- デザイン
不動産会社 ホームページ制作事例39選|集客に繋がるデザインやコンテンツも解説
「ホームページを制作したい」
そう思ったときに悩むのがデザインです。生活に直結する不動産を取り扱う業界においては、商品の見せ方はもちろん、ホームページ全体の雰囲気も集客する上で重要になってきます。
そこで今回は、「見やすい」「おしゃれ」「写真が魅力的」といった観点から参考になる、不動産業界のホームページの事例を紹介します。後半では不動産会社のホームページを制作する際に覚えておきたいデザインのコツなども紹介しているので、制作会社との打ち合わせに役立ててください。
\不動産業界のwebマーケティングに!/
目次
ドコドアが制作した不動産業界のホームページ事例10選
弊社・ドコドアでは、これまでに1,600社のホームページを手がけてきました。特に不動産業界では、豊富な制作実績から得たWebマーケティングの知識やSEO対策のノウハウを駆使することで、閲覧数や問い合わせ数のアップなど確かな成果を残しています。
弊社が不動産会社様よりご支持をいただいている理由は、下記の通りです。
- 全国トップクラスのSEO対策
- ユーザー目線のデザイン設計
- 豊富な制作実績
上記3つの強みを生かし、成果につながるホームページを実現しています。見た目の美しさはもちろん、ユーザーに正しく情報が伝わり、「集客できる」ホームページでWebマーケティングをトータルサポートいたします。
ここからは、ドコドアで制作したホームページ事例の一部をご紹介します。
長岡不動産売却査定センター
引用元:長岡不動産売却査定センター
新潟県長岡市にある長岡不動産売却査定センター様のホームページです。白をベースに信頼感を与える青と高級感のあるゴールドを使うことで、不動産売却・買取を希望するユーザーに安心感を与えています。また、色を3色に抑えることで、まとまりが出てすっきりとした印象を持てます。
「○○エリア」と記載されていることが多い不動産のホームページですが、エリアという曖昧な言葉にユーザーが戸惑うことも少なくありません。その点、長岡不動産売却査定センターのホームページはファーストビューで対象の市まで明記されており、ユーザーの「探す」ストレスを軽減している点が好印象です。
株式会社REA
引用元:株式会社REA
愛知県の安城市・刈谷市を中心にマンションやアパートの賃貸情報を取り扱っているREA株式会社様。
サイトリニューアルの目的は、問い合わせ数の改善。カレンダー予約機能の追加によって、来店予約の簡略化をはかり、ユーザビリティの向上を実践しています。さらに、検索機能を組み込み、エンドユーザーが物件を探しやすく、かつ該当店へそのままお問い合わせしやすい導線を設計。リアルな物件情報を伝えるため360度パノラマ画像を実装しています。
新潟県不動産買取センター
引用元:新潟県不動産買取センター
新潟県内の土地や住宅といった不動産において、豊富な買取実績を誇る新潟県不動産買取センター様のホームページ。サービスの立ち上げにあたり、Web集客に欠かせないターゲット設定から導線の設計まで全面的に提案させていただきました。
ユーザー視点での使い心地にとことんこだわり、不動産の一括査定フォームがファーストビューで表示されるようにデザイン。不動産売却を検討しているユーザーはスムーズに査定まで進むことが可能です。
ほかにも、ユーザーに信頼感を与えるための実績紹介や選ばれる理由、査定の流れといったコンテンツも盛り込み、課題解決力を効果的に訴求しています。
竹鼻不動産事務所
引用元:竹鼻不動産事務所
竹鼻不動産事務所様は、新潟市の中央区にある不動産事務所です。お客様の「もっと」という願いに応え、より良い不動産取引(売買仲介・買取・管理)を提供しています。
ある程度ターゲットを絞り込んだ訴求がしたい、高度な案件を狙っていきたいとのご要望もあったため、明朝体を使用し信頼感・上質感が感じられるデザインに仕上げています。
不動産取引の仲介ということで、家を中心として空と地面の草から連想される青と緑の中間として、落ち着いた青緑を採用し、清潔感のあるクリーンな雰囲気を大切にしました。売却と購入のボタンについては色を分け、視覚的に違いを出しました。
株式会社ニュータウンエステート
引用元:株式会社ニュータウンエステート
株式会社ニュータウンエステート様は、「地域の街並みを新しく創造し、心満たされる生活と感動を追求する。」を経営理念に、不動産売買事業を行っている不動産会社です。
