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12月16日全体会議「まず行動して不確実性に慣れよう」

今週の全体会議の模様です。全体会議は個人やチームで抱えている情報や学んだことを共有します。

小話「何から学ぶべきかを目的に合わせて選択する」

今週の小話です。

『プログラミング言語図鑑』(増井敏克、2017)

コーダーの佐藤が紹介した書籍は『プログラミング言語図鑑』(増井敏克、2017)
この本を手にとった理由として、プログラミングを学ぶにあたって、何から学べばいいのか悩んだためと説明しました。
今回、佐藤が紹介した書籍のポイントは以下3点です。

  • 目的にあったプログラミング言語が分かる
  • プログラミング言語の特徴をイラスト付きで紹介している
  • プログラミング言語を学びたいが、どの言語を学ぶか迷っている方向け

『入社2年目のインバスケット思考~一生ものの仕事の進め方~』(鳥原隆志、2011)

経営企画室の塩手が紹介した書籍は『入社2年目のインバスケット思考~一生ものの仕事の進め方~』(鳥原隆志、2011)
自身が入社2年目であり、タイトルの「入社2年目の」という文言に惹かれて読みました。
塩手が紹介したポイントは以下3点です。

  • インバスケット思考の特徴が分かる
  • クイズ感覚で仕事における問題解決方法が分かる
  • 入社2年目に限らず、仕事を進める上で役立つ

『本気で変わりたい人の行動イノベーション』(大平信孝、2014)

プロデューサーの陣谷が紹介した書籍は『本気で変わりたい人の行動イノベーション』(大平信孝、2014)
今の仕事の進め方のヒントを得るため読みました。
陣谷が紹介したポイント3点は以下の通りです。

  • 物事をポジティブに捉える意識改革
  • 忘れがちなことほど日常に結びつけてルーティン化する
  • 意識と行動をから、業務の進め方を変える方法を学べる

講話「まず行動、そして不確実性に慣れよう」

今週の講話で代表の本間はイノベーションとPDCAの違いについて話しました。

DAPの役割

DAP(ドコドア:アクセラレーター・プログラム)が発足しました。これは起業を考えている大学生向けのプログラムです。

「アクセラレーターは、起業したてでまだ成功するかどうかわからない時期、通称Death Vally(デス・バレー)を乗り越えるため、並走して助けてあげることが役割です。ドコドアでは大きく成長してから行おうと思っていましたが、まずは起業を考えている、イノベーションを起こそうとしている優秀な大学生向けに始めました。」

イノベーションの地域遍在性

「ちなみにイノベーションは『技術革新』と訳されますが、これは誤訳。本来は『革新』や『新機軸』など、これまでの概念にはない新しいものを生み出す意味を持ちます。」

「なぜこのようなプログラムをやり始めたのか、それはイノベーションが特定の地域でしか起こらないことが一要因です。アメリカでいえば、ボストン周辺の『ルート128』、そして『シリコンバレー』に優秀な頭脳が集まって成長しました。特にシリコンバレーではFACEBOOKやGoogleといった、今世界を席巻している企業が生まれています。」

つまり時代を創るイノベーターは特定の地域からしか生まれていないのです。このことからDAPも目先の成功より、コミュニティ創りから始め、優秀な人が集まるようにしていきます。」

イノベーションの必要性

「では企業にイノベーションが必要なのか。これはデータや事例を見ると必要であることが示されています。表には事業転換した会社、事業を多角化した会社、変化しなかった会社が比較されていますが、売上・利益・社員増加率どれを見ても、事業転換した会社がうまくいっています。ユニクロやスノーピーク、ハードオフといった企業も事業転換して成功した企業です。」

イノベーションはPDCAの先にはない

「イノベーションはどう起こせばいいのか。PDCAを回して改善を続けた先に、イノベーションがあるでしょうか。答えはNOです。」

「例えば、馬車を作っていた人たちがPDCAを回して改善した先に、蒸気機関車を作れますか?やはり今までの制度や組織を捨てきることができないため、イノベーションは起こりません。これまで築いてきたものを一度捨てて、まったく新しい新機軸を作ることでイノベーションが起こせるのです。

イノベーションとPDCAの違いを理解し、まずは行動しよう

「今の時代、未来は不鮮明・不確実になってきました。この時代に私達はなにをすべきなのか。成功した起業家を研究したSaras Sarasvathyさんによると、未来は予測不可能で目的が不明瞭だからこそ、まずは行動して、結果をデザインすることが重要だとわかっています。」

「成功している企業と同じことをしても、同様にうまくはいきません。まず私達がすべきは不確実性に慣れること。そして仮設を立て、失敗したら検証する。成功はしない前提で動いていくことです。

「ただし、今話したのはPDCAのやり方です。これまで説明したようにPDCAを回し続けてもイノベーションは起こらない。このことを理解しつつ、まずは行動と改善を行っていくようにしましょう。」

所感「挑戦と改善」

ドコドアの行動指針であるdocodoorWayにもあるように、「PDCA」という言葉は業務を進める上でよく使っています。「PDCA」と「イノベーション」の違いを理解した上で、ドコドアの社員として、目先の業務だけでなくもっと社会全体を見て考え、行動しなければならないと感じました。

今年度、ドコドアではアプリ開発事業「アプリモ」と、「ドコドアアクセラレータープログラム:DAP」の2つが新たな事業として立ち上がりました。
これらの挑戦と改善を行うことで、ドコドアのミッションが達成されるよう日々の業務に励んでいきます!
今週もよろしくお願いいたします。

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