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アパレル・ファッションのホームページ制作|デザイン参考事例13選!押さえるべきポイントを解説

アパレル・ファッションのホームページ制作

アパレル・ファッションブランドのホームページ制作・リニューアルを検討している方は、制作会社に依頼する前に「どんなホームページにしたいか」をイメージしておくことが大切です。

こちらの記事では、これまでに1,600社以上のホームページ制作・コンサルティングを手掛けてきた「ドコドア」のノウハウをもとに、ユーザー視点で魅力を感じるアパレル・ファッションブランドのホームページを厳選。各ブランドが訴求するイメージ・世界観に注目し、お手本にしたくなる11サイトをピックアップしました。

記事の後半では、成果を出せるホームページを作るために重要なポイントも解説しているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

クール・スタイリッシュを表現したアパレルのホームページ

はじめに紹介するのは、「クール」「スタイリッシュ」という印象を重視しているホームページです。こうした印象を表現する場合は、色数を抑え、シンプルですっきりとしたレイアウトでまとめる傾向があります。コンテンツは最小限に抑え、伝えたい情報を端的にユーザーに届けましょう。

参考にしたいホームページは、下記3つです。

  • R.SURFER
  • FABRIC TOKYO
  • ONWARD ADVANCED SYSTEM

R.SURFER

R.SURFER

引用元: R.SURFER

R.SURFER(アールドットサーファー)は、成熟した社会人としての品性と少年の遊び心を融合させた男性向けのアパレルブランド。天然素材を100%使いながらも、サイズ感やデザインにこだわった見た目の美しさも特徴です。

ホームページは、モノトーンで統一されたクールな世界観。しかしキャッチコピーや見出しに太めのゴシック体を取り入れることで、ブランドコンセプトである「遊び心」も演出しています。

コントラストやシャドーを強調した写真もクオリティーが高く、写真を主役にした構成がブランドイメージの訴求に効果を発揮しています。全ての要素がブランドの世界観にマッチした完成度の高いWebサイトです。

FABRIC TOKYO

FABRIC TOKYO

引用元:FABRIC TOKYO

ユーザーの価値観にフィットするオーダーメイドのビジネスウェアを届けているFABRIC TOKYO(ファブリックトーキョー)。高品質でデザイン性のオーダースーツでありながらも、若者でも利用しやすい価格帯で支持を集めています。

メインビジュアルは、日常を想起させる2人のビジネスパーソン。背景色を変えることで、それぞれのスタイルを際立たせています。また、テキストカラーを白、背景色を彩度の低い1色に統一することで、真っ先にスーツに目がいく工夫がされています。

サイト全体を通して細めのゴシック体を採用することで、トレンド感のあるスマートな印象に。白を基調としつつも、季節のカラーを効果的に使用することで、魅力的なWebサイトに仕上がっています。

ONWARD ADVANCED SYSTEM

引用元:ONWARD ADVANCED SYSTEM

ファッションブランド「23区」や「組曲」を手掛けるオンワード樫山が、特許技術を製法に採用し、高機能で自由度の高いファッションプロダクトを生み出すONWARD ADVANCED SYSTEM(オンワード・アドバンスド・システム)。

メインビジュアルには男女のモデルを起用することで、製品がジェンダーレスであることが直感的に伝わります。さらに、白・グレー・黒というシンプルな配色余白を生かしたレイアウトにより、動画や製品写真が際立つスタイリッシュなデザインに仕上がっています。

コラムでは、本ブランドを愛用しているスタイリストや雑誌の編集者が登場。各人のライフスタイルと共に、ブランドの世界観や技術力を訴求しています。つい読み込んでしまう見応えのある内容で、ターゲットの心をつかんでいます

ナチュラル・温かみのあるアパレルのホームページ

2番目に紹介するのは、「ナチュラル」「温かみ」を表現したホームページです。こうした印象を訴求したい場合は、ベーシックな色使いや写真のエフェクト方法に注目してみましょう。