コーポレートサイト兼不動産売却相談の窓口としての機能を果たすため、メインビジュアルに無料査定を行うためのフォームを掲載。査定をしたいと思ってアクセスした方が迷わずフォームへ到達できる導線を設計しました。
また、ユーザーがお問い合わせページを見つけられず離脱してしまうことがないよう、ヘッダー右上に査定ページへの動線を固定で設置。どのページを閲覧している時でも、すぐに査定ページへ遷移できるように工夫しています。
株式会社ムーヴアップ
引用元:株式会社ムーヴアップ
東京城南エリアを中心に、人と街を住文化でつなぐ街づくり賃貸不動産プロデュースカンパニー・株式会社ムーヴアップ様のコーポレートサイトです。
課題であった情報発信力を強化するため、WordPress(ワードプレス)でサイトを構築。お客様自身でも簡単に情報更新ができるように、お知らせ等のページはカスタムフィールドを利用した構築を行っています。
パソコン・スマートフォン・タブレットといった各デバイスに合わせて最適な表示がされるレスポンシブデザインで、ユーザーの利便性を確保しています。
株式会社彩企
引用元:株式会社彩企
総合不動産ショップ・ピタットハウスのフランチャイズ企業として、埼玉県を拠点に、不動産の売買・賃貸やコンサルティングなどのサービスを展開している株式会社彩企様。
視認性を意識した色選びや、余白を適切にとった読み手に負荷をかけないレイアウトでユーザーの使いやすさを重視し、ストレスを与えないデザイン・コンテンツを意識しました。
問い合わせフォームは、あらかじめ項目を設定しておくことでユーザーの負担を軽減しつつも、ヒアリングを兼ねた内容となっています。全体的にシンプルにまとめつつ、不動産会社としての課題解決力や信頼性を表現したWebサイトに仕上がっています。
協立不動産株式会社
引用元:協立不動産株式会社
1965年の設立以来、50年以上にわたって持続可能なまちづくりに貢献されている協立不動産株式会社様のコーポレートサイト。
青や緑などの寒色をキーカラーに選ぶことで信頼感を訴求しつつも、イラストやアイコンを取り入れることで親しみやすい雰囲気を演出。さらに、アクセントカラーにはロゴの色を使い、コーポレートサイトとしての統一感も演出しています。
リニューアルの肝であった物件情報のページは、わかりやすさを重視。文字サイズやレイアウトを工夫することで、ユーザーが知りたい情報を整理して伝えられるようにしました。
株式会社協和住建
引用元:株式会社協和住建
新潟市東区に拠点を構える株式会社協和住建様。「売る人・買う人の縁結び」をキャッチコピーに、不動産の「買取り」「販売」「仲介」「賃貸」事業を展開しています。
サイトリニューアルを行い、機能面・デザイン面どちらもアップデート。時流に合ったスマホファーストのデザインで見やすく、ユーザビリティの高いサイトに仕上げています。
ターゲット層に向け、トレンドを意識したレイアウトや配色で構成しつつ、企業としての誠実さや格式ある印象も与えるデザインに。サイト内の情報設計を分かりやすく整理し、エンドユーザーが求める情報へたどり着きやすいコンテンツ導線を確保しています。
新潟不動産売却相談センター
引用元:新潟不動産売却相談センター
土地・不動産のプロフェッショナルが住宅関連だけでなく、法律や税務・測量関連のお悩みまで解決に導いている新潟不動産売却相談センター様。
メインターゲットとなる50代以上のユーザーの利便性を確保するため、直感的に分かりやすいアイコンや視認性の高い文字を採用し、見やすいデザインを徹底しました。
さらに、「不動産売却・問題解決のプロフェッショナル」であることを訴求するために色と装飾は控えめに。丸みのあるデザインを適宜取り入れることで安心感も感じていただけるように意識して制作しています。
見やすい不動産業界のホームページ事例11選
続いて、デザインの方向性別に不動産会社のホームページ事例を紹介していきます。
はじめにピックアップするのは、見やすさを重視したホームページ。「見やすい」ホームページは、下記の要素が揃っていることがほとんどです。
- シンプルですっきりとしたデザイン
- 情報を詰め込みすぎていない
- ターゲットが明確
- どこに何があるのかの視認性が高い
伝えたいことが多いと「あれもこれも」と文章を詰め込みたくなりますが、パッと見た瞬間に「見にくい」と感じさせてしまうと、ユーザーが離脱してしまう可能性が上がります。そのため、「見やすい」ホームページにしたい場合は、極力文字は少なめにまとめることをおすすめします。
