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【Shopify Flow】不正防止に役立つ!大幅な割引が行われた注文を自動検知

Shopify Flowには、ストア運営を自動化するためのさまざまなテンプレートが用意されています。
中でも「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」テンプレートは、不正利用や割引設定ミスの早期発見に役立つ非常に重要なワークフローです。
この記事では、このテンプレートの概要から仕組み、設定手順、応用テクニックまでを徹底解説します。

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Shopifyワークフローとは

Shopify Flowのワークフローは、注文や在庫、顧客データに基づいてルールベースの自動化を実現できるアプリです。トリガー → 条件 → アクション という流れを組み合わせることで、日々の運用業務を大幅に効率化します。

詳しくはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください!

Shopify Flowで業務を自動化する方法|効率化の全知識

「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」テンプレートの概要

「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」テンプレートは、Shopify Flowで提供されている自動化ワークフローの一つです。このテンプレートは、新規注文の中で通常よりも大きな割引が適用されている場合に、自動的にストア担当者へ通知を送るよう設定されています。

このワークフローを利用することで、次のようなケースを素早く検知できます。

  • クーポンコードの誤設定により、想定外の割引が発生した
  • 不正アクセスによってディスカウントが悪用された
  • テスト注文時の割引設定を誤って本番に反映してしまった

特に、複数人で運営しているストアや、頻繁に割引キャンペーンを行う店舗では、このテンプレートを導入することで運営リスクを大幅に軽減できます。

テンプレートを利用するメリット

1. 不正注文の早期発見

通常よりも高いディスカウント率を検知できるため、不正な注文やシステムエラーによる損失を最小限に抑えることができます。特に「大幅な割引」をトリガーにして通知を送る仕組みは、セキュリティ強化にもつながります。

2. 運用効率の向上

スタッフが手動で割引率を確認する必要がなくなり、確認作業にかかる時間を削減できます。通知を自動で受け取ることで、トラブルが発生した際にも迅速な対応が可能になります。

3. 柔軟なカスタマイズ性

Shopify Flowのワークフローは条件分岐が可能なため、ディスカウント率の閾値を自由に設定できます。たとえば「50%以上の割引が適用された場合のみ通知」といった柔軟なルール作成も可能です。

ワークフローの仕組み

「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」テンプレートの基本的な構造は、以下の3ステップで成り立っています。

  1. トリガー:新しい注文が作成されたとき(Order created
  2. 条件(条件分岐)Order.totalDiscountsSet.shopMoney.amount が 一定以上である場合
  3. アクション:タグを追加(Add order tag: Large discount)し、内部通知メールを送信(Send internal email

この仕組みにより、特定の閾値を超える割引注文を即座に検出し、Shopify管理者へメールやSlackなどでアラートを送信できます。

条件設定の例

もし Order.totalDiscountsSet.shopMoney.amount が 10,000円以上 の場合

→ 通知を送信する

このような条件を組み込むことで、高額ディスカウントが発生した瞬間に自動通知されるようになります。

作り方・設定手順(実践編)

実際に「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」テンプレートをShopify Flow上で設定する手順を紹介します。

Step 1:テンプレートの選択

Shopify管理画面 → 「アプリ」 → 「Shopify Flow」 を開きます。「フローを作成」をクリック。

ワークフローを作成から開くと最初から自作する「トリガーを選択」とテンプレートが見れる「テンプレートを閲覧」ボタンが出るので、今回は「テンプレートを閲覧」を選択。

テンプレート一覧から「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」を選択。

テンプレートを選択するとフローが表示されるので「インストール」をクリック。

Step 2:ワークフローの確認

テンプレートを開くと、以下のようなワークフローが自動的に組み込まれています:

  • トリガー:Order created
  • 条件:Order.totalDiscountsSet.shopMoney.amount >= 100
  • アクション:
    • Add order tag → “Large discount”
    • Send internal email → 管理者または特定スタッフに通知

Step 3:条件値を編集

ビジネスルールに合わせて「大幅なディスカウント」の基準を変更します。デフォルトだと100になっているので、数値をショップで実際に通知を受けたい金額にします。この部分を適切に設定することで、不要な通知を避け、意味のあるアラートのみを受け取ることができます。

Step 4:通知内容の編集

通知メッセージ内で以下の情報を含めると便利です。

  • 注文番号{{ order.name }}
  • 割引金額{{order.totalDiscountsSet.shopMoney.amount}}
  • 顧客情報{{order.customer.displayName}}

デフォルトは英語になっているので日本語に変更したい場合は内容を更新しましょう。

▼例

⚠️ 大幅な割引が検出されました!