参考にしたいホームページは、下記3つです。

  • NARU
  • 紬かけつぎ店
  • 株式会社寺田ニット

NARU

naru

引用元:NARU

創業1953年創業、大阪にある「南出メリヤス株式会社」が運営するファクトリーブランド・NARU。素材開発から企画、縫製まで自社工場で行い、高品質なアイテムを届けています。

こちらのサイトで印象的なのは、じんわりと動くアニメーション。Webサイトを閲覧しているユーザーの気持ちが和らぐような優しい動きで、ブランドの世界観と調和しています。柔らかな自然光とモデルのナチュラルな表情を生かしたビジュアルも魅力的ですよね。

白と黒の配色で文字の視認性も高く、読み手にストレスを与えません。快適な着心地を期待させる、ユーザー体験に優れたホームページといえるでしょう。

紬かけつぎ店

紬かけつぎ店

引用元:紬かけつぎ店

「紬かけつぎ店」は、服を修理する専門店です。穴が空いてしまったり、破れてしまったりした服を直すことで、新たな命を吹き込んでいます。

自社商品を販売しているのではなく、修理というサービスを提供しているため、写真ではなくイラストを採用。細めの黒い線で描く線画に、ベージュ一色で彩色することで、デザインの統一感を出しつつ、ユーザーのイメージを狭めない配慮がされているように感じます。

下層ページでは、具体的な事例も詳しく紹介されているので、「どんな時に、どのくらいの費用がかかるのか」という疑問も解消

スクロールすると、サイト上部からふわりと続いている糸を辿ってさまざまなコンテンツが登場する演出も秀逸で、お店の個性が光るWebサイトに仕上がっています。

株式会社寺田ニット

引用元:株式会社寺田ニット

1975年創業の、山梨にあるオリジナルブランドの製造販売やOEM/ODM事業を行う、株式会社寺田ニット。一度の編上げで極力裁断がなく製品を編み上げる、シームレスなニット製品を製造している点が特徴です。

こちらのサイトで印象的なのは、じんわりと動くアニメーション。一本の糸が環境、服、人を繋ぎキャッチコピーを視覚的に伝えてくれます。サイトで使用されている写真も日常生活の一場面を切り抜いたような温かみのあるものが選定されており親しみを感じられます。

また、MVのアニメーションのスキップボタンや、見たい項目への遷移がしやすい追従型メニューがあることで、ユーザービリティへの配慮もしっかりされています。

高級感・洗練・エレガントな印象のアパレルのホームページ

続いて紹介するのは、「高級感」「洗練」「エレガント」なイメージを表現したホームページです。アパレル・ファッションブランドのホームページは、お店の世界観を表現したデザイン性の高いものばかり。なかでも、世界的に愛されているハイブランドのホームページは、ブランドコンセプトをそのまま映したような個性あふれるデザインが施されています。

参考にしたいホームページは、下記2つです。

  • LOEWE
  • GLENROYAL

LOEWE

LOEWE

引用元:LOEWE

スペイン初のラグジュアリーブランド・LOEWE(ロエベ)のホームページは、ファッション誌のようなデザインが特徴。ファーストビューで飛び込んでくる大きなブランド名からは、自信が溢れ出しています。

背景は白で統一することで、製品の魅力を訴求。ディテールを感じられる美しい写真が整然と並び、高級感を演出しています。各製品に関しては、単体の切り抜き画像のほか、コンセプチュアルなイメージ写真や着用写真を挿入。デザインにこだわりながらも、ユーザーの「知りたい」に応える工夫が随所に盛り込まれていて、非常にユーザービリティの高いサイトです。

GLENROYAL

引用元:GLENROYAL

GLENROYAL(グレンロイヤル)は、スコットランドの中西部に拠点を置くレザーアイテムブランド。ハンドメイドで作る製品は、繊細かつ堅牢で、その品質の高さは折り紙付きです。

そんなGLENROYALのホームページは、メインビジュアルに動画を取り入れています。美しく豊かなスコットランドの大自然や伝統文化、職人の技術が光る製造風景が次々に映り出されることで、ブランドコンセプトをビジュアルで伝えているのです。

