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【Shopify Flow】顧客満足度アップ!チップをくれたお客様に自動でポイントを進呈

Shopifyストア運営で「チップ(tip)」機能を導入している方は多いですが、その“ありがとう”をもっと価値ある体験に変えられる方法をご存じでしょうか?

今回紹介する 「チップを追加したお客様にロイヤリティポイントを進呈してタグ付けする」テンプレート は、Shopify Flowを活用してチップをくれたお客様に自動的に感謝の気持ちをポイントで還元できる仕組みです。このテンプレートを利用すれば、手動でポイントを付与する手間をなくし、ロイヤルカスタマーを自動的に育成。顧客体験(CX)の向上・リピート率の改善に直結する、実践的なワークフローを構築できます。

本記事では、テンプレートの仕組みや作成手順、活用シナリオ、導入時の注意点までを網羅的に解説します。

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Shopifyワークフローとは

Shopify Flowのワークフローは、注文や在庫、顧客データに基づいてルールベースの自動化を実現できるアプリです。トリガー → 条件 → アクション という流れを組み合わせることで、日々の運用業務を大幅に効率化します。

詳しくはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください!

Shopify Flowで業務を自動化する方法|効率化の全知識

「チップを追加したお客様にロイヤリティポイントを進呈してタグ付けする」テンプレートの概要

今回紹介するテンプレートは以下の流れで動作します:

  1. 注文が作成された時(トリガー)
  2. 注文内にチップが追加されているか判定(条件)
  3. チップがある場合
    → 顧客にロイヤリティポイントを付与
    → 顧客タグに「チップあり」「VIP」などを自動追加

これにより、チップをくれたお客様を自動的に「特別なお客様」として扱うことができます。

テンプレートを利用するメリット

1. 手間を削減できる

通常、チップを確認してポイント付与するには管理者が手動で処理する必要があります。このテンプレートを使えば、注文作成のタイミングで自動的にロイヤリティポイントが付与されるため、人的ミスも防止できます。

2. 顧客満足度を向上させる

チップを送るお客様は、そもそもブランドに好意を持っています。そのお客様に自動でポイントを進呈すれば、「気づいてくれている」「感謝されている」という好印象を与え、ブランドロイヤリティを強化できます。

3. リピート購入を促進

ロイヤリティポイントの付与は「次回も利用しよう」という動機づけになります。特に、チップとポイントの両方で感謝を循環させる仕組みは、LTV(顧客生涯価値)の向上に効果的です。

ワークフローの仕組み

処理の流れ

  1. トリガー発火:注文作成時(Order Created)
  2. 条件分岐:注文にチップが含まれているか(Line Item内の”tip”を判定)
  3. アクション:ポイント付与(外部アプリ連携)+顧客タグ追加

使用アプリ例

このテンプレートをフル活用するには、ロイヤリティポイントを管理できるアプリとの連携が必要です。

代表的なものは以下の通りです。

  • LoyaltyLion
  • Smile.io
  • Yotpo Loyalty & Referrals

Flowでは「アプリアクション」を利用して、これらのアプリに対して「ポイント付与リクエスト」を自動送信できます。

作り方・設定手順(実践編)

① テンプレートを追加する

Shopify アプリストアから Shopify Flow をインストールしておきます。管理画面から「フローを作成」をクリック。

ワークフローを作成から開くと最初から自作する「トリガーを選択」とテンプレートが見れる「テンプレートを閲覧」ボタンが出るので、今回は「テンプレートを閲覧」を選択。

テンプレート一覧から「チップを追加したお客様にロイヤリティポイントを進呈してタグ付けする」を選ぶ。

ロイヤリティアプリのインストールが必要になります。左下の追加ボタンをクリックするとインストール画面に移るのでテーマにインストールして有効化します。
有効化した後、下記画面に戻り「インストール」をクリック。

② トリガーを確認

デフォルトで「Order Created(注文作成時)」が設定されています。

特に変更の必要はありません。

③ 条件を確認

デフォルトで「Order.totalTipReceivedSet.shopMoney.amount が 0より多い時」が設定されています。

このそうれぞれの項目は下記のような意味があります。すなわち、ショップ通貨で受け取ったチップ総額が0より多い時、を意味しています。

項目 意味
Order 注文オブジェクト(注文データ全体)
totalTipReceivedSet 注文で受け取ったチップ額に関する情報セット
shopMoney チップ額を「ショップの基準通貨」で表したオブジェクト(USD、JPYなど)
amount その金額(数値。文字列として返る)

④ アクションを確認

アクションは2つ設定します。

アクション1:タグを追加

  • アクション:「Add customer tags
  • タグ名:「チップあり」または「Tip Customer」などを入力

※デフォルトでは「Customer Tip」「VIP Customer」が設定されています。

アクション2:ポイント付与

  • アプリアクション:ロイヤリティアプリを選択
  • 付与ポイント数を固定(例:100)または注文金額の一部として計算式に設定
フィールド名 内容
Points to add 加算するポイント数。手動または変数で指定できる 1(固定)や
{{ order.totalTipReceivedSet.shopMoney.amount }}(チップ額に応じて)
Reason ポイント付与の理由。お客さんにも表示される "Customer tip"
"For placing your fifth order"
Email address of the customer to add points to どのお客さんにポイントを付与するか。メールアドレスで指定 {{ order.customer.email }}

