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Google検索の仕組み「RankBrain」とは?特徴や働きについても紹介します

SEO対策としてWebや書籍など、様々な情報を得ることができますが「書いてあることを実践してもあまり成果が出ない」と感じることはありませんか?SEOの手法を知って即実践することも大事ですが、検索エンジンの仕組みについて知ることも重要です。

今回はGoogle検索の仕組みの1つ「RankBrain」について説明します。Googleが求めているページについて知識を深め、結果的にユーザーにも喜ばれるWebサイトにしていきましょう。

RankBrainは、有益なページを提供するために役立っている

RankBrainとは、Google検索に導入されている仕組みの1つ。機械学習や分析機能を持っており、より高精度な情報をユーザーに提供するために導入されています。

特徴としては下記の3つが挙げられます。

  • 機械学習によるパターン分析で、検索意図(インテント)を理解する
  • 機械学習による行動分析で、インテントを満たすページを上位にする
  • 人工知能の機械学習で、アルゴリズムを自動でアップデートし続ける

こうした特徴を活かしてGoogleが公表している記事における「有益なページ」、つまり「多数のユーザーに評価されているサイト」をユーザーに提供することに貢献しています。

インテントについては、下記記事で詳しく紹介しています。
SEOに不可欠!重要視されている4つの検索意図(インテント)と必要な対応

RankBrainの3つの評価方法

RankBrainには3つの評価方法があり、ユーザーの役に立つ情報を提供する手助けをしています。それが下記の3つです。

  1. 行動分析
  2. サイテーション分析
  3. リンクグラフ分析

評価方法1 行動分析

1つ目に紹介するRankBrainの評価方法は行動分析。検索を起点とした行動の分析を行っています。
行動分析において重要な点は以下の3点ですが、いずれも「ユーザーがあるサイトに訪問した際の行動」を重視しています。

1.検索結果のクリック率の高低
通常よりもクリック率の高いリンクは、実際のユーザーが多く選択したリンク。そうしたリンクのパターンを解析し、よくクリックされる可能性の高いリンク先を上位に表示します。

2.コンバージョンにつながったかどうか
リンク先に移動したあとに、そこでのインテント(検索意図)による検索が終了、つまりコンバートしたリンクを上位に表示。

3.インテントが変化したかどうか
リンク先に移動したあとに、インテントが変化した(それまでのインテントに満足し別のインテントが生まれた)リンク先を上位に表示。

評価方法2 サイテーション分析

サイテーションとは「ウェブ上での言及(評価、クチコミ)」を意味します。リンクがなくても機能し、サイト名、ブランド名、店舗名や商品名、電話番号や住所、リンクではないURLの記述などが対象。サイテーション分析では主に2つの点が重要です。

1.量と時系列変化
サイテーションの量や、時系列変化での増加が競合よりも多ければプラスに評価。

2.サイテーションからのコンテクスト
ポジティブな文脈からのサイテーションは評価が高く、ネガティブな文脈からのサイテーションは評価が低くなります。

評価方法3 リンクグラフ分析

最近ではリンクの価値が相対的に減少しています。ただし政府発表や学術発表などのしっかりしたコンテンツからのリンクの価値は依然として高いまま。つまりリンクグラフは「重要性」や「権威性」を測る重要な指標です。

Google検索アルゴリズムを理解し、サイト運営を成功させましょう

Google検索は「RankBrain」の機械学習・分析によって「多数のユーザーに評価されているサイト」を見つけ、上位表示するようになりました。何を分析し、どのように評価しているのかもSEO対策として必要な知識です。

知識を得て、実際に対策を行いながら自社サイトにとってのSEOを考える。その結果ユーザーに喜ばれるサイトになるように日々情報収集も欠かさないようにしましょう。

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