センチュリー21住まい館
引用元:センチュリー21住まい館
兵庫県三田市にある株式会社住まい館が運営しているWebサイト。
テキストには太めのゴシック体を採用することで、視認性を確保。メインビジュアルの上部にあるグローバルナビをはじめ、全体的に文字サイズが大きいのも特徴です。
賃貸物件の検索条件を「市区」「町名・丁目」「校区」「路線・駅」などさまざまな視点から選べるので、ユーザーは自身の目的にあった方法で物件情報を探すことができます。
けんさくん
引用元: けんさくん
北海道札幌市にあるけんさくんでは、カテゴリ別の検索メニューがファーストビュー直下に大きく表示されており、ユーザーを惑わすことがありません。スクロールしていくと、コンテンツごとに背景が白とグレーで交互に入れ替わるので、「何についての情報なのか」がわかりやすくなっています。
またカテゴリごとの検索やニュース、エリアランキング、お客様の声などすべての情報が網羅できるため、どこを見ればいいかわからず困ることがありません。
スタンダード不動産
引用元:スタンダード不動産
背景の余白部分を画像にすることで、背景とコンテンツ部分が完全に分離しており、おしゃれ感を出しつつ、目線を中心に集めることができるため、わかりやすいホームページになっています。
コンテンツ部分に使用されている配色も、背景にあるブルーと同系色をアクセントカラーに使用。加えてグレーと彩度を落としたくすみピンクの3色使いでまとめて統一感を出しています。ファーストビューのすぐ下にはカテゴリ別の検索ボタンもあり、検索しやすい工夫がされているのもグッドポイントでしょう。
株式会社ホームプランナー
引用元:株式会社ホームプランナー
愛知県名古屋市にある株式会社ホームプランナーでは、ファーストビューで「売る」「買う」の細分化された目的別のメニューを提示。目的を持って訪問していることが多いユーザーが一目でどこをクリックすれば良いかがわかります。
ファーストビューからスクロールすると画面右側に「お客様の声」と「スタッフ紹介」ボタンが登場。思わずボタンを押して見たくなる仕掛けになっており、提供したい情報にユーザーを誘導できます。
LIVIO
引用元:LIVIO
首都圏をはじめ、関西、九州、北海道・東北のマンション物件の情報を取り扱うLIVIO。「物件を探す」コーナーでは、地図を中心に右側にシングル向け、ファミリー向け、駅徒歩5分以内などの「特徴」が、左側にはマンションの「シリーズ別メニュー」が、下には価格や「沿線の検索」が配置されており、ユーザーが情報を探す手間を省略できます。
またコンテンツごとの境界線にも余計な装飾や線を一切使用しないことで、シンプルで見やすいホームページになっています。
株式会社東亜不動産
引用元:株式会社東亜不動産
熊本市に拠点を構え、不動産売買・賃貸・管理を行っている株式会社東亜不動産。「買いたい」「売りたい」といったユーザーの目的別に検索カテゴリーを用意。サイトの左側に固定表示することで、導線を明確にしています。
キーカラーの緑で彩色したシンプルな線画がサイトのデザインにマッチ。程よく親しみやすさを醸し出しつつ、デザインにアクセントを加えています。
株式会社R65
引用元:株式会社R65
株式会社R65は、65歳以上のお部屋探しを専門に取り扱っている賃貸情報サイト。
ターゲットであるシニアの見やすさを考慮し、文字サイズは全体的に大きめ。余白を生かしつつ、落ち着いた色使いやアイコンを取り入れることで、分かりやすいサイトに仕上げています。
掲載コンテンツは、ユーザーが求めている必要最低限な内容に抑えることで、検索やページ遷移の手間を軽減しています。
株式会社カムテイ
引用元:株式会社カムテイ
不動産ソリューション事業を手がける株式会社カムテイによる、店舗物件探しに特化した賃貸情報サイトです。
メインビジュアルには「東海エリア」「店舗」「倉庫」「工場」「土地」という言葉が並び、ターゲットが明確になっています。
さらに、ファーストビュー上にフリーワード検索のボックスとカテゴリー検索の選択肢があり、ユーザーが必要な情報(=目的)にすぐに辿り着ける作りになっています。
全体のコンテンツも必要最低限の情報に留めており、シンプルでわかりやすい構成が特徴です。
株式会社ツクルバ
引用元:株式会社ツクルバ
