ今後のホームページ制作の参考にしてみてください。
◯すかわ保育園(長崎県南島原市)
URL:https://sukawa-hoikuen.com/
長崎県南島原市に位置する『すかわ保育園』は、自然豊かな環境の中で子どもの感性と個性を大切に育む認可保育園です。
すかわ保育園のホームページは、ベージュやブラウンを基調としたナチュラルな配色と、丸みのあるフォントやアイコンで、園の温かみと親しみやすさを表現しています。
トップページでは、「たくさんの はじめて あそぶ たべる つくる をここから。」というキャッチコピーとともに、園児の自然な笑顔の写真がスライドで表示され、園の雰囲気が直感的に伝わります。
また、「あそぶ」「たべる」「つくる」をキーワードにした保育方針が明確に示されており、自然体験や自家栽培の野菜を使った食育活動など、園の特色が丁寧に紹介されています。
参考になるポイント
1. 園児の自然な表情を伝える写真構成
各ページに園児の自然な様子を写した写真が多く使われており、保育の内容や空気感が直感的に伝わります。
2. スマホでも見やすいUI
レスポンシブデザインが採用されており、スマートフォンからの閲覧でも快適に操作できます。
3. おたよりの定期更新
「お知らせ」ページでは、園での出来事や給食の様子などが定期的に更新されており、保護者との情報共有がスムーズに行われています。
◯八ヶ岳風の子保育園(長野県諏訪郡原村)
長野県原村の自然あふれる環境にある『八ヶ岳風の子保育園』は、子どもたちの自主性と創造力を育む認可保育園です。
八ヶ岳風の子保育園のホームページは、八ヶ岳の自然を感じさせる落ち着いた色合いと手描き風のイラストが特徴です。
トップページでは、「ひとりひとりの育つ力に耳をすまそう。」というメッセージとともに、園児たちの自然な表情を捉えた写真が掲載され、園の温かい雰囲気が伝わります。
また、保育理念や生活のリズムなどが丁寧に紹介されており、保護者が安心して預けられる情報が充実しています。
参考になるポイント
1.自然を感じさせるデザイン
八ヶ岳の自然を感じさせる落ち着いた色合いと手描き風のイラストが使用され、園の雰囲気が視覚的に伝わります。
2.園児の自然な表情を捉えた写真
園児たちの自然な表情を捉えた写真が随所に掲載され、保育の様子が直感的に伝わります。
3.保育理念や生活のリズムの丁寧な紹介
保育理念や生活のリズムなどが丁寧に紹介されており、保護者が安心して預けられる情報が充実しています。
◯いふくまち保育園・ごしょがだに保育園(福岡県福岡市)
福岡市にある『いふくまち保育園』と『ごしょがだに保育園』は、地域と連携しながら子どもたちの心と体を健やかに育む保育園です。
いふくまち保育園・ごしょがだに保育園のホームページは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
トップページでは、園児たちの活動の様子が写真で紹介され、園の雰囲気が直感的に伝わります。
また、保育方針や施設の紹介などが明確に示されており、保護者が安心して預けられる情報が充実しています。
参考になるポイント
1.シンプルで洗練されたデザイン
シンプルで洗練されたデザインが使用され、園の雰囲気が視覚的に伝わります。
2.園児の活動の様子を紹介する写真
園児たちの活動の様子が写真で紹介され、保育の様子が直感的に伝わります。
3.保育方針や施設の明確な紹介
保育方針や施設の紹介などが明確に示されており、保護者が安心して預けられる情報が充実しています。
◯このはな保育園(三重県鈴鹿市)
URL:https://konohana-hoikuen.com/
三重県鈴鹿市にある『このはな保育園』は、のびのびと遊び学べる環境の中で一人ひとりの育ちを大切にする認可保育園です。
このはな保育園のホームページは、木のぬくもりを感じさせるデザインが特徴です。
トップページでは、園児たちの活動の様子が写真で紹介され、園の雰囲気が直感的に伝わります。
また、保育理念や施設の紹介などが明確に示されており、保護者が安心して預けられる情報が充実しています。
参考になるポイント
1.木のぬくもりを感じさせるデザイン
木のぬくもりを感じさせるデザインが使用され、園の雰囲気が視覚的に伝わります。
2.園児の活動の様子を紹介する写真
園児たちの活動の様子が写真で紹介され、保育の様子が直感的に伝わります。
3.保育理念や施設の明確な紹介
保育理念や施設の紹介などが明確に示されており、保護者が安心して預けられる情報が充実しています。
◯ひより保育園(鹿児島県霧島市)
URL:https://hiyorihoikuen.com/