さらに、ユーザーに納得して選んでもらうために欠かせないコンテンツが充実。奥が深いレザーという素材の魅力からお手入れの方法まで、丁寧に紹介しています。読むほどにブランドやアイテムの価値が伝わり、購入への動機付けになるでしょう。

キュート・ポップを表現したアパレルのホームページ

続いて紹介するのは、「キュート」「ポップ」を表現したホームページ。若年層の女性をメインターゲットにしたブランドでは、カラフルな配色印象的なアニメーションを活用したデザインが好まれています。

参考にしたいホームページは、下記2つです。

  • Poika
  • gelato pique

Poika

Poika

引用元:Poika

Poikaは「子ども心を忘れない 大人も着られる子ども服」をコンセプトにしたファッションブランド。レースやアニマルモチーフ、ポップカラーを取り入れた可愛らしいアイテムを取り揃えています。

ブランドコンセプトを落とし込んだデザインは、ところどころに手書き風のイラストをあしらった絵本のような世界観写真を大きくダイナミックに使ったレイアウトで、見ていて楽しいWebサイトです。

基本のカラーは白×黒で、視認性は確保。余白や行間、フォント選びもセンスがよく、見やすさとデザイン性を兼ね備えています。

gelato pique

gelato pique

引用元:gelato pique

gelato piqueは、着心地とライフスタイルにこだわるルームウェアブランド。幅広い層の女性を中心に、根強い支持を集める人気ブランドです。

ブランドカラーである水色にややくすんだパステルカラーを組み合わせた配色はトレンド感満載。可愛らしい写真とイラストを上手く使い分け、ブランドコンセプトである「大人のデザート」の世界へユーザーを惹き込んでいます。

機能面では、メインビジュアルのすぐ下に検索ボックスやカテゴリー一覧を設置することで、ユーザーをアイテム詳細へスムーズに促しているのが特徴。ブランドのコンセプトページをサイト下部に配置した、すでに認知度の高いブランドならではの構成になっています。

 

カジュアル・親しみやすさを表現したアパレルのホームページ

最後に紹介するのは、「カジュアル」「親しみやすさ」を訴求しているホームページです。

参考にしたいホームページは、下記3つです。

  • ウイング
  • ABC-MART
  • holo shirts.

ウイング

ウイング

引用元:ウイング

ウイングはTシャツを中心とした衣服のプリントを専門に行っている職人集団です。個人や企業から依頼されるオリジナルTシャツの製作から、アパレルメーカーやセレクトショップ向けのOEM生産まで幅広く対応しています。

一つひとつの工程を職人の手作業で行っていることを伝えるため、メインビジュアルには製作の様子を採用プリントを想起させるインクのあしらいがサイト全体に施された楽しいデザインです。

一見わかりづらいプリントの種類による仕上がりの違いは、実際の写真付きで詳しく紹介。コンテンツが豊富で、依頼する前に知っておきたい情報が掲載されているユーザーに優しいサイトです。

ABC-MART

ABC-MART

引用元:ABC-MART

国内外に靴や衣料品の販売事業を展開している大手企業・ABC-MART。スニーカーからサンダル、革靴まで扱っているアイテムの幅は広いですが、ホームページのメインターゲットは、ストリートカルチャーを愛する若者に定めているようです。

一見シンプルに見えるデザインですが、靴を際立たせるために最適な配色やレイアウトを選択していたり、切り抜き画像の影を残してデザインのアクセントにしていたりと、細かい部分まで徹底したこだわりが感じられます。

また「Story」というコンテンツでは、おしゃれを楽しんでいる人やコーディネートを紹介。ファッションの重要な要素として靴を選んでいる人の履きこなしを不定期で更新し、何度でも訪れたくなるホームページにしています。

holo shirts.

引用元:holo shirts.