こちらは、株式会社ツクルバが運営している中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「カウカモ」の定額リノベーションパッケージのサイトです。
自分らしい家づくりにこだわりたいターゲットの心を掴む、雑誌のようなおしゃれなデザインに仕上げています。文字数も少なく、余白を生かしてゆったりとした印象にしていることもポイントです。
また、サイトの世界観を損ねないように配慮しつつも、問い合わせへの導線をしっかりと確保していて、使い勝手のいいサイトになっています。
モリモト・トラスト
引用元:モリモト・トラスト
東京23区の物件を中心に取り扱い、保有件数の多さが特徴のモリモト・トラスト。
「当社だけの限定物件」や「新着物件」、「内覧可能物件」などとにかく見やすくコンテンツがまとめられています。ユーザーが今見ている物件はどんな物件なのかなどホームページを見ていて迷子になってしまうことがありません。
青色をメインカラーとし色数を抑えることで、清潔感を演出しつつ可読性も担保したカラーリングでユーザーに親切と言えるでしょう。
きぼう不動産グループ
引用元:きぼう不動産グループ
代表の経験から、お客様と真摯に向き合うことを何よりも大切にしているきぼう不動産。自社専売物件を中心に取り扱うことにこだわり、関西をメインにビジネスモデルを拡大しています。
きぼう不動産グループのWebサイトは、スクロールしても追従する右固定アイコンや、全画面表示で展開するハンバーガーメニューにユーザービリティのこだわりを感じます。スマートフォン表示では、常時固定アイコンは画面下部に位置を変え、スマートフォンを片手で持つ時でも操作がしやすい配置に◎
また、購入に関するコンテンツはオレンジ、売却に関するコンテンツは黄色で統一するなど、初見のユーザーでも整理された状態で情報を得られる工夫がWebサイト全体に散りばめられています。
おしゃれな不動産業界のホームページ事例10選
次におしゃれなホームページの例を紹介します。「おしゃれ」と感じてもらうために必要な要素は下記のとおりです。
- 色は3色程度に抑え、統一感を演出
- コンセプトに沿ったデザイン
- 写真の配置を工夫する
- 余白を多めにとる、またはトピックごとに左右上下の間隔を揃える
- 地域の特色を織り交ぜたデザインにすると小洒落感アップ
会社によってはイメージカラーや好きな色がある場合もありますが、色味は基本的に3色に抑えておく方が、統一感を出せます。3色以上を使用してしまうと、まとまりがなくなりユーザーがどこを見れば良いのか迷ってしまいます。そのため、使用する色は3色以内に収めるようにしましょう。
GRC Corporation
引用元:GRC Corporation
ファーストビューを少し見切れさせることによって、スクロールしてもらう仕組みをとっているのが大分県大分市にあるGRC corporationのホームページです。
雑誌風の文字使いやデザインの工夫がおしゃれ感を演出。コンテンツごとに明確な区切りがあるので、トレンド感はありつつもごちゃごちゃ感がなく、視認性の高いホームページになっています。また、トップに広めの余白を持たせることで、グローバルメニューが目につきやすい点も取り入れたいアイディアでしょう。
FREADIA NISHIJIN PREMIUM
福岡県福岡市にある分譲マンションを取り扱う東宝住宅株式会社が展開するFREADIA BRAND。シリーズのなかでもNISHIJIN PREMIUMでは、福岡市の夜景が目を引くファーストビューを大パノラマで表示することでユーザーを惹きつけます。スクロールに合わせて文字やコンテンツが表示されるなどの動きがあり、全体的に高級感漂う「オシャレ」なホームページになっています。
ホームページから体感できる高級感が、ユーザーに「マンション購入後の質の高い生活」を想像させており、かつ自社ブランディングに繋がっているといえるでしょう。FREADIA BRANDごとにデザイン性の高い公式ホームページが用意されているので、シリーズごとに参考を探してみるのもおすすめです。
よつば不動産
引用元:よつば不動産
埼玉県を中心に新築から中古、土地のことまでトータルコーディネートしているよつば不動産のホームページです。
メインビジュアルには「お客様と地域を照らす、あたたかな太陽でありたい。」というキャッチコピーにぴったりの、温かい印象を与える動画を採用。