⑤ ワークフローを有効化とテスト

すべての設定を保存し、「ワークフローをオン」ボタンをクリック。
これでチップ付き注文の処理が自動化されます。
テスト注文を作成して正しく反映されるか確認しましょう。

活用シナリオ

ケース1:高単価商品を扱うストア

チップをくれたお客様は、ブランドへの信頼度が高く、優良顧客になりやすい層です。このテンプレートで自動的にタグ付けし、ポイントを付与すれば、「応援してくれる顧客を見える化」できます。例えば、タグ「Tip Customer」をもとに、

  • VIP限定クーポンを自動配信
  • Klaviyoなどと連携してサンクスメールを送信
  • チップ顧客をセグメント化してLTV分析

といった施策が実現できます。特別感を演出することで、リピート率の向上も期待できます。

ケース2:飲食・美容系ストア

接客品質が鍵となる業種では、チップは「顧客満足の証」。Flowで自動タグ付けしておくと、店舗スタッフが常連顧客をすぐ認識できるようになります。
また、Slack通知を追加して「チップ付き注文が入ったらスタッフに共有」などの仕組みを作ることで、感謝メッセージの返信やSNSでのフォロー対応がスムーズになります。

ケース3:定期購入モデル

定期購入モデルでは、離脱防止が重要です。チップを送る顧客はロイヤルティが高いため、Flowでポイント付与+タグ管理しておくと、継続率アップや再購入促進の対象顧客を明確にできます。次回発送時にボーナスポイントを自動付与するなど、長期的な関係構築に役立ちます。

応用テクニック

1. ポイント付与量をチップ金額に比例させる

Flowでは条件分岐を使って、チップ金額に応じて付与ポイントを変えることが可能です。

例:

  • チップが500円以上 → 200pt
  • チップが1000円以上 → 500pt

2. Slack通知を追加する

「チップ発生をスタッフがすぐ知れるようにしたい」という場合は、Flowの「Slack通知」や「Send internal email」アクションを追加しましょう。

例:

  • Slackに「○○様がチップ付き注文を完了しました(¥500)」というメッセージを投稿
  • サポートチーム宛に自動メールで共有

これにより、リアルタイムで感謝の返信やSNSメンション対応ができ、顧客体験を即座に向上させられます。

3. タグを使った顧客セグメント作成

Flowで自動的に追加された「チップあり」「Tip Customer」タグは、Shopify顧客セグメント機能で簡単に抽出できます。

応用例:

  • メールマーケティングツールに連携し、「チップ顧客」だけに感謝キャンペーンを配信
  • SNS広告(Facebook Ads, Google Ads)のカスタムオーディエンスとして活用
  • タグ別にLTVや平均注文額を比較し、優良顧客の特徴分析に活用

タグを単なるラベルではなく、マーケティング戦略のトリガーとして使うのがポイントです。

導入時の注意点

  1. ロイヤリティアプリとのAPI連携確認
    ロイヤリティポイントの付与には、連携アプリのAPI対応状況を必ず確認しましょう。たとえばLoyaltyLionやSmile.ioでは、Shopify Flowアプリ連携を有効にしておく必要があります。もしAPIトークン設定が必要な場合は、Flow設定前に準備を済ませておくのがベストです。
  2. テスト注文で検証
    ワークフローは一度有効化するとすぐに実行されるため、テスト注文で検証してから本番導入するのが鉄則です。テスト時のチェックポイント:

    • チップ付き注文時のみポイント付与が行われているか
    • 顧客タグが重複せずに正しく追加されるか
    • ポイント付与履歴がロイヤリティアプリに反映されているか

    Flowの「履歴」タブで実行ログを確認し、問題がないか逐一確認しましょう。

  3. タグの命名ルールを統一
    タグを乱立させると管理が難しくなります。「tip_customer」「vip_tip」など、事前に命名ルールを統一しておくと整理がしやすくなります。重複防止の条件分岐(“タグが存在しない場合のみ追加”)も有効です。
  4. ポイント付与のルールを顧客にも告知
    チップでポイントが貯まることをお客様に周知しておくと、透明性と満足度が上がります。チェックアウト画面やサンクスページに「チップでポイント付与中」と記載するのが効果的です。

まとめ|自動化で“感謝の循環”を生み出そう

「チップを追加したお客様にロイヤリティポイントを進呈してタグ付けする」テンプレートは、感謝を自動で形にする仕組みを作ることができる非常に有用なShopify Flowテンプレートです。
このテンプレートを活用すれば、

  • 手作業なしで顧客にポイントを付与
  • ロイヤル顧客の可視化
  • ブランド好感度とリピート率の向上

が同時に実現できます。
Shopify Flowによる自動化で、ストア運営をよりスマートに、より顧客思いに。
導入サポートやテンプレートのカスタマイズに関しては、ぜひお気軽にドコドアまでお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが、Shopify導入から運用まで丁寧にサポートいたします。

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ドコドア やまだ

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WordPressやShopifyを中心に、Webサイトの構築やUI改善、SEOを意識した設計を行っています。
このブログでは、日々の制作現場で得た気づきやノウハウをを発信しています。
【主な技術スタック】 PHP / HTML / CSS / SCSS / JavaScript / WordPress / Shopify

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