鹿児島県霧島市の『ひより保育園』は、子どもたちが安心して過ごせる家庭的な雰囲気の中で、豊かな人間性を育む保育園です。
ひより保育園のホームページは、やさしいサーモンピンクとグレーを基調とした配色で、園舎の外観と調和したデザインが特徴です。
手描き風のイラストや柔らかなフォントが使用され、親しみやすく温かみのある雰囲気を醸し出しています。
また、保護者専用のフォトアルバムサイトが併設されており、日々の園児の様子を共有する工夫がなされています。
参考になるポイント
1.園舎の外観と調和したデザイン
園舎のサーモンピンクの外観を踏襲した配色で、Webサイトと実際の施設が一体感を持っています。
2.手描き風イラストの活用
手描き風のイラストが随所に使用され、親しみやすく温かみのある印象を与えています。
3.保護者専用フォトアルバムの設置
保護者専用のフォトアルバムサイトが併設されており、園児の様子を共有することで保護者とのコミュニケーションを深めています。
◯みこと保育園(東京都世田谷区)
URL:https://mikotohoikuen.net/
東京都世田谷区の『みこと保育園』は、神道の精神を基盤に命を大切にする心を育てる都市型の認可保育園です。
みこと保育園のホームページは、カラフルでポップなデザインが特徴で、子どもたちの「やりたい気持ち」を尊重する保育方針が視覚的に伝わります。
トップページでは、「遊びこそ豊かな学び」というキャッチコピーとともに、園児たちの活動の様子が写真で紹介され、園の雰囲気が直感的に伝わります。
参考になるポイント
1.カラフルでポップなデザイン
明るくカラフルな配色とポップなイラストが使用され、子どもたちの元気さや楽しさが表現されています。
2.保育方針の明確な伝達
「遊びこそ豊かな学び」というキャッチコピーがトップページに配置され、園の保育方針が明確に伝わります。
3.日々の活動の写真掲載
「日々の写真」ページでは、園児たちの活動の様子が定期的に更新されており、保護者が園の様子を把握しやすくなっています。
◯やまきた保育園(熊本県玉名郡玉東町)
URL:https://www.yamakita-kids.jp/
熊本県玉東町にある『やまきた保育園』は、遊びや自然体験を通じて心と体の健やかな成長を支える保育園です。
やまきた保育園のホームページは、緑を基調としたナチュラルなデザインが特徴で、自然豊かな環境での保育を視覚的に表現しています。
トップページでは、園児たちの活動の様子が写真で紹介され、「おかげさま ありがとう」の心を大切にする園の理念が伝わります。
参考になるポイント
1.自然を感じさせるデザイン
緑を基調とした配色と自然の写真が使用され、園の自然豊かな環境が視覚的に伝わります。
2.園の理念の明確な伝達
「おかげさま ありがとう」の心を大切にするという園の理念がトップページに明記され、保護者に安心感を与えています。
3.活動の様子の写真掲載
園児たちの活動の様子が写真で紹介されており、保護者が園の雰囲気を把握しやすくなっています。
◯ほほえみ保育園(岡山県岡山市)
URL:https://hoiku.medical-jiyukai.jp/
岡山市にある『ほほえみ保育園』は、医療法人が運営する安心・安全の体制のもと、子どもたちの笑顔あふれる毎日を支える保育園です。
ほほえみ保育園のホームページは、柔らかな色合いと親しみやすいフォントを使用し、温かみのあるデザインが特徴です。
トップページでは、園児たちの自然な笑顔の写真がスライドで表示され、園の雰囲気が直感的に伝わります。
また、医療法人ならではの専門スタッフによるサポート体制が紹介されており、保護者にとって安心感を与える内容となっています。
参考になるポイント
1.専門スタッフによるサポート体制の明示
医師や看護師、管理栄養士などの専門スタッフが常駐していることが明記されており、保護者に安心感を提供しています。
2.園児の一日の流れを写真付きで紹介
「一日の様子」ページでは、園児たちの活動が時間帯ごとに写真付きで紹介されており、保育内容が具体的に伝わります。
3.定期的な情報更新
「お知らせ」ページでは、イベントや給食の様子などが定期的に更新されており、園の活動がリアルタイムで伝わります。
◯あわじ保育園(大阪府大阪市)
URL:https://www.awaji-k.ed.jp/hoikuen/
大阪市東淀川区にある『あわじ保育園』は、キリスト教の精神に基づいた愛と信頼にあふれる保育を行う認可保育園です。
あわじ保育園のホームページは、シンプルで見やすいレイアウトと落ち着いた色合いが特徴です。
トップページでは、園の理念や活動内容が明確に紹介されており、保護者が求める情報にすぐにアクセスできる構成となっています。