掲載されているコンテンツが表示される際にアニメーションを加えることで、おしゃれな雰囲気を演出。動きをゆっくりに統一することで、温かさ、やさしさをアピールしています。
ひつじ不動産
引用元:ひつじ不動産
北は北海道から南は九州まで、幅広い地域のシェアハウス情報を取り扱うひつじ不動産。インテリアや雑貨を紹介する雑誌を見ているような楽しさがありながら、コンテンツ毎にきれいに区画整理されている様はまるでおしゃれなシェアハウスのようなホームページです。
入居すれば楽しい生活が送れるだろうな、という将来像を彷彿とさせるホームページとなっており、ユーザーに対するベネフィットを提供しています。
エイブル女子部
引用元:エイブル女子部
不動産業界大手のエイブルでは、女性向けの賃貸探しに特化したエイブル女子部という特設サイトを運営しています。
女性向けということもあり、手書きのイラストや手書きの字体を採用。雑誌風のデザインや可愛らしい配色が印象的で、見ていてわくわくするホームページになっています。
株式会社情報都市
引用元:株式会社情報都市
大阪府で物件の売買や賃貸、分譲などさまざまな不動産事業を展開している株式会社情報都市。メインビジュアルには空撮動画を取り入れ、地域に根ざしたサービスの強みを訴求しています。
白と水色を基調とした落ち着いた雰囲気のデザインですが、アニメーションや細部に施されたあしらいのセンスがよく、完成度の高いホームページです。文字のサイズにメリハリをつけたり、余白を効果的に活用することで、ユーザーの見やすさを確保しています。
KURASHITO
引用元:KURASHITO
KURASHITOは、仙台市を拠点に不動産事業を展開している企業。新しくオープンしたお店のニュースや話題のスポットにまつわるレポートなどタウン情報が豊富で、Webメディアのようなホームページになっています。
物件情報も頻度高く更新されていて、最新の取引状況を確認することが可能。各物件の担当者のプロフィールを掲載するなど、ユーザーの不安を解消する工夫が盛り込まれています。
FINDERS
引用元:FINDERS
首都圏を中心に限定デザイナーズ物件を数多く扱っている株式会社FINDERS。
扱っている商材のデザイン性の高さに合わせて、ホームページのデザイン性も同様に高く作り込まれています。
ホームページの配色は白と青の2色を中心に色数を抑え、イラスト風のデザインを採用することで、統一感のあるおしゃれな印象を受けるホームページです。
株式会社丸山アーバン
引用元:株式会社丸山アーバン
建設・不動産事業を中心に、資産運用・資産形成のサポートや資産価値の維持・向上に努める株式会社丸山アーバン。地元・湘南を拠点に、土地の有効活用や不動産投資による地域社会の価値創造を目指しています。
湘南の明るく開放的な雰囲気が伝わるメインビジュアルが印象的な丸山アーバンのWebサイト。モノトーンをベースとした配色で、物件写真がよく映えています。マウスポインターはグレーの小さな丸で、動かすと2つ連なって付いてくる様子が可愛らしいですが、クリック範囲に入ると1つの大きな丸に集約されるため見やすさも満点です。
コンセプトセクションの扉風の写真の切り抜きは、土地や建物を扱う不動産のイメージにぴったり。扉の中を覗いているような見せ方で平面な画面上でも奥行きが感じられます。サイト上に抜け感を出すのにも効果的です。
株式会社プロバンクホーム
引用元:株式会社プロバンクホーム
株式会社プロバンクホームは、不動産売買や中古リノベーション事業、土地開発事業などを手がける不動産会社です。「不動産ですべての人に夢と感動を」という経営理念を掲げ、不動産購入による豊かな暮らしの実現をサポートしています。
手書き風のおしゃれなイラストが目を引くプロバンクホームのWebサイト。メインビジュアルに横スクロールを取り入れる珍しい設計で、イラストの一家が家を購入して感動体験を得るまでのストーリーを描いています。画面右の丸い輪がくるくると回るモーションもアクセントに◎この「輪」のモチーフは全ての人に夢と感動の「輪」を届けたいという企業コンセプトにもつながっています。
サービス紹介セクションでは、ホバーで写真を表示。一見スッキリとした見た目でありながら、写真がふわりと浮かぶ動作が視覚的な面白さを与えます。他にも、写真をランダムに重ねて配置したり、採用やお問い合わせの導線を画面幅いっぱいに展開したり、ズレや余白を上手く利用してユーザーを飽きさせない工夫がされています。
写真が魅力の不動産業界のホームページ事例8選
