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AIで声を作れる?|音声生成ソフトCoeFontについて解説

皆さんはAI音声をご存知ですか?

「ゆっくり」や「ずんだもん」といった機械音声が登場してかなりの時が経ちました。機械音声は発展を続け、今では単純な「機械で作った音声」ではなく、AIによって人の声を分析し、それを再現できるAI音声が数多く登場しています。

今回の記事では、そんなAI音声を扱うサービス、「CoeFont」について、使い方や特徴、料金プランについて解説します。是非最後まで見て下さい!

AICoeFontとは

CoeFontとは、株式会社CoeFontが提供しているサービスで、音声の合成や生成を行うAI音声プラットフォームです。クリエイターやビジネスユーザーが、ナレーションや音声素材の手にいれることができるサービスです。

10,000種類以上のAI音声が収録されており、中には「ひろゆき」さんや「後藤邑子」さんといった有名人も含まれています。また。自身の声収録し、これをAI音声として使用することもできます。

商用利用が可能、料金プランによってはクレジット表記も不要であり、多言語対応をしています。このAI音声は広告、ポッドキャスト、音声ガイドなどのコンテンツ制作・クリエイティブ活動に対して幅広い使い道があり、特に動画制作において活用される機会が近年急増しています。

CoeFontでできること

CoeFontは、AI音声プラットフォームとして以下のようなサービスが提供されています。

種類豊富なAI音声の利用

CoeFontには、アナウンサー声優、キャラクターといった幅広い種類の音声が10000種類ほど用意されています。これらはテンプレートとして、テキストを入力するだけですぐに使用し、英語、日本語、中国語などのさまざまな言語で喋らせることが出来ます。

オリジナルAI音声の生成

CoeFontで、自分の声を収録し、AI分析を行うことにより、自分の声をAI音声として登録することが出来ます。5分~程度の録音作業の後、自分の声がAIに登録され、以降テキストベースで喋らせることが出来ます。また、無料のプランではできませんが、すでに録音されている音声データからAI音声を収録することもできます。自分の声や登録した声がまるっと再現されてしまうのだから驚きです。なんと登録した音声は収益化することができ、利用料の70%が収入となります。

AIによるボイスチェンジャー機能

AIによるボイスチェンジャー機能は、すでに発せられている音声を様々な音に変化させます。自分の本当の音声を隠したり、声を面白くしたりと、エンターテイメント的な使い方があります。これはリアルタイムで使用することが可能で、配信コンテンツや通話などにに活用できます。

リアルタイム通訳

CoeFontでは「Cross-Language Meeting」という機能があり、これを使用することによってリアルタイムな通訳が可能になります。こちらも英語・日本語だけではなく複数の言語に対応しており、Coe Fontの提供する音声によって他言語に置き換えられた音声が生成されます。

 

これらの機能によりCoeFontの音声生成は動画制作、デジタル教材、配信、マーケティングといった様々なコンテンツ制作に活用することが出来ます。他言語対応ということもあり、国際的なコンテンツにも使用できることが魅力です。また、自分の声をAI音声として登録することによるセルフプロモーション、リアルタイム翻訳機能による国際的なコミュニケーションなど、使い道は多岐に渡るでしょう。

CoeFontの使い方

ここからはCoeFontの使い方を解説します。

CoeFontはWeb上で作動します。無料で簡単に試すだけなら、ローカル環境へのDL等は必要ありません。まずはこちらのCoeFontの公式サイトにアクセスします。

coefont

公式のサイトにアクセスしたら、アカウント登録を行いましょう。無料で始めるをクリックし、e-mailアドレスやパスワード等を設定します。このアカウントによってCoeFontへのログインが可能になります。GoogleやAppleのアカウントがあればこれを使ってログインすることも可能です。

 

ログインが完了するとCoeFontのホーム画面になります。

coe-2

この画面から様々な機能を使用することが出来ます。上記画像の「クイックアクション」より、左から順にリアルタイム通訳機能、AI音声の利用(Untitledのアイコン)、音声のAI登録機能、となっています。

ここでは、無料ですぐに試せる機能であるAI音声の利用について説明します。

coe-3

AI音声を利用する手順は非常に簡単で、

使用する音声を決める→喋らせたいテキストを入力→AI音声を生成して再生

となっています。声の高さやスピード、音量を調整することも可能で、長い文章はブロックとして区切ることが出来ます。生成した音声は音声ファイルとしてDLすることができ、これを様々なコンテンツに利用することが出来ます。ファイル形式は.mp3か.wavを選択することが出来ます。ただし、無料プランでAI音声を使用するには、使用するコンテンツに「Voiced by coefont.cloud」というクレジット表記が必要な点に注意してください。

CoeFontの料金プランについて

Coe Fontには3つの料金プランがあります。それぞれの料金と特徴について解説します。

料金プラン 料金 特徴
Freeプラン 無料 ・数種類のAI音声の利用

・AI音声の登録

・ボイスチェンジャー機能

Standardプラン ¥3.300/月 ・10,000種類以上のAI音声の利用

・プロジェクト作成/保存(無制限)

・クレジット表記不要

Plusプラン 要問い合わせ ・音声データからのAI音声の作成

・音声のAPI利用

・チームでの利用・管理

このように、Coe Fontはプランによって提供されるサービスが異なります。また、使用制限として、Freeプランではクレジット表記が必要で、Standardプランでは使用文字数に、毎月8万字の制限があります。個人での活動やお試しで使用するのであればFreeプランで足りるかもしれません。しかしもし、CoeFontをビジネスや実務の場に利用するのであれば、Standardプランが必要となってくるでしょう。

AI音声のメリット・デメリット

AI音声は機械音声をより進化させ、様々な音声を再現できる便利な技術ですが、これを利用することにへメリットとデメリットがあります。

メリット:音声のコストを削減できる

滑らかで聴き心地の良い音声、というのは誰でも出せるものではありません。これまで、音声が必要なコンテンツを制作するときはプロのナレーターや声優が必要でした。当然これにはコストがかかります。しかし、CoeFontを利用することでそのコストを簡略化することが可能となります。これにより、他の部分にコストをかけ、より質の高いコンテンツを制作できるようになります。

デメリット:抵抗感がある

AI音声がどれだけ進化し、どれだけ自然な発音をしても、「AIである」という事実は覆りません。これに対して抵抗感がある人は少なくないでしょう。また、声にはファンが存在します。その人声が好き、といった「人のファン層」を一切獲得できない、という点も注意が必要です。AI音声は、あらゆるコンテンツに使用できる反面、音声がメインの役割を果たすコンテンツには少々不向きかもしれません。

まとめ

今回の記事ではAIによる音声生成プラットフォーム「CoeFont」について、活用方法や始め方、料金プランなど幅広く解説しました。様々な種類のAIツールが開発される現代社会、音声にもAIを使えるようになりました。CoeFontは、AI音声を使って、自分で収録ができない人でもあらゆるコンテンツ制作が可能となる、非常に有用なサービスです。

是非、自身の取り組むクリエイティブ制作に試して見てください。

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