注文番号: {{ order.name }}
顧客: {{order.customer.displayName}}
注文金額: {{order.totalPriceSet.shopMoney.amount}}
割引金額: {{order.totalDiscountsSet.shopMoney.amount}}

注文を見る:
https://{{shop.myshopifyDomain}}/admin/orders/{{order.legacyResourceId}}

Step 5:保存・有効化

最後に「ワークフローを有効化」ボタンをクリックすれば設定完了です。新しい注文で条件を満たした場合、自動的に通知が届くようになります。
テスト注文を行い、メールが来ることを確認しましょう。

活用シナリオ

シナリオ1:クーポンの誤設定検知

キャンペーン用のクーポンコードを誤って100%OFFに設定してしまった場合でも、このワークフローがあればすぐに検知して修正できます。さらに、検出後に自動的に該当クーポンを無効化する別のFlowを連携させることで、被害の拡大を防ぐことも可能です。

シナリオ2:不正アクセス防止

不正ユーザーが割引コードを悪用して大量注文するケースにも対応可能です。Flowが自動的に異常注文を検出し、運営側に警告を送ります。これにより、被害発生前にアカウントを停止したり、注文を保留にする判断を迅速に行えます。

シナリオ3:社内承認フローの導入

大幅割引注文が発生した際に、Slack通知から承認チャンネルに連携する仕組みを組み合わせれば、社内の承認プロセスを自動化することもできます。たとえば「マネージャーの承認があるまで発送を保留する」といった高度な自動化も構築可能です。

シナリオ4:異常傾向のトラッキング

1か月あたりの割引注文件数を集計し、急増したタイミングでマーケティングチームに報告する仕組みを追加すれば、クーポン施策の健全性チェックにも応用できます。

応用テクニック

1. Slack連携でリアルタイム通知

Shopify Flowの「Send Slack message」アクションを使えば、リアルタイムで通知を受け取れます。特にチーム運営を行っている場合に有効です。さらに、Slack内で特定の絵文字リアクションをトリガーにして、別のFlowを動作させるなど、通知後の処理も自動化できます。

2. Google Sheetsとの連携

ZapierやShopify FlowのWebhook機能を組み合わせることで、大幅ディスカウントが発生した注文をGoogleスプレッドシートに自動記録することも可能です。これにより、後日割引の発生傾向を分析し、マーケティング改善に活かすことができます。

3. 条件分岐を追加してカスタマイズ

「Order.total_discounts」だけでなく、「Order.tags」や「Customer.tags」を条件に含めることで、VIP顧客や特定キャンペーン時のみ通知を出すといった運用も柔軟に実現できます。また、複数条件を組み合わせて、より精密な検知ロジックを構築することもできます。

4. チケットシステムとの連携

ZendeskやFreshdeskなどの外部ツールに通知を送ることで、割引検知時に自動的にサポートチケットを発行する運用も可能です。これにより、顧客対応と内部監査がスムーズに進行します。

導入時の注意点

  • 誤検知を防ぐために、閾値設定を慎重に行うこと。
    通常のセール時に大量通知が出ないよう、割引率や金額の基準を実運用に合わせて調整しましょう。テスト注文を数件実施して、通知頻度を確認するのがおすすめです。
  • 通知先の管理を徹底する。
    複数チャンネルに通知を送る場合、情報の重複や混乱を避けるため、通知ルールを明確に定義することが重要です。特にメールとSlackを併用する際は、どちらが優先かを決めておきましょう。
  • 他のFlowテンプレートとの競合に注意。
    同一トリガー(例:Order created)を使うワークフローが複数ある場合、条件やアクションが干渉しないように確認が必要です。Flowの実行順序や条件整理をしっかり行いましょう。
  • Flowの実行制限やパフォーマンスにも留意。
    大量注文が同時に入るストアでは、Flow実行数が増えると処理が遅れることがあります。通知系Flowをまとめる、条件を厳しくするなどの工夫も大切です。

まとめ|Shopify Flowならドコドアへ

「新規注文の大幅なディスカウントについて通知を受ける」テンプレートは、Shopifyストアの安全性と運用効率を高めるための強力なツールです。不正防止、設定ミスの検知、チーム連携の自動化など、多方面での効果が期待できます。さらに、Slackや外部ツールとの連携によって、リアルタイムな意思決定や社内承認フローの自動化も実現可能です。

Shopify Flowをまだ導入していない方、または活用しきれていない方は、ぜひこのテンプレートを試してみてください。

ぜひお気軽にドコドアまでお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが、Shopify導入から運用まで丁寧にサポートいたします。

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ドコドア やまだ

ドコドア やまだ

WordPressやShopifyを中心に、Webサイトの構築やUI改善、SEOを意識した設計を行っています。
このブログでは、日々の制作現場で得た気づきやノウハウをを発信しています。
【主な技術スタック】 PHP / HTML / CSS / SCSS / JavaScript / WordPress / Shopify

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