最後に写真が魅力のホームページの例を紹介します。写真が魅力的と思ってもらうために抑えておきたい要素は下記のとおりです。
- 写真を生かしたレイアウト
- 不動産の魅力に合わせた写真の撮り方(時間帯・彩度・明度など)
- 不動産の特徴的な部分をより魅力的に見せるための角度の工夫
- 従業員が楽しそうに、または真剣に働いている写真
ホームページに掲載する写真においては、プロカメラマンに撮影を依頼しましょう。昨今のスマートフォンでも画質の良い写真が撮れますが、構図の切り取り方や光の当たり具合などを計算したプロならではの写真とは比べものになりません。写真が問い合わせのきっかけになることも多いので、特に物件や施工事例などの写真はプロのカメラマンに依頼することをおすすめします。
タカラ不動産
引用元:タカラ不動産
大分県大分市にある賃貸物件情報を取り扱うタカラ不動産では、物件情報の写真に、家具を配置した内観写真を使用。家具付物件ではなくとも、家具を設置することで部屋の魅力をより引き立たせることに成功しています。
おしゃれな家具に囲まれた新生活のイメージを抱かせやすいように工夫した写真を掲載することで、ユーザーの利用意欲を沸き立たせます。
goodroom
引用元:goodroom
賃貸物件の情報を掲載しているgoodroomのホームページは、ナチュラルなデザインを基本に物件の特徴を捉えた写真を掲載。
物件によっては昼間の明るい写真だけでなく、間接照明がおしゃれな夜に撮影した写真も活用しています。
いずれの物件も写真を大きく表示していて、入居後の生活をイメージしやすいようにしているのがポイントです。
R-STORE
引用元:R-STORE
R-STOREでも各物件の特徴を捉えた写真を掲載。取り扱う物件がおしゃれなのはもちろん、代わり映えしない物件でも魅力的に見えるように撮り方を工夫している点が参考になるでしょう。
また自社アプリではSNSを見ている感覚でお部屋探しが可能。「映え」を意識した写真がたくさん掲載されているので、高揚感のあるお部屋探しというユーザー体験の提供を可能にしています。
REISM
引用元:REISM
REISMでは全体的に温かみのある写真を掲載。
「ここなら丁寧な暮らしやほっとできる家を実現できそう」と思わせるような雰囲気が伝わってくるのが特徴です。彩度や明度を工夫することによって、Instagramやインテリア雑誌を見ているような没入感を味わえます。
また物件写真の角に丸みを持たせることで、ホームページ全体のやわらかさを演出。写真の世界観に引き込まれるホームページになっています。
タカギプランニングオフィス
引用元:タカギプランニングオフィス
物件の持つ魅力を最大限に引き出す時間帯を考えて撮影した写真が目を引くのが、タカギプランニングオフィスのホームページです。
トップページでは余計な装飾、文章は一切なし。写真による物件の魅力を際立たせています。
賃貸物件においては、内観から外観までおしゃれな写真が豊富に用意されており、借りる人の欲しい情報を網羅。「暮らし」の想像をかき立てるホームページになっています。
株式会社ブルースタジオ
引用元:株式会社ブルースタジオ
株式会社ブルースタジオは、不動産のリノベーションや売買をはじめ、幅広い事業を展開している企業です。
黒背景×白文字でスタイリッシュな雰囲気に仕上げているホームページには、不動産の魅力が伝わる写真がふんだんに掲載されています。
写真を主役にした「Portfolio」というタイトルのページがあり、写真を閲覧しながら事例を探せるのも特徴。単なる施工事例ではなく、「写真で魅せる」コンテンツになっています。
のどかな田舎暮らし
引用元:のどかな田舎暮らし
合同会社nodokaが運営するのどかな田舎暮らしは、関西圏と三重県で「田舎暮らし物件」を扱っているWebサイトです。紹介されている写真はどれも、豊かな自然と広々とした青空が印象的で、田舎暮らしへの憧れを高める効果が期待できます。
扱っている物件は築年数の古いものも多いですが、「田舎暮らし」という切り口で展開することで、魅力的な見せ方を可能にしています。
グロリア・ジャパン株式会社
引用元:グロリア・ジャパン株式会社
グロリア・ジャパンは、不動産の売買、賃貸、仲介、管理などの取引から、住宅ローンや保険のことまで、幅広いニーズに応える総合不動産会社です。経験豊富なスタッフによる安心・納得の不動産取引を強みとしています。