全国で開催されるオーダー会やオンラインでセミオーダーの形でシャツを制作する、holo shirts.。選べるディテールを絞ってシンプルにオーダーできるセミオーダーシャツの制作・販売を行っています。

こちらのサイトで印象的なのは、視点誘導をするミシン目のアニメーション。シャツを制作するのに使用するミシンをイメージしたアニメーションと実際の作業風景の写真が、温かみやオーダーひとつひとつに真摯に向き合う印象を受けます。

セミオーダーのため、オーダーの流れや費用感をサイト上で具体的に紹介することで注文前の疑問を解消し、問い合わせしやすくしています。また、journalの項目では記事が探しやすいようにカテゴリ検索や、月ごとの検索もできユーザービリティに優れたサイトになっています。

アパレル・ファッションのホームページ制作で大切な3つのポイント

アパレルブランドのホームページ製作のポイント

ここまで参考にしたいアパレル・ファッションブランドのホームページ事例を紹介してきました。

ここからは実際にホームページを作る上で、大切にしたいポイントを説明します。押さえるべきポイントは下記3つです。

  • ターゲット設定・分析をしっかり行う
  • ユーザーの利便性・体験を大切に
  • コツコツ運用してファンを作る

ターゲット設定・分析をしっかり行う

ブランドの魅力を効果的に訴求するためには、ターゲットを理解することがなにより肝心です。そのため、まずはブランドや製品を利用する顧客の中で、最も象徴となる利用者の人物モデル(=ペルソナ)を設定しましょう。

「20代男性」「40代〜50代の女性」といった幅のあるターゲット設定だけでなく、職業や年齢、家族構成といった細かい情報まで踏み込んで具体化することで、ユーザー視点が明確に。担当者間の認識を合わせるためにも効果的です。

ユーザーの利便性・体験を大切に

市場ニーズが「モノ」から「コト」へ移っている昨今。形ある商品の「保有」ではなく、購入で得られたモノやサービスによる「体験」に価値を置く傾向が強まっています。

こうしたトレンドの中で、ホームページでも顧客体験(=UX /ユーザーエクスペリエンス)に最適化されたデザインが重視されています。商品を購入するためのショッピングサイトとしての使いやすさはもちろんですが、店舗スタッフのリアルな口コミを入れたり、商品が手元に届いた時の生活の変化をイメージできるような写真を取り入れたりと、ユーザーの「知りたい」に応えるコンテンツ作りを心がけましょう。

コツコツ運用してファンを作る

ホームページは開設したらゴール、ではありません。商品情報の更新や売上管理、カスタマー対応に加え、定期的なメンテナンスが不可欠です。

加えて、最近ではホームページのメディア化でファンづくりに成功している例も少なくありません。身長別のスタッフが同じ商品を着用したイメージ動画を取り入れたり、会員だけが閲覧できる限定コンテンツを配信したりと、商品の魅力・価値をより強く訴求するためのコンテンツを考えましょう。

まとめ|アパレル・ファッションブランドのホームページ制作会社選びに迷ったら

アパレル・ファッションブランドにとってホームページは、ブランドのコンセプトや価値を訴求する上で欠かせない存在になっています。

今ではホームページを気軽に自作できるサービスもたくさんありますが、売上に貢献できるサイトにするためには、ユーザーを理解した設計と正しい分析・運用が不可欠です。そのため、ホームページを制作する場合は、Webマーケティングに精通している会社をパートナーに選びましょう。

弊社ドコドアでは、これまでに1,600社以上のホームページを制作してきました。その経験から得たWebマーケティングの知識やSEO対策のノウハウを活用して、各ブランド・店舗に合わせた提案をいたします。また、購入率アップやファン作りに効果的なスマホアプリの制作にも対応しているので、まずは目的やイメージを聞かせてください。

見た目が美しいのはもちろん、ユーザーに正しく伝わるデザイン・導線で、貴社の想いを届けましょう。

アパレル・ファッションブランドのホームページ制作を検討されている方は、ぜひ一度ドコドアにご相談ください。

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https://docodoor.co.jp/design/

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