参考になるポイント
1.理念と活動内容の明確な紹介
園の理念や保育方針が明確に記載されており、保護者が園の教育方針を理解しやすくなっています。
2.年間行事の詳細な掲載
「年間行事」ページでは、各月のイベントが詳細に紹介されており、園の活動が具体的に伝わります。
3.アクセス情報の充実
「アクセス」ページでは、地図や連絡先が明確に記載されており、見学や問い合わせがしやすい構成となっています。
◯めばえのにわ保育園(兵庫県朝来市)
URL:https://k-fukushikai.com/mebae/
兵庫県朝来市の『めばえのにわ保育園』は、自然豊かな環境で心と体の発達を育む乳児専門の保育園です。
めばえのにわ保育園のホームページは、自然を感じさせるデザインと柔らかな色合いが特徴です。
トップページでは、園児たちの活動の様子や園の理念が紹介されており、保護者が園の雰囲気を感じ取れる構成となっています。
参考になるポイント
1.自然との関わりを重視した保育方針の紹介
園の理念として、自然との関わりを大切にした保育方針が明記されており、保護者に園の特色が伝わります。
2.園児の活動の様子を写真で紹介
「園の生活」ページでは、園児たちの活動の様子が写真付きで紹介されており、保育内容が具体的に伝わります。
3.入園案内の明確な記載
「入園案内」ページでは、入園手続きや必要書類が明確に記載されており、保護者がスムーズに手続きを進められる構成となっています。
保育園のホームページ制作時に押さえるべきポイント
ここまで紹介した実例をもとに、保育園のホームページ制作で意識すべきポイントを整理します。これらを押さえることで、保護者や求職者に「選ばれる」ホームページづくりが可能になります。
1. 園の雰囲気を“写真と動画”でリアルに伝える
文字情報だけでは伝わりにくい園の魅力は、写真や動画で表現するのが効果的です。
園児たちの楽しそうな表情や、保育士とのやり取り、施設の清潔感などを視覚的に伝えることで、第一印象を大きく高めることができます。
2. 保護者が“知りたい情報”にすぐたどり着ける導線設計
「どこに何が書いてあるのか分からない」といったストレスは、保護者の離脱を招く要因です。
特に以下の情報は、トップページやメニューからすぐアクセスできるようにしましょう。
- 入園案内
- よくある質問(Q&A)
- お知らせ・緊急連絡情報
- 園の特色や料金など
スマートフォンからの閲覧にも最適化された設計が不可欠です。
3. “更新され続ける”サイト設計
ブログやお知らせを定期的に更新することで、園の活気や信頼性をアピールできます。
「最近も運営されている」「最新情報がしっかり掲載されている」といった印象は、保護者の安心感につながります。
更新のしやすさを考慮し、WordPressなど、専門知識がなくても簡単にサイトの更新ができる仕組みの「CMS」を導入して園内で簡単に情報更新できる環境を整えることも大切です。
4. 採用情報もわかりやすく配置
保育士向けの採用ページを設け、仕事内容や働きやすさ、先輩スタッフの声などを丁寧に紹介することで、採用応募数の増加につながります。
5. 保護者だけでなく、第三者の目線も意識する
ホームページは園に関わる多くの人が目にするものです。園の姿勢や透明性を意識して、行政や近隣住民など外部の方にとってもわかりやすい設計を心がけることで、地域全体からの信頼も得られるようになります。
まとめ|保育園のホームページ制作はドコドア
今回は、保育園のホームページ制作において参考になる事例と、制作時に意識したいポイントをご紹介しました。
保育園のホームページは、保護者にとって「園選びの決め手」となる重要な存在です。
だからこそ、ただ情報を並べるのではなく、園の雰囲気や保育方針、日々の取り組みがしっかり伝わる設計が求められます。
また、採用活動や地域とのつながりといった面でも、ホームページは園の未来を支える大切な役割を担っています。
成果につながるホームページをつくるには、デザインだけでなく、「誰に何を伝えるのか」といった戦略的な視点が欠かせません。
私たちドコドアでは、これまでに1,600社以上のホームページ制作を支援し、保育・福祉業界でも多数の実績があります。
SEO対策から導線設計、更新のしやすさまで、園の魅力を最大限に引き出すホームページ制作をご提案いたします。
保育園のホームページ制作をご検討中の方は、ぜひ一度ドコドアにご相談ください。
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ドコドア 編集部
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