モノクロベースでシンプルなグロリア・ジャパンのWebサイト。トップページをスクロールすると、横スライドで右から左へ、流れるように掲載している写真が目を引きます。画面いっぱいの高さまである大きめの縦写真は、横写真が多くなりがちなWebサイトのアクセントとしても効果的。明るいテイストで物件のクリーンなイメージを訴求し、新生活への期待感を高めます。
下層ページの「物件情報」や「取引実績」では、詳細ページで物件の内外を大きな画像で確認することが可能。様々な角度から撮影された写真で、入居後の暮らしが目に浮かぶことでしょう。
不動産会社のホームページデザインの選び方のコツ
不動産会社がホームページを制作する、またはホームページをリニューアルする際に意識したいデザインのコツは下記のとおりです。
- ターゲット層に合ったデザイン
ターゲットによって訴求するポイントが異なるため、まずは自社が狙いたい顧客層を決めておきましょう。ターゲットを決めないまま制作を進めてしまうと、情報量が適切でなく、デザインの統一感もない、ユーザビリティの低いホームページになってしまいます。
- 法律(宅建業法・景品表示法)を意識する
宅建業法・景品表示法を無視したホームページを制作してしまうと、罰則などの法的措置の対象となります。そうしたトラブルを防ぐためには、不動産会社のホームページ制作実績が豊富な会社に依頼しましょう。
- 写真や素材はオリジナルのものを使用する
写真の用意が間に合わない場合は、一時的に商用画像を使用するのもありですが、ホームページを見に来てくれた人に信頼感や親しみやすさを感じてもらうためには、オリジナル写真や素材を使用するのがおすすめです。
不動産会社のホームページに取り入れたいコンテンツ
不動産会社のホームページを制作する際には以下のようなコンテンツを設置しましょう。
- 事業・サービス内容
- 実績・実例
- スタッフ紹介
- 不動産に関する有益な情報(ブログ記事)
- 問い合わせフォーム・連絡先
- 会社概要・特徴
不動産会社によって「借りる」「買う」「売る」「建てる」「リフォームする」といった事業領域が異なるため、どこまで対応しているのかを必ず明記しましょう。「建てる」「リフォームする」に対応している場合は実績や実例がユーザーの検討材料になるため、随時最新情報を発信するのがおすすめです。
また、不動産はその人の生活に大きく影響を与える商品です。そのため、それぞれのサービスに合った有益情報を効果的に発信することで顧客の信頼を得ることができるでしょう。同じく、スタッフ紹介や会社概要・特徴などもユーザーからの信頼獲得に役立ちます。
また、当然ですが、問い合わせフォームや連絡先の情報がないとコンタクトを取ることができません。最終的なコンバージョンにつながる情報は必ずわかりやすい場所に設置しましょう。
不動産会社のホームページ制作ならドコドア
冒頭でもお話しましたが、弊社ドコドアでは、創立以来1,600社以上のホームページ制作を担当してきました。
不動産業をはじめ、さまざまな業種のホームページを成功・改善に導いてきた実績があり、「見た目が美しい」だけのホームページではなく、「集客できる」ホームページを制作します。全国トップクラスの実績を誇るSEO対策はもちろん、総合的なWebマーケティングの視点から、貴社の課題に合った最適な提案をさせていただきます。
各種助成金や補助金の活用についてもご相談を承っております。
不動産業のホームページ制作・リニューアルを検討している方は、ぜひ一度ドコドアにご相談ください。
まとめ
ホームページのデザインは、自社のブランディングに直結する部分でもあります。
まずはどういったターゲットに自社のサービスを利用してほしいのかを考え、そのターゲットが好むデザインかつ、自社が与えたい印象に沿ったデザインを考えてみましょう。
ただし、ホームページは「集客ツール」であることを忘れてはいけません。ただかっこいい、おしゃれなデザインを施すだけでは集客できるホームページにはなりません。公開後の運用面も踏まえ、Webマーケティングの知識を有する制作会社に依頼するようにしましょう。
ホームページ制作会社の選び方については「ホームページ制作会社の選び方|依頼前に必要なことや注意点を紹介」で、費用などの詳細は「ホームページ制作にかかる費用の相場は?ページの種類・制作方法・依頼先別に紹介」で詳しく解説しているので、合わせてご確認ください。
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